WBC 決勝トーナメント感想

前書き


3大会ぶりの世界一!!!!

感想言う前に言っちゃいます!!

侍ジャパン優勝おめでとう!!

09年以来3大会ぶりの世界一!!

それでは、決勝トーナメント

振り返っていきましょう!!


準々決勝


キューバ🇨🇺 vs オーストラリア🇦🇺

NPB経験者が1/3を占めるキューバが

勝ちました。先発した中日ドラゴンズの

ジャリエル・ロドリゲスが5四球と

乱調気味でしたが、何とか後のリリーフ陣が

踏ん張りました。

(8回 モイネロ→
9回 ライデル・マルティネスは打てんわ…)


以前の予選感想でも書きましたが、

この大会を通じて言える

「投手陣の弱いところは負ける」

証明したような試合でもありました。

また、キューバは2006年第1回大会の準優勝

以来の進出となり、かつての野球大国が復活の

狼煙をあげてくれたことは、一野球ファン

としては、とても嬉しいことでした。


日本🇯🇵 vs イタリア🇮🇹

日本戦は、多くの人が見ているので

予選同様そんな書きません笑。

「本気で投げるオオタニサン怖い」

5回にピンチで降板した後に投げた

伊藤大海投手の火消しはお見事でした。

2015年のプレミア12 準決勝の韓国戦の

トラウマだったり、メジャーワーストレベルの

エンゼルスの中継ぎ陣に勝ち星を消される

シーンをよく見ているので、

一番ほっとしました笑。

この試合で、小指を骨折していた源田選手が

スタメン出場したのには、私も驚きましたし、

皆さんも驚かれていたいましたね。

Amazon Primeで解説をしていた昨年まで

西武で監督を務めていた辻発彦さんによると、

こんな話があったそうです。辻さん自身も

現役時代は、内野の名手でしたからこそ

分かる話なのかもしれません。

ただ、準決勝も決勝も無難に守備を

こなしていたのは、さすがでした。

(シーズン大丈夫かな…)

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メキシコ🇲🇽 vs プエルトリコ🇵🇷

魔術師 ハビエア・バイエズ選手のホームラン

などでメキシコの絶対的エースの

フリオ・ウリーアス投手を打ち崩すも…

接戦にはなりましたが、クローザーの

エドウィン・ディアス投手が離脱した

プエルトリコにはやはり不利な展開に

なりました。

投手陣が元々不安でしたが、絶対的な抑えが

いなくなり、安定していたのが、

弟のアレクシス・ディアス投手くらいしか

おらず、その弟が打たれてしまったので、

あえなく敗退してしまいました。

短期決戦の鬼…(n回目)


アメリカ🇺🇸 vs ベネズエラ🇻🇪

どっちが勝ってもおかしくない試合でした。

ベネズエラは、優勝候補のドミニカ共和国と

プエルトリコを撃破しているチームなので、

接戦になることは必須でした。

アメリカは3点を先制しますが、

昨年のア・リーグ首位打者のルイス・アラエズ

選手に2本のホームランを打たれるなど7失点。

しかし…

(トレイ・ターナー…なんやこれ…)

2021年のナ・リーグ首位打者

トレイ・ターナー選手の逆転満塁ホームランで

逆転に成功。

しかし、ここも決め手は投手陣でした。

ベネズエラの不安はリリーフ陣だったので、

そこをやられた形になりました。アメリカは、

先発のランス・リン投手と

2番手のダニエル・バード投手(*ロッキーズの

抑え。今大会ずっと調子悪かったのは

気になりますが…)こそ打たれましたが、

後の中継ぎが踏ん張りました。

アメリカ vs ベネズエラ戦時のアメリカのTwitterのトレンド

今大会は、過去にないくらいアメリカでも

盛り上がっていました。予選グループDと

決勝トーナメントの開催地である

ローンデポパークは、メジャーワーストの

集客の球場でお馴染みの球場でしたが、

いつもガラガラの球場の客席が埋まり、

全てチケット完売になっている状況には、

とても驚きました。

WBCの重要度が段々と広まっているので

しょうか。それだと嬉しいですね。


準決勝

アメリカ🇺🇸 vs キューバ🇨🇺

(トレイ・ターナー暴力!!)

