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美男美女の青春謳歌【ホラー映画を毎日観る人】(288日目) 「カラダ探し」

「カラダ探し」(2022)
羽住英一郎監督

◆あらすじ
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7月5日、些細なことから女子グループから仲間外れにされてはいるものの森崎明日香はその日もいつも通りの高校生活を送っていた。しかし校舎裏で見知らぬ少女から「私の体、探して」と言われたことが妙に引っかかる。深夜0時、気づくと明日香は学校にいた。他にも数名クラスメイトがおり、皆共通してあの少女に話しかけられていた。状況もわからぬまま彼らは学校を探索するがそこへ突如血まみれの少女“赤い人”が現れ、全員惨殺されてしまう。明日香が目を覚ますとそこはベットの中。日付は7月5日のままだった。
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公式サイト↓

これは30代以上には中々にヘビーな作品でした。
キラキラし過ぎて胸焼けします。
もちろん作品に罪はありません。自分が30代なのが悪いです。

主演の橋本環奈さんをはじめ、前田郷敦さん、山本舞香さん、横田真悠さん、神尾楓珠さん、醍醐虎汰朗さんと今をときめく人気若手俳優が勢揃いしています。ホラー映画ではありますが完全に10〜20代の方向けだと思います。

体を集め終わるまで永遠にループする7月5日に巻き込まれた男女6人。ボッチ、人気者、委員長、オタク、ギャル、引きこもりと今までほとんど関わることもなかった6人が協力し運命共同体として“赤い女”に立ち向かいます。

橋本環奈がクラスでハブられるって
ちょっと無理があるような気もします。

その過程を通して仲が深まりめちゃめちゃ青春します。それはもう見てるこちらが恥ずかしくなるくらいめちゃめちゃ青春します。スイーツも食べるし、海にも行くし、そこでヤンキーに絡まれたら水鉄砲で立ち向かったり、皆で笑いながら逃げたり、恋愛したり、キスしたりともう本当にお腹いっぱいです。

こんな高校生活送ってみたかったですね。

どちらかというと青春と恋愛がこの作品のメインで“赤い女”はそのスパイスというか引き立て役くらいの存在です。予告でも「最高の青春が始まる」って言っちゃってますし。
一応ビジュアル的には全身血まみれで目が無くて不気味な人形を持っており怖いです。そして第二形態では大きくなります。暗がりの中だと中々に怖いんですけど明るい場所だとチープ感が出てしまい、中に人が入っているのが丸わかりで少し残念でした。

これは第一形態です。
ブリッジウォークも披露してくれます。

しかしこの怪物に美男美女が立ち向かうその姿は非常に美しく、柱にくくりつけるために鎖を持って怪物の周りをぐるぐる回り躍動する前田郷敦さんは必見です。
エンディングで皆が海をバックにジャンプしている写真があります。これも必見です。

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