藤子Fノート
藤子先生の裏芸でもあるSF短編集を鋭く解説していきます。
日々考えているお仕事コラム集。
「ドラえもん」の考察をまとめました。
「パーマンは世界一のラブストーリーである」を、じっくり検証していくマガジンです。
藤子不二雄マニアの視点で、世の中を感じていくエッセイ集です。
収録本数:記事1260本=Fコンテンツ777本+その他 483本(5/8現在) 以上、Fコンテンツ
週刊少年サンデーの創刊号から連載が始まった藤子不二雄A氏との完全合作「海の王子」。 海底王国の王子である海の王子と妹のチマが、スーパーロケットはやぶさ号に乗り込んで、次から次へと登場する地球征服を企む悪者たちや悪の組織と戦うストーリーマンガである。 週刊連載は約二年続き、この間10もの悪者組織と対峙している。この手のバトルマンガにありがちだが、敵の力はどんどんと強大になり、戦いに勝つのは簡単ではなくなっていく。 そのため、科学者チエノ博士が開発した兵器を用いたり、時には
先週やり残した仕事があって、週明けの月曜日中にはまとめ上げなくてはならないので、週末におおよそ進めておこうなどと思っていた本日・土曜日。 ところが、昼過ぎまでは子供の運動会、午後は大相撲を見たり、来週の将棋の職団戦の準備で棋譜並べとか詰将棋をやったりしているうちに、一度も仕事モードにならぬまま眠る時間となってしまった。 noteについては実は新作記事を少し書き進めていたのだけど、本腰が入らずこちらも未完成のまま。まあ、半分以上書けているので、明日は投稿できそうです(と、無
藤子作品では、超初期の頃からロボットが登場する。例えば、単行本デビュー作となった「UTOPIA 最後の世界大戦」ではロボットの支配されてしまう世界を描くお話であった。 ただし、初期の頃からロボットのサイズは大型ではなく、どちらかと言えば人間と同じような大きさで描かれる。ドラえもんやコロ助などが有名だが、藤子作品におけるロボットとは、主人公と等身大のキャラクターとなっている。 もちろん、主人公たちよりも遥かに大きい巨大ロボットもしばしば登場してはいるが、それほど数は多くない
今日は夕方から時間が取れたので、noteを早めに書き始めようと思ってPCに向かったのですが、時間があると思ってしまったがゆえに、溜まっていた記事のリライト作業を始めてしまい、もうこの時間に。 新作記事も一応書き始めてはいたのですが、今日の更新は間に合わないだろうと判断して、今読んでいただいている駄文を連ねております。 関係ないですが、夕方に小腹がすいたので、コンビニで鮭のおにぎりを買って食べたのですが、家に帰ると晩御飯も鮭でした。 まあ鮭は好きなので、全然構いませんが、
毎日更新が途切れそうで。
基本、褒めます。 どうしても褒めたくない場合は、思いっきりけなします。 人間に対しては、どこか良いところがあるのではないかと考えます。 良い点を消し去るほどに悪いところを持つ人もおりますが、基本そういう人とは関わらないようにします。 作品については、基本的には全体を肯定しますが、全肯定することはありません。 全体的に良いけれど、この点が今一つとか、この点が好みに合わない、というような捉え方をします。 ただし、頭からお尻まで全て完璧なものは、ないのだと思っています。
何か新しいことを立ち上げるに当たり、特に自分だけでなく周囲の人や不特定多数の人たちを巻き込む場合においては、「旗を立てる」ことが重要だと考える。 もちろん、ただぼんやりとした旗を立てるのではなく、何かの道しるべとなる鮮明な旗印であるべきだ。 この場合の旗とは、デザイン的なものを意味するのではなく、どちらかと言えば「言葉」の意味合いを指す。 鮮明な旗印には、多くの人たちの方向性を指し示す魅力的な言葉が必要なのだ。 ここで、「鮮明な旗印」というテーマで、noteについて考
