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ライターの経験とスキルを活かして、受講生のライティングスキルをサポート!時間や場所に縛られず、本業や子育てと両立できる添削TAとは

SHEは「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を創る」というビジョンを掲げています。このビジョンを体現するため、SHEのサービスを活用いただく受講生やこれから入会を検討されている方に対して、あらゆる面でサポートしているのが、SHE Staffの皆さんです。

このnoteではそんなSHE Staffさんをご紹介します。今回紹介するのは、ライティング添削TA(ティーチングアシスタント)です。

この職種の主な仕事内容は、Webライティングに関するコースの課題や月に複数回開催されるライターコンペの添削業務です。基礎的な文章力から企画立案、取材スキルが身に付けられるように、SHElikesの受講生をサポートしています。

今回はTAとして活躍される五月女菜穂(そうとめ なほ)さんに、仕事の魅力についてお伺いしました。


五月女菜穂さんプロフィール
1988年生まれ。東京都出身、横浜市在住。1児の母。慶應義塾大学卒業後、朝日新聞記者として幅広い分野の取材経験を積む。2016年に独立。多媒体で取材、撮影、編集を行い、23年に編集プロダクション(株)kimamaを起業。また、旅好きフリーランスコミュニティ「@world」を仲間と共に主宰する。



環境の変化と同時に、経験やスキルを人に還元したいという気持ちからTAに応募

──TAになったきっかけを教えてください。


大きく2つのきっかけがあります。

1つは、もともと人に教えることが好きで、ライターや編集者としての自分の経験やスキルを人に還元したいという気持ちがあったことです。学生時代に添削のアルバイト経験があり、教員免許を取得しています。添削業務はそんな思いや経験を活かすことができ、添削をすることで自分自身も学びになるだろうと思いました。

もう1つは、コロナ禍で娘を出産したことです。コロナの影響でお仕事が減り、同時に子育てとの両立が始まりました。それによって、これまで通りの働き方がしづらくなり、安定したお仕事の受注と時間や場所に縛られない働き方を求めるようになりました。

そのようなことから、2020年8月に応募しました。


──どのような業務をされていますか?

受講生が提出するライティングコースの課題とライターコンペの添削をしています。

SHElikesのライティングコースでは、ライティングを学ぶ受講生に向けてインタビュー、SEO、セールス、エッセイなどライティングの種類ごとに課題が用意されています。毎回、運営が設定するテーマに沿って受講生は記事を作成・応募します。その応募作品の中から採用された記事は、SHElikesのオウンドメディア「SHEshares」や、外部連携しているメディアに掲載されます。
課題とコンペを合わせると、月に90件ほどの添削を担当しています。自ら手を挙げて数をこなし、1件につき所要時間は大体20分から40分かけて添削しています。

TAは受講生の伴走者。対等な目線でいることを常に意識


──TAとして働くまでの流れを教えてください。

採用いただいてから始めの2〜3回は添削を行った後、先輩TAさんに提出しその内容を確認してもらいました。デビュー後は自走し、添削が済んだらすぐに受講生へお返ししています。今でも疑問点や困ったことなどが生じたときには運営に相談し解決しています。

──業務をする上で意識していることはありますか?


受講生とのコミュニケーションはテキストになるので感情が伝わりづらく、相手の意図することを汲み取れなかったり、私自身も伝えたいことを相手に伝える難しさを感じたりすることはよくあります。

そこで重視しているのが、課題の提出と同時に届けられる受講生からのコメントです。その受講生が「なぜこのコースを受けているのか」を事前に把握し、その人たちの動機に沿った添削をしています。

例えば、プロとしてライターを目指している方であれば、お仕事として成り立つような目線で厳しめに添削を行います。一方で、自分の適性を見つけるためにライティングコースを受講し課題を提出したという受講生に対しては、書くことを恐れないように赤を入れすぎず、良いところを掘り起こすような添削を心がけています。

──TAとして働く中で印象に残っていることはありますか?

