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表情一つであなたは愛される価値のある存在だと伝えたい

学校に行けない自分には価値がない
子どもたちが、そう思っているのではないか

ポジティブ心理学を学ぶようになり、
そんな壁にぶつかったのです。


親である私は何ができるのだろう?

一つ前の記事で書いた
ブレネーブラウンさんの本から色々感じた事の続きです。





考えて、まずしようと決めたことは、
共感的な態度でいよう。
なるべく子どもたちに関わろうということ。


それも否定的な態度ではなく
椅子の横に座るような感じで話を聴きたい。


4毒と言われることをしないようにしよう。

「否定」いや、そうじゃなくて、違うよ、というよりも
「侮辱」○○だからダメなんだよ、何言っているの?、何でできないの?
「防御」私のせいじゃない、悪いのはわたしじゃない、
    そういう意味じゃない
「逃避」他の人に聞いて、今は時間がないから


そして、良いやり方を試すのではなく
人間としてどう思うのか?
心の底から思っているのか?
本当の言葉なのか?


本音を言うこと。
それは正しいから言うのではなく
心の底からお腹からの言葉でなくては
伝わらないと思ったのです。


ありのままの自分を愛して欲しい
自分自身を受け入れられる子になって欲しい


そう思ったら、まず、
自分自身が自分を受け入れなければいけない。


そう考えていったら
いままでの、ちゃんとした子を育てる
育児法は違うなぁと思ったのです。


わたしはずっと子どもを、ちゃんと育てなくちゃ
勉強も運動もきちんとできて友達も沢山いて
ちゃんとできないといけない
そう思っていたのです。


でも、今考えたらちゃんととか、きちんとって曖昧?
正しいってことなのかな。


子どもにも正しさはいらないと
言われたことがあります。


何よりも大切なのは
正しいことを教えることではなくて


あなたはそのままで
存在自体が素晴らしいんだよ。
あなたはここにいて良いんだよ。
と伝えること。


学校で居場所がなくても
家には居場所があると伝えること
あなたのままでいて欲しいと伝えられること。


そのために私たちができることは
学校へ行けなくても
がっかりした顔をするのではなく
満面の笑みでおはようと伝えたい。


まずは心を育てたいから。


子どもたちと小さいときから関わってきて
時間やエネルギーをずっと使ってきた。


それでもうまくいかなくて
これからもどれだけ
エネルギーが必要なのかと考えると
ため息が出てしまうこともある。


でも、子どもの隣に座って、子どもの興味のあること
子どもの世界、考えていることを理解するのはとても大切なこと。


大好きなブレネーブラウンさんの本

ブレネーブラウンさんの言葉を少し引用させてもらう。

「私が完璧なわけではないし、いつも正しいとは限らない。
それでも、いつでもあなたのそばにいて、心を開いて、注意を払って、愛している。全力で関わっている」

本当の勇気は「弱さ」を認めること

自己犠牲という言葉を最近聞くし、
子どもに関わることに犠牲がつきものだけれど、
人生のうちの数年一緒に過ごすことを大切な時期だと思いたい。

だが最近、協会の説教で犠牲とは何かについて聞いて、子育てについての考えが根本から変わった。犠牲という言葉の語源はラテン語で、「聖別する」とか「神聖なものにする」という意味だという。どんなに私たちが不完全で、弱みがあり、混乱していたとしても、全力で子育てに関わるとき、何か神聖なものを生み出しているのだと、私は心から信じている。

本当の勇気は「弱さ」を認めること


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