アリスちゃんバナー

「シェアが持続可能な暮らしにつながると信じて」 山辺アリスさん 【突撃シェアライフ!】

まず簡単な自己紹介をお願いします。
こんにちは 、新しくシェアリングエコノミー協会でプロジェクト研修生として入社したアリスです。フランスと日本のハーフで、フランスで生まれ育ち、2018年に日本の国連大学の修士課程に入学しました。

画像3

シェアの魅力とは?そのきっかけはなんですか?
以前から個人的にシェアライフに関心をもち、実際にシェアハウスに住み、
学生時代には シェアをユーザーとして初め、ヒッチハイクやAirbnbを利用すると共に、シェアを楽しみました。この関心をさらに深めようと、シェアリングに関わる研究や活動に携わりたいと思いました。

持続可能性にも強い関心をもち、現在国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の大学院生として勉強を行っています。シェアライフはサステイナブルな暮らしにつながると信じて、この二つの概念を結びつけたいと思いました。

シェアすることで、すでに持っている物の利用が増えます。そのことで物の数が減らされるため、ゴミの削減、及び製品ライフサイクルで消費される資源、エネルギー、CO2排出を低減できると考えられます。また、それによるライフスタイルの変化も、環境負荷低減に貢献します。

食とシェアリング
その中でも特に興味を持ったのが、食のシェア、フードシェアリングです。
現在 個人の研究として、日本でのフードロス問題に取り組んでいます。それを解決するためのアプローチとして 食べ物のシェアアプリやウエブサイトの持続可能性の理解を深めています。

図2

フードシェアは昔から人と人との助け合いとして、日本でも、『おすそ分け』と言う文化が大切とされています。この食のシェアの文化は栄養バランスや経済的にも様々な効果があります。


環境的にも、余った食品を捨てるのではなく、分け合うことで、フードロス削減となります。食品や物品を分け合ったつながりは、災害が起こった時のレジリエンス(より早く立ち直る力・生き延びる力)の向上にも必要とされます。

しかし、都市化や大量生産とともに、そのフードシェアの習慣がなくなってきました。この繋がりを取り戻そうとするのがフードシェアサービスです。最近TABETEやKURADASHIなどが、よくテレビやニュースで取り上げられるようになってきました。まだ美味しく食べれる食品とユーザーをマッチングすることで、「もったいない」を減らそうとしています。

シェアと言う概念は現在話題になっている持続可能な開発目標(SDGs)で表されている社会や環境問題の解決策にもなるかもしれません。

図3


最後にSharing Neighborsに向けて一言お願いします!

シェアリングをすることによって、物や部屋の貸し借りを通じて、様々なバックグラウンドの人たちや、新しい文化と出会う魅力があります。また、自分と同じような関心を持っている人とアイディアを交換し、分かち合えます。一緒に未来の持続可能な社会を作って行きませんか?

Sharing Neighbors をぜひチェックしてみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?