TAになった当初、先輩TAさんから「受講生と対等な目線を大切にするように」と教わりました。私たちTAと受講生との間に上下関係はなく、TAは伴走者です。先輩TAさんの教えから、受講生に寄り添った添削を行い、受講生の目的に応じた添削のスタイルを意識しています

また、受講生とは面と向かってコミュニケーションをとることがないからこそ、言葉選びや表現方法など小さな気遣いを大事にしています。

SHEでの経験は編集者としての一面をもつ私にも大切な姿勢として活きているように感じます。

受講生や一緒に働く仲間から仕事に対する情熱や楽しさを教えてもらっている


──1日のスケジュールを教えてください。

毎朝4時に起床して夫や娘が起きるまでの3時間を家事や添削、メールの返信、またその日やることを考える時間に充てています。添削の業務は平日休日問わず、朝のルーティンです。

8時には娘を保育園へ送り、18時半まではライターとしてのお仕事に専念。現場での取材も多く、多い日には1日3〜4本取材をすることも。外勤でスキマ時間ができたときには趣味のお芝居を観たり、在宅でお仕事ができる日には家事をしながら作業を進めたりして時間を有効活用しています。

仕事が終わった後は家事や育児に追われ、22時には娘と一緒に就寝します。

──TAとして働くことで感じる魅力はありますか。


課題やコンペのテーマ自体も読んでいて興味をそそられるものばかりです。例えば、コースがリニューアルされる前に「2000字から3000字で、あなたの好きな本をおすすめしてください。」という課題がありました。添削をしながら「これ、面白そうな本だな」と思い、実際にその本を買ったこともあります。一人として同じ人はいないので、どんな文章も読んでいて面白いです。

また、添削を通してお仕事に対する向き合い方や情熱を思い出させてもらったり、受講生の文章からスキルやテクニックを学んだりすることもあります。TAである私も受講生と一緒に高め合っていることを実感します。

働き方の面でも、オンラインで完結かつスキマ時間で働けるのは魅力的な点です。本業や子育てとの両立がしやすいと感じています。

──SHEで働く環境はどうですか。

一緒に働くSHE Staffたちもみんな気さくで丁寧なコミュニケーションをとってくれます。特に、チームのコミュニケーションツールであるSlack上でのやりとりで雰囲気の良さを感じ、働くモチベーションになっています。時には他のTAさんの添削を見ることもあり、「言葉一つでこんなに印象や受け取り方が変わるんだ」と勉強になります。

また、SHEの組織づくりやテキストコミュニケーションの取り方は、2023年5月に立ち上げた会社や運営するコミュニティでも活かされています。

TA経験やSHElikesの受講歴がなくても活躍できる環境が整っている


──TAのお仕事に対してどのような思いがありますか?

TAになって3年が経ちました。今でも「こんな視点があったのか」「こんな面白い書き方があるのか」と添削をしながら私自身も常に学んでいます。この仕事のやりがいや面白さを感じているので、TAはまだまだ続けていきたいと思っています。

そして、添削を担当した受講生がライターとして羽ばたいてくれたり、いつかお仕事で繋がることができたりしたらとても嬉しいです。

──TAはどのような人に向いていると思いますか?

まずはライターとしてのスキルや経験がある人です。また、テキストコミュニケーションを厭わず、人のものを読んでフィードバックできる人が向いていると思います。

これらの条件を満たせばブランクがあっても気軽に挑戦してみてください。サポートしてくれる運営体制が整っているので、安心して働くことができます。

──最後に、TAに興味がある方へメッセージをお願いします。


私はSHElikesの受講歴がなく、前職の新聞社でライティングスキルを鍛えられました。ライターというお仕事はいろんなルートを辿りやすい職種であり、ライティングスキルはいろんな場面で求められます。

SHElikesの受講経験がなくても大丈夫。ライターとしての経験があり、スキルを人に還元したいという気持ちがある方は応募してみてほしいです。一緒に働く仲間としてSHElikesを盛り上げていきましょう!

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