見出し画像

なんとか数(すう)ばっかりやん!!!

小話

最近、知人(プログラミングやったことがない)が「pythonをやりたい」と言い出したので、無言で「独学プログラマー 」の本を渡しました。
ちょこちょこと質問が来るのですが、質問の1つとして、

「変数とか関数の引数で、”文字”を扱うにはどうしたらいいの?」

と来ました。
「・・・え?変数に文字列入れたらいいんやで?」と思ったのですが、よくよく聞くと、

「○数」って用語がたくさんあるよね、今、最初の方の章なので「数値」を取り扱うだけのことを学んでいるのかと思っていたら、章の最後の問題で「引数で文字をもらって」という問題が出てきて・・・
「え?文字を扱えるの?」と突然のことで困惑してる・・・

とのことでした。

問題

言われてみれば、誰が最初に訳したのか知らないですが、たしかに
「なんとか数(すう)ばっかりやん」
ですね・・・

言葉と役割が合っていない。だから、頭に入ってこない。

これって、はじめてプログラミングをする方にとっては「あるある」なんだろうなー(+問題を言語化できなくて質問できない)と気づきました。


英語もおぼえちゃいましょう

数値、変数、定数、関数、引数・・・「かず」しか扱えないものだと勘違い・・・
英語でおぼえた方が明確に意味がわかります。
英単語でも覚えちゃいましょう!
どっちみち将来、英語のドキュメントを読むことになり使いますからね。

以下、用語と英語です。プログラムとしての書き方は JavaScriptでの使用方法を記載しています。言語によって使用方法は違うかもしれませんが、どの言語でも必ず出てくる概念・用語です。
覚えてしまいましょう!

数値 (すうち)

Number (ナンバー)

 値の種類の1つ。計算できる数のこと。
単なる数値の変数は num にしたりします。
(ちなみに文字は String という値の種類です。) 

変数 (へんすう)

Variable (バリアブル)

値の変更ができる記憶場所
letで宣言します。
(じつは varでも宣言できます。このvarは...)

定数 (ていすう)

Constant (コンスタント)

固定の値
constで宣言(そのまんまですね。)
(varでの宣言だと「変えられる値」と「固定値」の切り分けができないので、letとconstに宣言が分けられました。)

関数 (かんすう)

Function (ファンクション)

Procedure (プロシージャー)

処理のまとめ
Function(機能) 、Procedure(手続き)は、どちらもまとまった処理のこと。
どちらもfunctionで宣言し、returnの有無で見分けます。

引数 (ひきすう)

Argument (アーギュメント )

処理のまとめを呼び出す時に、呼び出し側から処理のまとめに引き渡す値
function宣言の()内で指定。
Parameter (パラメーター) と言うことあるかも。

以上です。
いかがでしたか?
英語では数値以外に「Number」なんて、どこにも入ってないですよね!?
なぜ、日本語では「数」まみれなんでしょうね・・・😤
(そんな困った感情も、記憶の鍵として役立ててください^^)

少しでもプログラミング学習のお役に立てれば幸いです!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?