明らかに戦力層に差がありすぎたので、

アメリカが勝つのは大方が予想していました。

それにしても、ターナー…

キューバも12安打を打ちましたが、

なかなか次の一打が出ず、残塁の山でした。

韓国が日本に対して、政治的な煽りを

かけてくるのはもはやお馴染みの光景ですが、

この試合でこんな場面がありました。

中日ドラゴンズに所属する

フランク・アルバレス投手に対して、

おそらくアメリカ人であろう観客が、

キューバ政府に対するヘイトを吐きました。

アルバレス投手に言ったところで

仕方ないのですが…

皆さんは、中学校や高等学校の社会科で

アメリカとキューバが1962年にキューバ危機で

対立するなど、過去に一触即発の自体に

なりかけた過去があると習ったと思います。

今でこそアメリカとキューバは国交正常化を

していますが、資本主義国 vs 社会主義国で

対立した過去の影響も少なからず

あるんでしょうね…

予選感想の方でも少し触れましたが、

キューバは大会が終わる事に毎回亡命選手が

出ることでお馴染みでしたが、

残念ながら今大会も出てしました…


日本🇯🇵 vs メキシコ🇲🇽

これまでの対戦相手とは、

2段階くらいレベルの上がったメキシコ。

最後の最後まで手強かったですね…

佐々木朗希 速すぎイイイイイイイイ!!!!

日本の相手に立ちふさがる短期決戦の鬼

ランディ・アロサレーナ選手

メジャーリーグを見ている側からすると

そういう運命なんでしょうねって

思ってしまいます笑笑。

正尚あああああああああああ!!!!!(絶叫)

この起死回生のホームランで、2017年に

オランダのウラディミール・バレンティン選手

が記録した1大会の打点記録を更新しました。

スゴオオオオオオオオオイ

村神様ああああああああああああ!!!(絶叫)

それまでに投げていた湯浅京己投手と

大勢投手が、ちゃんと抑えてくれたのも

大きかったです。

予選感想にもメキシコは先発陣は強力ですが、

不安な中継ぎ陣を打ち崩すしかないと

書きました。

まさに、その通りになってしまいました。

話題にもなった一塁ランナーの周東右京選手の

速すぎるベースランニング。

10秒で帰ってきたそうです…笑

ここまで、ワンサイドゲームばかりで

あまり目立つ場面がありませんでした。

あの打球を処理したセンターの

ポジショニングも問題なかったのに、 

普通に帰ってきたので、あれは周東選手

じゃないと無理だなと思いました。

珍プレー好プレー大賞? 
「ブルペンの入り口が分からない髙橋宏斗」

決勝

日本🇯🇵 vs アメリカ🇺🇸

前回大会の雪辱を果たす時がやってきました。

(トレイ・ターナー…もうええて…)

これで、2009年の李承燁選手が記録した

1大会の最多本塁打記録に並びました。

生き返ったぞ村神様ああああああ!!!(絶叫)

岡本おおおおおおおおおおおおお!!!(絶叫)

中継ぎ陣も素晴らしい!!

(アメリカではフォークボールという表現は

ほとんど使われないので、今は全部スプリット

の扱いになります)

これに関しては仕方ないですね。

ダルビッシュ有投手は、去年のポストシーズン

でもこのカイル・シュワーバー選手に

特大ホームランを打たれています。

ファウルの時のスイングから見てもどうしても

タイミングが合ってしまうのでしょう。

やったああああああああああああ!!!(絶叫)

私自身2009年の世界一は見ていましたが、

メジャーリーグを見ているようになってから

見る世界一はまた違った喜びでした。

最高打者のマイク・トラウト選手と

最高選手の大谷翔平選手の対戦は、

間違いなく今世紀最高の対戦でしょう。

(全球ハイライトver.)

