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ふと目を上げると、泣きたくなるような景色
一杯のお茶と、些細な談話から
生まれた閃きの小さな灯を
消えないように、消えないように
胸に抱え、不安の黒い潮が満ちる前に家路を急ぐ
ふと、目を上げると、泣きたくなるような景色
持ち帰った灯を甘く香る蝋燭にうつし、
そのあかりを頼りに筆を取る
不安は引潮と共に去り、その手は泉のように湧き上がる感傷に色を与え続ける
やがて乳白色の朝靄が微睡みを連れて迎えにくるまで
文学フリマ東京37出展!「やさしいことばをかけてあげたい・上」
新しい本ができました!みなさんこんにちは。シラトリーヌです。
10年、、、いや、もっと前か。とにかくすっごい前から書いていた小説(の上巻)が出来上がりました。
ジャンル的には「群像劇」ですかね〜
28歳にしてまだ新米高校教師の「やまちゃん先生」にとって気になる存在の生徒3人、坂本さん(繊細でオドオドした女子)・桃田くん(無気力なもやしっこ)・上野さん(しっかり者だけどちょっと性格キツい)の高校3
フリーペーパー「休日」ふたたび
「フリーペーパー休日」ご好評につき第2号を作りました。
今回は冬っぽさをイメージして前回よりも白っぽい紙に紺色のインクをメインに選び、オレンジの差し色で暖かみをプラスしました。毎回色選びは熟考します。
読み物としてより楽しめるようエッセイを加えたり、裏面一面にイラストと詩を載せたりしました。
この1年間の盛岡での生活を詩に書いたのですが、タイトルを「透明な街で」にしたのは東北の澄んだ空気が「透明」