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社労士の副業・兼業 メリットとデメリット

こんちは!副業社労士まさゆきです。
副業社労士3年目、副業(サイドビジネス)から兼業(本業と並ぶ二本柱)へ進化するため活動中です。先日、「社労士の副業・兼業 メリットとデメリット」のディスカッションに参加しました。

《副業・兼業のメリット》

1)安定した収入を得ながら社労士の仕事にチャレンジできる
 収入のない中で開業するのはしんどい事です。早く軌道に乗せる為、乗り気がしない仕事でも受けていく事になります。副業・兼業の場合、本業収入を確保して活動するので気持ちに余裕があります。リスクが分散され、レベルアップに繋がる仕事に集中できます。
 現在、社労士会から紹介委託された仕事を中心に、スポットの依頼と併せ活動しています。社労士会の仕事は知識・経験の向上に繋がる内容が多く、判らなければ先輩に質問できる。実務経験を深める意味では最適です。

2)複眼;会社員と社労士の異なる見方が出来、視野が拡がる
 例えば最近話題の「女性管理職比率を高めることが多様性を高め会社の成長に繋がる」という議論。会社員の視点で見ると、会社の部長は男性ばかり、女性はSCM等スタッフ職が大半、数少ない女性課長は女性管理職登用の為「無理やり」昇格させられ居心地が悪そうで「本当に会社の成長に繋がるのか?」と感じてしまいます。
 社労士会の幹部は、女性の比率が高く、人数は半々と言ってもいい状況です。議論にも積極的に参加されます。女性比率が高いので精神的安全性がありストレスを感じないのでしょう。会社人と社労士、異なる状況を見て視野の拡がりを感じることが出来ます。

3)会社員と社労士、違う世界の人との交流で世界が拡がる
 社労士の経歴は様々です。会社員から社労士に転身した人が殆どですが、前職はシステム系、美容系、法律事務所系等多彩です。顧客獲得の苦労談も面白い。社労士としての実務経験もお聞き出来、会社とは違った世界に触れられます。
 社労士先輩方からすると、営業から社労士になった人は稀だそうで、営業職歴が長い私の話は面白いそうです。社労士会は貴重な経験の場です。
 そして、会社以外に社労士会という居場所がある安心感、これも大きなものです。

4)会社に遠慮なくモノを言えるようになる
 会社と社員は対等ではありません。人事権で人生を左右される恐怖が常にあります。ところが「嫌なら辞める」という選択肢を持つ兼業社員には通用しません。現時点の私はそんなレベルではありませんが、それでも会社がそう見ているのが判ります。法律家という武器もあるのでしょう。私も、以前に比べ、会社に遠慮することはなくなりました。

《デメリット》

1)勤務等登録から開業登録になることで、会費が高くなる
社労士会の年会費には①開業;96,000円/年②勤務等;42,000円/年の2区分があります(法律上社労士会会員でなければ社労士とは名乗れません)。開業には①での登録が必要です。年5万円とは言え、稼ぎ出すまでは心の重荷になります。

2)兼業と言えるレベルまで社労士で稼ぐには時間の制約がある
 本業は月曜から金曜日は9時から5時の勤務です。総務・システムの担当でテレワークは控えめにせざるを得ず週1回程度、平日夜か土日が社労士の活動時間です(残業は基本なし)。
顧問先を持つと、要望へ迅速に対応することが求められますが、この状況では無理があるかなと思っています。せめて、土日+1日の週3日が必要かと。会社にそれとなく打診しています。

以上が現時点の私です。1年前に比べれば進歩しましたが、まだまだこれからです。引続き報告しますのでご期待?ください。

ではまた次回


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