ちなみにウイニングショットは、

なかなか殺人スライダーでした…笑笑

個人的には吉田正尚選手かと思いましたが、

大谷翔平選手でした。

シーズンMVPとWBCのMVP…

あとは、ワールドチャンピオンのリングと

サイ・ヤング賞くらいしか彼が取るものは、

残ってないのではないでしょうか笑笑。

いえええええええええええええい!!!(絶叫)

アフタートーク

優勝決定後

WBCのベストナイン。

日本からは、大谷翔平選手と吉田正尚選手が

選ばれています。

大谷翔平選手は、投手とDHの2部門です。

コミッショナーは、お怒りなのでしょうか…笑

アメリカの今回の敗因は、先発陣でしょう。

ただ、準々決勝で先発した

アダム・ウェインライト投手、

準決勝で先発したランス・リン投手だったら、

こんな試合展開になったとは考えにくかった

とは思います。

しかし、各球団のエースが真っ先に

辞退したり、一旦は代表に入った

サイ・ヤング賞3回の左腕

クレイトン・カーショー投手のように

保険会社との問題で出れなかったりした

ことで、ウェインライト投手以外は、

少しランクダウンした先発陣になって

しまいました。

「舐めたことしてるから負けたんじゃ!!」

って言いたくなるのも分からないことは

ないです笑。

ただ、野手はスーパースターを集めて負けた

ので、アメリカがより本気になって戦いにくる

刺激剤になれば、今大会の日本の優勝は大きな

意味を持つのではないでしょうか。

・ジャスティン・バーランダー投手

・マックス・シャーザー投手

・マックス・フリード投手

・ゲリット・コール投手

などがいるアメリカ代表も見たいですけど…笑

優勝記念グッズの販売も始まったそうです。

【WBC】ヌートバー独占手記「日本人としての誇り」栗山監督の手紙と大谷翔平に学んだ事 - WBC2023 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

Nooooooooooooonoooooooooooot!!!!!!!(絶叫)

衛藤美彩おめでとう(白目)

クレーム

今回の大会でクレームをつけるならば、

「マスコミ含めて報道する側が
対戦相手国の選手のことを知らなさすぎる」

です。報道番組などでWBCのことを取り上げて

報道していましたが、あまりにも対戦相手国の

選手のことが紹介されていないため、

どんな投手なのか、どんな野手なのか、

普段メジャーリーグを見ない人には非常に

分かりにくいケースが多かったのが残念

でした。少しでも選手のことに触れるだけでも

対戦が楽しみといった場面が増えるはずだった

のにも関わらず残念なところではありました。

報道番組なら放送時間の問題もあるかも

しれませんが、せめて試合解説には

メジャーリーグに精通しているAKI猪瀬さんや

カリブ地域の野球に詳しい森繁和さんを

地上波放送でも呼んでほしかったです。

選手紹介のところに2年連想2桁勝利とだけ

書かれても何にも分かりません。

今後の国際大会

・11月のアジアチャンピオンシップシリーズ
・来年のプレミア12
・3年後のWBC

です。

2025年には、

日本でMLBの公式戦も行われるらしいので、

それも楽しみですね。

それまでには、ある程度打てて守れる

ショートとセンター、

次世代を担う若手捕手が出てきてほしいです。

あとは、左の中継ぎ投手でしょうか。

今大会は、「投手陣の強いところが勝つ」

最後まで証明していた大会になりました。

その中でも、日本の投手陣は強力すぎました。

最後に

本当に楽しい大会でした!

選手の皆さん 本当にありがとうございました!

本当にお疲れでした!!

来週から始まるシーズンも頑張ってください!

See you later!!


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