👶東京ゲームダンジョン2 出展レポート👶(2023/1/15)
はじめに
2023年1月15日に開催された東京ゲームダンジョン2に出展者側として参加しました。今回がゲーム展示会2回目の参加となります。前回の反省点を踏まえて色々準備をし、今回の展示で新しい試みにも挑戦しました。
「サポートスタッフの動員」「缶バッジの頒布」が今回新たに挑戦した内容です。
前回との比較や今回の反省点を記録として残すために本記事を制作します。
インディーゲーム系の展示会に参加しようと考えている方の参考になれば幸いです。
自己紹介
私は離水ひつじと申します。インディーゲームデベロッパーを自称する同人サークル「221GAMES(プニヒゲームズ)」にて主にデザイン面でゲーム開発に携わっています。
弊サークルは
代表(ソフトウェア開発等):かにひ(https://twitter.com/KaninoYokonov)
副代表(各種デザイン制作等):離水ひつじ(https://twitter.com/K_SheePlane)
の二名で運営しており、友人・知人たちから都度様々な協力をいただきながらゲーム開発を進めております。
現在は2023年中にWindowsPC(Steam)向けシングルプレイ専用メカカスタマイズシューター「プニヒローダー2」をリリースするために開発や宣伝活動を精力的に行っています。
「プニヒローダー2」は一頭身の謎生物である「ぷにひ」が個性的なメカに乗り込み戦うメカカスタマイズシューターです。
作中の舞台となる「ネオアサヒカワ」では、ぷにひ達がメカに乗って戦う競技が大流行しています。
プレイヤーは「ぷにひ」となり、仲間を集め、活動資金を稼ぎ、メカパーツを買い揃え「ネオアサヒカワリーグ」の頂点を目指します。
せっかくなので下のURLからSteamストアページに飛んでいただきウィッシュリストへ登録してもらえるととても嬉しいです。体験版をプレイしてもらえるともっと嬉しいです。
今回のイベント用に制作された動画も見て…。
この記事の要約
東京ゲームダンジョン2に出展サークルとして開発者2名+サポートスタッフ3名の体制で参加しました。
前回の東京ゲームダンジョン出展で使用した機材に加え新しくSteam Deckを導入しました。
配布物としてA4フライヤー、試遊のお礼兼頒布物として缶バッジを制作しました。
イベント当日は多くの参加者に試遊いただくことができました。(約55名)
1回あたりの平均試遊時間が想定より長く(約10~15分)、興味を持った方へのリーチが上手くいかない面もありました。
出展者側として東京ゲームダンジョン2も引き続き良いイベントでした。
2023年3月は…「ゲームパビリオンjp」インディーロボゲー祭が大阪で開催!!見に来てね
参加の経緯
第一回東京ゲームダンジョンに出展者として初参加いたしました。その際のnote記事が下記になります。
前回参加させていただいた際、とても良いイベントだったので次回も参加させていただこうと考えておりました。
直近のゲーム展示会イベントと比較しても開発スケジュール的にちょうど良く、今回の試遊展示で新しいモードが紹介できる見込みも立ったため、応募いたしました。
事前準備
サポートスタッフ募集
前回の反省点、「試遊機2台に対して対応人数2名は無理があった。対応人数の増員が必須。」を改善するべく、今回はサポートスタッフの募集を行いました。プニヒローダー2のクローズドベータテストを行っているサーバーにて有志を集い、開発者2名、サポートスタッフ3名の総計5名体制で交代制を組み、イベントに臨むことになりました。
プニヒローダー2試遊版(ゲーム本体)
東京ゲームダンジョン2での試遊展示は、プニヒローダー2のアリーナモードと対になるモード、ミッションモードを先行体験頂くべく開発を進めていました。今回も前回と同様にPVの提出締切が11月末にありましたのでそこまでに絵作りが完了するよう開発していました。
開発の担当区分は次の通りです。
かにひ:ミッションモードのプログラム制作、敵メカ実装
離水ひつじ:敵メカのデザイン・3Dモデル制作
更に前回の出展での反省点であった、「試遊してもらうに当たって、ゲームの内容を理解してもらうための導線づくりをゲーム内で簡潔に実施する。」
を達成するために試遊版の中での導線づくりを実施しました。(かにひ氏が)
(一応セリフとかの要望を出すカスみたいな仕事をしています)
試遊用PC機材(Steam Deck)
試遊用のゲーミングノートPCは1台は前回使った機材と同じ、
Lenovo Ideapad S540(15)ゲーミングエディション(販売終了)
です。2019年に購入した開発サブ機としてのゲーミングノートPCです。 GeForce GTX 1650を搭載してるので普通にPC向けのゲームをすることが出来ます。当時異常なコストパフォーマンスが売りで、10万円を切った価格で購入した記憶があります。
そして2台目が…
Steam Deckです!
