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「サービスが行き届かないところに手が届く福祉サービスの最先端」佐藤真基子さん【突撃!シェアライフ】

突撃シェアライフ!のインタビューです。

今回は、CrowdCareホストの佐藤真基子さん!

まず簡単な自己紹介をお願いします。

こんにちは、さとうです。介護福祉士国家資格取得を目指す養成校学生や施設職員などに対する講師、介護施設で各種研修を行っています。今後の福祉業界の更なる発展に貢献すべく、介護、福祉、教育に関する様々な活動をしています。

研修風景

今利用しているシェアサービスの魅力とは?

私の利用する「クラウドケア(CrowdCare)」は、障害者や高齢者に対し、介護保険・障害福祉等の公的サービス制度内では手の届かない対象者の課題解決に着目した新しい支援サービスです。

国家資格などを有した介護のプロたちが集結し、公的制度の枠を超えてサービスが行き届かないところに手が届くといった“福祉サービスの最先端”だと思います。

▼訪問介護・家事・生活支援サービス「クラウドケア(CrowdCare)」

CrowdCareを始めたきっかけと、始めてからの変化を教えて下さい。

介護の研修を行う際に机上の知識を膨らませ納得感のある講義をするには、現場トークの力は大きな説得力を持たせます。自ら経験したことを学生たちに還元することで、視野が広がり斬新で新しいアイデアを創出できる人材を輩出したいと思ったのがサービスを活用したきっかけです。

先日、筋ジストロフィー(※)を患う23歳女性が勤める会社の懇親会に付き添いさせていただきました。

(※筋ジストロフィーとは、筋肉の筋線維の壊死、再生を主な病変とし、進行性の筋力低下を認める遺伝性疾患です)

その女性は普段は在宅勤務をされているのですが、会社主催で年に1回懇親会を開き業績や業務内容の共有・提案・質疑応答などを行うといった熱意のある会でした。私達の見えない所で、筋ジストロフィーをはじめ進行性疾患の方々が社会のために尽力されている姿に背筋が伸びる思いをしました。

このように、公的な介護・福祉サービスでは対応できない現場や、机上の学習では絶対に経験できない貴重な経験ばかりさせていただいています。

車椅子


今後挑戦したいことはどのようなことですか?

現在、様々な業界で外国人労働者が増えていますが、もちろん介護福祉業界でも外国人労働者が働いている姿を多く見るようになりました。
実際、「日本の介護はスゴイ」という噂を聞き、日本に来る外国人も多いです。

外国人の学生に日本で介護を学ぼうと思ったきっかけを聞くと、

「母国で介護が必要になった場合、知識や技術が不十分なため十分な支援が受けられずに亡くなってしまうことが多い」

「日本の福祉は最も発展しているため、日本で知識や技術を学び母国や家族に広めたい」

「母国で働く日本人から日本の話しを聞いて様々な面で発展していて興味を持った」

などと答えてくれる生徒が多いです。

今後ますますグローバル化していく日本ですが、介護福祉の業界にも国境を超えたクリエイティブな発想を持つ人材やアグレッシブな人材を呼び込み、互いに支え合える社会をつくるための一助になれたらと思っています。

また、従来の3K(きつい、汚い、危険)というイメージから、明るくクリエイティブな業界というイメージへの転換を目指し、活動の幅を広げていきたいと思っています。

留学生EPA


これからクラウドケア(CrowdCare)を始める方へのワンポイントアドバイス

せっかく介護福祉士やヘルパーなどの資格を取得したのに、ご家庭の事情などで決められた時間やこれまでのワークスタイルでは困難な人、介護資格が自宅で眠っている…介護の仕事から遠ざかっている…そんな方にもオススメです!

介護資格を持っている方だけでなく、看護師や理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)などの国家資格を持った方も働いてらっしゃるようです。

お仕事内容を見て、自分のタイミングでお仕事を引き受けるか否かを決めることができるので安心ですよ。

介護福祉士教材


最後にネイバーズ会員(興味のある人)に向けて一言お願いします!

毎日小さなことに「楽しい」と感じて生活できることが人生の満足度に繋がると思います。そんな「楽しい」と感じる“何か”に出会っていますか?
一歩外に飛び出し、自分に新しい何かを取り入れることで、一気に視野が広がったりします。まだ見ぬ「楽しい“シェアライフ”」を探してみませんか?

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シェアリングエコノミーを通して個人の支え合いを促し、個人が主役となる社会を目指して、一般社団法人シェアリングエコノミー協会から発足した次世代のライフスタイルコミュニティです。シェアで暮らす、働くことに関する情報交換をオンライン上で行ったり、イベントを開催したりしています。

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