「大長編ドラえもん」の最高傑作のひとつ、「ドラえもん のび太と鉄人兵団」。鏡の中の地球を舞台に、ロボット軍対のび太たちが壮大なスケールの戦いを繰り広げるお話で、のちに「トランスフォーマー」としてハリウッド映画化された。(一部嘘を含みます) その中で、リルルという忘れがたき美少女ロボットが登場し、自己犠牲的なラストを迎えるに当たり、当時の僕は死ぬほど涙を流したことを鮮明に覚えている。 そして、本作では、リルルの他に、超個性的なロボットキャラクターが描かれている。それが、巨大
本日は、将棋と人生を絡める(いつもの)お話をさせていただきます。 将棋は一手づつ交互に駒を動かしていくゲームなので、基本的には相手の指した一手を見て、こちらはそれに対応する次の手を指すことになる。(対戦型のボードゲームはたいていそうだけど) ゲームの序盤は互いに駒組み(陣形作り)をするので、互いの駒はぶつからないのだが、陣形が定まってくると、駒と駒がぶつかる段階となる。そうなると将棋は中盤戦へと移行する。 そうした駒がぶつかり合う局面となってからは、主に二種類の手がある
藤子先生の初期作品の一つのジャンルとして、「絵物語」がある。これは文章と挿絵を組み合わせた読み物で、1957年から1961年あたりに数多く発表している。 「タップタップ」シリーズや、「スーパー=キャッティ」など、小説部分を久米みのる(穣)氏が担当する絵物語がほとんどだが、一本だけ特筆すべき異色の作品が描かれた。 それが、かの探偵小説の名手・江戸川乱歩先生が文章を書き、藤子F先生が挿絵を担当した「かいじん二十めんそう」である。 ご存じの通り、江戸川乱歩は戦前~戦後と活躍さ
継続は力なり。 noteやブログやビジネスサイトなどを開くと、継続の大事さを語る記事が次々と目に入ってくる。 特にnoteにおいては、「毎日継続」が推奨されており、多くの執筆者が毎日の更新を実践している。 かくいう僕も「毎日更新」の虜となり、途中1日すっぽかしたこともありつつ、1200日以上ほぼ毎日記事を書き続けている。 こんなに続けるつもりもなかったのだが、歯を磨かずに寝るのが気持ち悪いとの同様に、PCやスマホで何かしらの文章をnoteに残さないと、うまく寝付けない
ゲットしました! これで記事が書ける! ただ、この文章はスマホで書いてますがね。
ドラえもんの王道パターンの一つに、スネ夫の自慢からのび太が嫉妬して、ドラえもんに嫉妬を解消してもらう道具を出してもらうという流れがある。 そのスネ夫の自慢話の中でも、しずちゃんやジャイアンを誘って素敵な場所へと出かけてしまい、のび太だけが仲間外れにされてしまうというパータンがあって、この場合、のび太は烈火のごとく悔しがることになる。 骨川家では、四丈半島や軽井沢やどこぞの海岸(葉山?)などに別荘を持ち、高級車やヨットなども所有している。そういう華やかな場所にしずちゃんを連
思うように藤子F作品のレビューを書けていないのですが、ネタ溜めだけはコツコツ続けておりまして、構想段階で60本くらいの記事を用意しております。 これを少しずつ吐き出しているわけなのですが、時間の関係だったり、気力の問題などもあって、進捗が滞っている状況が続いています。 この間、世の中には、藤子F先生生誕90周年の企画が方々で出回っており、GW中にちょっと立ち寄ったユニクロでも、藤子Tシャツが売っているのを目撃するなど、少し前では考えられないほどの藤子ブームが到来しているの
先日、5月2日より、Netflixアニメシリーズ「T・Pぼん」のシーズン1全12話が一挙配信スタートとなりました。 残念ながらGWは外出しており、私は全く見れておりませんが、以下に12タイトルと、そのタイトルの漫画原作の解説ページをリストアップしておきたいと思います。 基本的に「T・Pぼん」の第一部の第一話から順番にアニメ化しているようですが、途中2作品が今回のラインナップからは漏れておりました。(『妖狐、那須高原に死す』『シンドバッド最後の航海』) 7月にはシーズン2