年内発売されてよかった~~~~
Steam DeckはValveのポータブルゲーミングPCです。新品最安値でPCゲームをプレイできる謎の携帯ゲーム機です。
ファーストインプレッションは下記のnoteを見てください。
今回はこの2台体制で試遊展示に望みました。
ブース設営機材
基本的には前回使用したものをそのまま使いました。
👶上記を確認しよう❗👶
新作B1ポスター
東京ゲームダンジョン2ではブース以外にもポスターが掲示できるエリアが設定されており、こちらに掲示するためのポスターを制作しました。
ポスターの印刷はグラフィックさんにお願いしています。いつも助かっています。
A4フライヤー
こちらも前回の反省点で、折パンフレットを制作するより普通のA4フライヤーのほうが金額が圧倒的に安かったので東京ゲームダンジョン2ではこちらを制作しました。勿論お願いしたのはグラフィックさんです。
ぷにひ缶バッジ
プニヒゲームズ最初のグッズ制作は何が良いかな~と思っていましたが、ここはやはりぷにひフェイス缶バッジが望ましいだろうとの結論が開発チーム内で得られました。Illustratorでデータは制作しています。グラフィックさんで最初の試作を行ったときのツイートが下記です。
色は赤白金銀の4色で各30個ずつ制作しました。
更にTwitterとクローズドベータテストサーバーで呼びかけ、特注色ぷにひ缶バッジの受注生産も実施しました。そしてど派手に発注ミスしました。
作業着
221GAMESイベント展示用作業服の冬服を注文しました。勘亭流での刺繍がかわいくていいですね。ちなみに指定作業服は下記のとおりです。
開発者・サポートスタッフ識別用缶バッジ
開発者とサポートスタッフが識別できるように大型の缶バッジを制作しました。(76mm)
ブッダマシーン
ぷにひ人形(有志制作)
サポートスタッフ渾身の力作ぷにひ人形です。
展示会当日及び前後の状況
~展示会前日
かにひ先輩を羽田空港に迎えに行き、今回も横浜で決戦の日を待ちました。
開発者用の缶バッジだけ制作が若干遅れていたためホテルに直送していただきましたが、それ以外は問題なく準備することができました。
展示会前日の1/14は、サポートスタッフへの説明会及び支給作業服のフィッティング・Steam Deck体験会を横浜にて行いました。その際の様子が下記のツイートになります。
正直な話をすると、かにひ氏の仕上げていたチュートリアルが良くできていたことと、サポートスタッフのプニヒローダー2への理解度が高すぎたため、前日のオフライン打ち合わせは要らなかったな…と思っています。(横浜まで呼びつけて申し訳ありません)
前日の夜はシフト表を周知し、ホテルで掲示物の内職を進めていました。かにひ氏は爆睡していました。
展示会当日(移動・設営)
9:00頃、開発者2名とサポートスタッフ1名が離水ひつじが所有するジムニーに乗り込み横浜から浜松町を目指しました。(サポートスタッフ2名は現地合流です)
今回止めた駐車場はこちら。最大1800円で安かったです。(?????)
ブース設営機材は全てスーツケースにて搬入しました。
10時前には出展者で入口前は溢れかえっており、第一回東京ゲームダンジョンとの違いを如実に感じ取りました。(第一回の際は設営開始時間前に人が並んでるなんてことはありませんでした…)
設営完了。今回は1時間ほどで設営することができました。今回は椅子を2脚追加でお借りして、試遊者の方にも座っていただけるようになりました。
今回は多少時間に余裕があったので、インディーロボゲー祭で一緒に展示する方のブースに挨拶に行ったりしました。
スタッフではありません…出展者です…(間違えやすいほうが悪いだろ!)
