【今日も元・恋人が好きで飲んでいたカフェラテを世界一不味そうに飲む】
今日も憂鬱な朝がやってきた。
無駄にでかいベッドの上で、鳴り響く目覚まし音。
目がまだ開かないので、なんとか音を頼りにスマホを探してはやかましい音を消す。 隣には、かつての恋人が置いていったネズミのクッションがある。
どこぞのテーマパークで閉園間際に、溢れるテンションに身を任せて買ったものだ。私はあんなにもいらないと言ったのに。
別れて早くも半年が過ぎる。
それまでの記憶は振り返れば長かったように思えるし、短いようにも思える。どっちつかずのこの記憶は、いづれにしても今となっては邪魔な記憶には間違いない。
毎日を憂鬱にするし、それだけで化粧のノリが50%減な気がする。
無理やりファンデを塗り、社会人としての体裁を整える。
7:45。そろそろ、出ないと電車に乗り遅れる。
左手に持っていたマグカップにはまだ並々と注がれているカフェラテがある。 気がつけば、ルーティンになってしまった朝のカフェラテ。
今でも決して好きではない。
それでも邪魔な記憶がどうしても、というから仕方なく毎朝せっせと作っている。 苦いのか甘いのか、はっきりしないこの飲み物は好きになれない。
それでも、こうして今日も用意しているのは忘れたくても忘れられない、あの元恋人の未練があるからだ。
忘れるのが怖くて、
せめて何か彼を表すものを用意しないと
私のなかの彼がいなくなってしまいそうで怖いのだ。
未練がましいとか言わないでほしい。
純然たる乙女心って言ってほしい。
え?よりを戻したいかって? そりゃあ....うん。
でも、そんな簡単なものじゃないのはわかっている。
それでも、カフェラテごときに縋りたくなるくらいには、未練がある。 そんな私でも、今から彼と復縁することができるのだろうか。
そんな半年目を迎えた私に、同僚が話しかけてきた...
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ええ、いきなりすみませんね。 久しぶりにセールスレターのストーリーライティングを展開したくなりまして。 ちなみにこれは、私が実際に恋愛ジャンル復縁科に参入したときに書いたレターの冒頭です。
めちゃくちゃ反応が良かったです。
私もこれは、結構気に入ってます。
セールスレターって結局はお客さんを購入まで誘導して、買ってもらうまでの欲求喚起です。 そこまでにコンテンツやサービスの良さを理解してもらい、だからあなたに必要なんですよ、と伝えるためのNonバーバルテクニックです。
実はこのストーリー性のあるレターはちゃんと構造があります。そして、意味もあります。
構造は私がかつて販売したBrainに全て書いてありますので、気になる方はこちらへ。
https://brain-market.com/u/shia_combine/a/b2YjMzcTMgoTZsNWa0JXY
さて、このnoteでは意味を語ります。
なぜ、セールスレターなのにこんなにもエンタメ要素を含んだストーリーなのか。
読んでわかるように、物語ですよね。
一見、コンテンツとは関係がないようにも思える。 でもこれこそがコンテンツの売り上げを最大化させるた目に必要なテクニックの一つです。
結論から言うと、見込み客を確実にお客さんにするための施策です。 すでに買うと決めているお客さんにこのレターは不向きです。
ほしい!と言っているのに、わざわざその商品やサービスの良さを語りますか?お客さんからしたら、お前の感想とかどうでもええから、はよ買わせてくれあとは自分で判断するから!です。
要は、”余計なお世話”なんです。
でも、購入を検討している人にとっては抜群です。 迷っているのは、決定打がないため。 その決定打になるのがこのストーリーライティングです。
このようにして、見込み客の購買心理を誘導することができるのが、ライティングです。 これこそが、私のいう通話よりも文章がいい、という信念です。
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