ロシア経済・投資の現状は?ルーブルの為替レートは?IMFの世界経済の見通し(IMF,WEO)
ロシアにて国防相が交代になると報道が出ました。
ロシアでは今も、プーチン大統領が大きな権限を持っているようです。
今回はロシアの経済の状況について調べたいと思います。
IMFの世界経済見通し(WEO)
ロシアの経済のデータをどこから持ってくれば良いでしょうか?
日本では、ロシアの事は時々はニュースとなりますが、ロシア経済やロシア投資の話など中々ニュースには出てきません。
そこで、IMF(国際通貨基金)が発表しているWEO(世界経済見通し)を参考にしたいと思います。
IMF(International Monetary Fund)は為替や国際金融システムの安定化を目的とした機関です。
IMFが世界経済の見通しについて発表している資料がWEO(World Economic Outlook)で、直近だと2024年4月に公表されています。
このWEOのデータベースにて、ロシアの経済データを見ていきたいと思います。
ロシアのGDP(国内総生産)は減っている?
GDPとは国内総生産のことで、国内で生産されたモノやサービスの付加価値のことです。国の経済力の目安としてよく用いられます。
ウクライナ侵攻が始まったのは2022年でした。2022年以降も名目GDP、実質GDP共に増加を続ける見通しとなっています。
この数字をみるに、ロシアの経済は特に問題がないように見えます。
しかしウクライナ侵攻で、ロシアは金融制裁を受けています。ロシアの通貨ルーブルと米ドルの為替レートはどうなっているでしょうか?
為替の取引そのものは大幅に制限されているでしょうが、ルーブル暴落とはなっていないようです。
ロシアの人口が減っている?
ではロシアの人口はどうでしょうか?
ウクライナ侵攻が始まる前の2022年の時点で、1億4670万人の人口がいました。
しかし2023年は1億4630万人と、約40万人減となっています。
そして2024年のデータは推測値となっており信頼性はやや低めですが、人口1億4290万人となっています。
徐々に人口が減少していくと推測されていますね。
ロシア全人口の2~4%くらいかと思いますが、ロシアからの人口流出が発生しているのかもしれませんね。
いかがでしょうか。ロシアは今のところ、プーチン政権がすぐに崩壊するとは思えません。しかし人口の数値を見るに、今後の経済発展の見込みは低いように見えます。
また機会があれば、ロシアなどの状況を調べてみたいと思います。ここまで読んで頂きありがとうございました。
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