えるぼすけ@暮らしを愉しむ人

踊りと旅、縫うこと、身近な手仕事をライフワークとする。お金をかけず、豊かに暮らしを彩る…

えるぼすけ@暮らしを愉しむ人

踊りと旅、縫うこと、身近な手仕事をライフワークとする。お金をかけず、豊かに暮らしを彩る知恵や工夫を追求し、ふと思うこと、たわいもない事を綴ってます。集団よりも1人でぼっーとする事を好む性質。「頭でなく、心で感じる」生き方を実践中。

最近の記事

ハギレでもちょっとした手間で服になる(パッチワークの要領でブラウスになりました)

先日知り合いから譲り受けたハギレたち。 一枚づつ見てみると、様々な形の布。 長さや大きさも様々で、小さいものは10cm四方のものまで。 さてこれをどう生かすか…。 何が作れるのか…、頭で構想巡らす時も楽しい。 先ずは汚れを落として、綺麗に洗ってアイロンがけ。 そしてA4サイズの厚紙を基本に同じ大きさに布を切り分ける作業。 A4の縦半分や横半分など、3パターンに。 同じ大きさ同士をつなげて、反物幅につなげていく。 ここでは柄を見てバランスも考える。 ある程度つ

    • 手縫いでちくちく針仕事(ストール)

      昨日は少しの時間で、頂きものの布をはぎ合わせてショールを作った。 作るといっても、短い布をつないで、端を折り込んで処理しただけの簡単なもの。 ありあわせの布もつなげるだけで、立派なショールに。 手縫いはひと針ひと針の作業で、手間と時間はかかるが、 それ以上にいろんな良いことがある。 先ず、リラックスできる。 そして、出来上がりも縫い目が柔らかいのでアタリが少なくて、風合いが優しくなじみもよい。 特に柔らかい木綿の布を扱えば、針の通りもよくて、縫いやすい。 せわ

      • 37歳でメキシコに留学をしてみて思ったこと

        留学をするなら若いうち、と考える人が多いだろうが、 私はある程度日本の社会を経験した大人になってからでもいいと思っている。 若い時に留学の夢が果たせなかったと悔やむ方がいたら、是非安心して欲しい。 そして、今目の前のことに全力投球したらよいと言いたい。 今やっていることが自分のやりたいことと一見関係ないとおもえても、全てに無駄なことは一つもないから。 私は日本で殆ど独学に近い形でスペイン語を学び、実践の場として日本人のいないメキシコの郊外の地を選んだ。 その時はた

        • 手仕事(和綴じのノート)

          私はノート類が好きで、文房具屋さんなどに行くと必ずノート類をながめてしまう。 特に和紙で作られた友禅の折り紙、千代紙、包装紙などを見るとうれしくなる。 先日も鳩居堂へ行き、しばらく店内を見回してみると素敵な和綴じのノートを発見。 いいお値段のものばかりで、手が出ないかった。 早速教えてくれるところを探し、体験してみることになった。 色々な綴じ方があるようだが、先ずは基本の形で2冊作成。 翌日自宅でも復習用のキットで2冊作ってみた。 完成品がこちら↓ 早速夫や母

        ハギレでもちょっとした手間で服になる(パッチワークの要領でブラウスになりました)

        マガジン

        • 織物
          0本

        記事

          50歳を前にした決断

          私は48歳になりたての時、風邪やインフルエンザなど立て続けにかかった時期があった。 それまで大した病気にかかることもなく過ごしていたから、その時は少々落ち込んだ。 寝返りするのもつらく、兎にも角にも何も出来ず寝ているしかない日々。 出来ることは、図書館にリクエストしていた大量の本を夫に引き取りに行ってもらい、寝ながら本を読みあさることくらい。 そんな中考えたのは、人生後半戦をどう生きるか。 考えごとをするには、その寝たきりの日々は、時間というプレゼントを神さまが与え

          ダラブッカ初挑戦

          ベリーダンスといえば、中東音楽。 ある日を境に急に太鼓のリズムが知りたいと思うようになった。 今までベリーダンスをやっていても、どうも中東音楽に耳馴染みがなく、面白さを感じられなかったのだ。 だが、リズムを意識し始めるようになると、聴こえ方が明らかにかわってきた。 1曲の中でも様々に変化するリズム。 是非あの太鼓を一度叩いてみたいと思い、あちこち調べてみた。 そして、ありがたいことにその1週間後にその思いが叶った。 バチは使わず、手のひらだけで楽器の部位を叩き分

          既製品でもほんの一手間で、自分の好みに

          ネットで注文し、届いてみると、少し色のイメージが違うなと感じる時に私がおこなう事の一つ。 それは「染める」こと。 気に入るモノがなければ、自分で作るか気に入るまで何度も手を加えてみる。 今回チャレンジしたのは、 ダンスの小道具で使うファンベール。 染め上がりはこちら↓ 寒色系で綺麗なものではあったが、半分くらいが白色で少々寂しく感じたので、水色部分にゴールドをかけて緑色から金色のグラデーションに仕上がった。 自分でもなかなかの仕上がりに満足。 ついでに、この大切

          既製品でもほんの一手間で、自分の好みに

          大好きな麻柄の着物をブラウスにリメイク

          以前、譲り受けた大島の2部式の着物。 巻きスカートは単独で様々なトップスと合わせやすいのだが、上下での出番がなかった。 気に入っている柄なので、今回は2部式のトップスを別の形にリメイクをすることにした。 早速トップスをほどく作業からスタート。 ニッパーで布に穴を開けないように気をつけ、ほどき終わったら軽く手洗いして陰干し。 この日は曇り空だったのでバッチリの天候。 お洗濯にはかんかん照りは気持ち良いのだが、私のように染めや着物を干すには曇り空がありがたい。 半乾

