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基本、褒める

基本、褒めます。

どうしても褒めたくない場合は、思いっきりけなします。


人間に対しては、どこか良いところがあるのではないかと考えます。

良い点を消し去るほどに悪いところを持つ人もおりますが、基本そういう人とは関わらないようにします。


作品については、基本的には全体を肯定しますが、全肯定することはありません。

全体的に良いけれど、この点が今一つとか、この点が好みに合わない、というような捉え方をします。

ただし、頭からお尻まで全て完璧なものは、ないのだと思っています。

だから、全力で作品を肯定することはあっても、全肯定はしないのです。


僕たちには心を許せるパートナーや、気の置けない仲間がいます。

そうした人たちに対して、全てを肯定することはなくて、文句の一つも言いたいことはあるわけですが、基本的に愛する人たちを裏切ることはしません。

逆の立場で言えば、信頼している人たちから、細かい点で文句を言われても構わないのですが、裏切られるのだけは勘弁です。

嘘はつかれてもいいのですが、裏切られるのだけは勘弁です。


僕には前向きな夢があります。

夢があるから、多少不満な現実だって受け入れることができます。

夢があるので、多少不満な現実をより良きものにしたいと考えます。

いつだって前向きな夢は、後ろ向きな現実と戦うことになるのです。


基本褒めることをずっと繰り返していたら、人からあまり嫌われなくなりました。

人から嫌われなくなると、人生、殊の外うまくいくことが増えます。

ただ、どうしても褒める気のしない相手に対しては、無理のないようにしましょう。

むしろ、お前好きではないぞという空気を醸し出して、積極的に相手からも嫌われても良いかもしれません。

褒めるところのない人たちと関わり続けるほど、人生は暇ではないのです。




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