展示会当日(イベント中)
開始時刻直後はかにひ氏の友人が展示ブースに押し寄せてきたので(既視感)
特注色ぷにひ缶バッジの頒布や試遊などを楽しんでいただきました。
しかしここで特注色ぷにひ缶バッジの発注ミスが判明…!サポートスタッフ分との取り違えだったため最悪の事態は免れましたが、大変ご迷惑をおかけいたしました…。
その後もイベント開催中の6時間、開発者やサポートスタッフの交代を行いながら約55人の方に展示ブースにて今回の試遊版を試遊いただきました。
イベント後半では既に見たいブースを回りきって疲労困憊のサポートスタッフが率先してブース手前でチラシを配布していただくなど、前回のイベントと比較して疲労感は格段に軽減されました。これもひとえにチュートリアルをしっかりと仕上げていただいたかにひ氏とサポートスタッフのご尽力あればこそです。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
今回はイベント開催中のトラブルは缶バッジの発注ミス判明以外はあまり大きなものはなく、順調に終えることができました。
イベント中の備忘録は次の通りとなります。
掲示物・配布物・設営機材について
・前回の第一回東京ゲームダンジョンで突貫で作った試遊できますカードを今回は印刷で作りました。なかなか視認性が良くて良かったのではないかなと自画自賛しています。
・前回制作した折パンフレットについて好評だったとサポートスタッフからお聞きしました。ありがとうございます。
・試遊機に対する開発者・スタッフのポジショニングには最後まで悩みました。特にSteam Deckが画面を覗き込むには逆側に回り込むしかなかったため難しいと感じました。試遊展示ではいっそ立席のブースで机を奥に押し込んだようなスタイルのほうが良いのかもしれません。(会場側との問題もあるため難しいです)
・ぷにひ缶バッジは非常に好評でセット販売分は完売し、配布分も合わせて120枚中98枚が旅立っていきました。次回も頒布物として登場予定です。
ゲーム内容について
・今回も試遊版のボリュームが大きすぎたと感じています。具体的にはアリーナモードと比較してミッションモードは1プレイの時間が長く、1プレイの回転数が落ちたことによって一人当たり10~15分ほどかかっていました。
・インゲームでチュートリアルをしっかりと組んだので今回は逆にスタッフ側が声をかけるタイミングがあまりなく、来場いただいた方とのコミュニケーションを取りづらい状況になってしまいました。
・前回の反省点だった「UIが小さい」「ゲームの再起動が必要」「メカ編成の初期化ができない」「エイムアシストの初期値が0」などは事前に対策していたため問題なく試遊展示を行うことができました。
全体を通して
・サポートスタッフの皆様方、本当にありがとうございます。本当に助かりました。前回は腰が崩壊寸前で疲労困憊の中横浜に帰っていましたが今回はなんとかなりました…!
・サポートスタッフのおかげで休憩時間ができたのでトイレや水の補給などは楽に行うことができました。
・他のブースの展示を見に行ったりもできてとても楽しかったです。
・とあるブースでクリアファイルを貰ったのですが、フライヤーや名刺サイズの紹介カードをまとめるのに非常に助かりました。次は221GAMESでもクリアファイルを無料配布物として準備します❗
展示会当日(イベント終了後)
撤収作業を行った後速やかに同じ階にある串カツ田中へ吸い込まれていきました。
東京ゲームダンジョン2の感想
結論から先に申し上げると、とても良く、活気溢れたイベントでした。
前回と比較して2倍のブース数になったこともあり人の混み方は前回対比かなり増していました。(私どもの配置が角だったのも影響しているかもしれませんが…。)前回との違いは15時の当日券販売から更に盛況になった点です。前回は流石に17時以降は多少ゆったりとした時間が流れていたのですが、今回は18時までノンストップで会場は賑やかでした。
来場者は爆増と言っていいほど増えていたように思えますが、通路がデカいのですれ違い等はそこまで苦なく行うことができました。
全体を通しての反省点
発注ミスしない。
当然ではありますが…。次回以降はしっかりとリストアップ・ダブルチェック体制で発注ミスのないよう再発防止に努めます。
試遊時間について、1プレイの回転数が高まるよう調整する。
ミッションモードの場合はWave数などを調整して回転数をあげようと思います。
試遊版のチュートリアルはもう少しスタッフとコミュニケーションできるよう調整する。
次のイベントまでに間に合うかは微妙ですが、スタッフとのコミュニケーションがある程度取れるように準備したいと思います。
今後の予定
ここまで本記事をご覧頂き誠にありがとうございます。
長々と書き連ねてしまいましたが、なにか参考になるものがあれば幸いです。
次の221GAMESの出撃予定は…?
3/25 大阪「ゲームパビリオンjp」にプニヒローダー2が登場!!!
東京ダンジョン編の次は梅田ダンジョン編でお会いしましょう。
次の頒布物は缶バッジの他に新たなグッズが登場するらしい…?
無料配布はA4クリアファイルの予定です。
乞うご期待!
終わりに
ウィッシュリストに入れると大喜びするのでウィッシュリストに入れてください。
体験版もやってもらえると更に大喜びします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?