          大好きな麻柄の着物をブラウスにリメイク

          手仕事(カゴ編み)

          今年、2024年にやってみたいことの一つにカゴ編みがある。 先日は早速、花屋さんで花カゴに挑戦。 今回は、丸型六つ目カゴに挑戦! 始めは少々戸惑ったが、次第に要領を掴めると作業ものってくるのが、手仕事の愉しいところ。 朝の10時から午後3時までの作業で完成したのがこちら。 綺麗な均等の六角形や、全体の丸型をキープするための力加減やしめ加減は少々難しいが、きっと二つ目、三つ目と作ればもっと上手くなるのだろう。 手仕事は、機械が作るのと違い、人間の手で生み出すのだから

          手仕事(わらじ編)

          昨日はわらじ作りに初挑戦。 藁を木槌で打って柔らかくするところから教えていただいた。 乾燥したままだと硬く、折れやすいとの事で、全体に霧吹きをして馴染ませた後木槌で打つ作業。 木槌の重みで、なかなか骨のいる作業。 その後、藁でよった縄芯を足の親指に引っ掛けて編み始める。 半日かかっての完成品がこちら 藁の素朴な香りに包まれての屋外作業は気持ちよかった。 ただ、あぐら座での作業は慣れない私には少々難儀ではありつつも、昔の人の暮らしを一つ垣間見るよい経験をさせていた

          帯トートバッグを作りました

          以前、帯結びの練習にと購入していた金糸の帯。 今後も出番がなさそうなので、この際リメイクすることにしました。 表は帯のクリーム色無地をメインにし、ポッケットは派手な柄面を当ててみました。 内側はキラキラ。 完成品がこちら↓ 帯芯はそのまま利用し、ハリはありつつ、意外と軽くてなかなかの仕上がり。 ただ、我が家は家庭用ミシンの為、重なりの部分はハンドル手回しでやっとの状態でした。 何とか完成させて、午後の母との待ち合わせにも間に合い、早速持って出かけられたのは良かった

          帯トートバッグを作りました

          着なくなった服をダンスウェアにリメイク

          以前はよく着ていたものが、久しぶりに着たらしっくりこなくなっていた。 色や手触りは気に入っていたので、ハサミを入れて生地にしておいた。 アイデアが湧くまでそのまま熟成。 今朝急に思い立ち、一気に仕上げた。 完成品がこちら↓ 下にスパッツを穿く事が前提なので、左右に深いスリットを入れて動きやすくした。 そして、まだ残布が少しばかりあったので、つなぎ合わせてウェスト周りの飾りベルトも作成。 ついでに、布端の残布もつないで紐にし、リボンや首飾りにした。 今日も使われ

          着なくなった服をダンスウェアにリメイク

          子供時代のウールのアンサンブルを今の私用の着物に作り替え。

          昔、和裁の得意な祖母が子供の私に作ってくれた着物のアンサンブル。 黄色の地色は町娘風で、私は大のお気に入りだった。 一度も袖を通す機会のないまま時が流れた。 引越しの度にも離さず持っていたアンサンブル。 ある日、肩や内揚げなど全てをほどいて羽織ってみた。 無理すれば着ることは出来そうだが、せっかくなので今の私が着れる身丈に作り替えてみようと思い、 試行錯誤を繰り返した結果、 やっと完成したのがこちら↓ そして羽織の残布からエプロンとたすき、そして細かなハギレを

          子供時代のウールのアンサンブルを今の私用の着物に作り替え。

          50数年生きて、自分の「からだ」の取り扱いがわかってきた

          意外とわかっていない自分のカラダ。 世間で溢れるカラダによいと言われている食べ物や健康法…。 一生懸命取り入れていても、実は自分にあってないものって結構ある。 私の場合小麦が合わないのか、しばらくやめてみたことがある。 また、ここのバゲットは平気でも、ここのバゲットは食べるとお腹が膨らんでしまうとか。 だから、今は合うパン屋さんのものだけを少しだけ週末の朝に頂くのみ。 運動が大好きな私だが、 スタジオプログラムは楽しいけど、意外と、人と同じカウントと回数をやること

          50数年生きて、自分の「からだ」の取り扱いがわかってきた

          朝を迎えられるのは、やり直しのチャンスを頂いているから

          まだ咳き込みはあるものの、1日ごとにコロナからの回復の兆しが見え、有難い朝を迎えられた。 ようやく朝の床掃除も出来るようになり、少しずつ病床で濁っていた心の曇りも磨かれていくようだ。 朝をこうして迎えられるのは、 昨日の出来なかったこと、 思い残したことを、 もう一度仕切り直すためのチャンスを神さまから与えられているのではないか、と思った。 この世にいる人に完璧はない。 昨日より少しでもマシな人間になるために、今日という一日を授けてもらっているのではないか。 昨日の

          朝を迎えられるのは、やり直しのチャンスを頂いているから

          私は、コロナには罹らないと思っていたという錯覚

          この3年の間、コロナには罹らず、今に至っていた。 そして、おそらくこれからも罹ることはないと、どこかでたかをくくっていたのかもしれない。 それが、家人を通して感染し、あっという間に発熱。 日頃それなりに食や身体には気をつけ、免疫も高いつもりでいた。 睡眠も問題なかった。 でも、「なるものはなるのだ!」と、痛感した。 あとは症状の差だけなのだろう。 現在は発症から3日が過ぎ、どうやら峠は越えたようだ。 高熱が出るとは、こんなに辛いもの、とあまりの久々の感覚に、今

          私は、コロナには罹らないと思っていたという錯覚