Say Goodbye to Dear Paul Auster
自分のアイデンティティを築いた作品を作った人たちとの別れが怒涛のように続いている。例え会ったことがなくても憧れた人との別れは、親族との別れと同等の深い悲しみに包まれる。
それに対して毎度自分の気持ちを整理して、思い入れや作品にまつわるエピソード、出会った経緯やベストの作品などを自分のアカウントを取得しているSNSの何かしらのプラットフォームに文章に変換してポストするのもなかなか大変な作業である。
それでも書きたいと思うのは、ポール・ベンジャミン・オースター(Paul Benj