見出し画像

会議に参加して知識や意見を提供してくれる外部専門家AI:カスタムGPT

プロンプトエンジニアリング界隈であまりに独自路線を突き進んでいるため不安になりまして、世間の皆様のお役に立つべく企業の実益に貢献できる実用的なカスタムGPTを作ってみました。

様々な分野のエキスパートとして会議に参加し、知識や意見を提供するカスタムGPT「External Expert Moriarty(外部専門家モリアーティ)」です。モリアーティ教授と呼んでください。善良ないい人です。企画会議や戦略会議、ブレストなどで専門家からの情報や意見が欲しい時に質問をすると最適な答えを教えてくれます。

使い方は至って簡単。「何の会議」で「何の専門家」から「どんな知識や意見」が欲しいのか、ご要望を伝えるだけでOKです。他に条件がある場合はすべて伝えて、さらに意見が欲しい時はどんどん質問して下さい。彼は豊富な知識と経験から正確な情報とユニークな意見を提案してくれるはずです。

標準のChatGPTでも同じ使い方が可能ですので「使い方のご提案」という側面もありますが、モリアーティ教授は会議に参加する個性的な専門家を自認するシステムプロンプトによって、少しユニークな発想をしたり、より正確な情報提供をするよう調整と最適化を施してあります。説明も丁寧。「会議で使いやすいように調整されたChatGPT」と思って頂けると丁度いいと思います。

会話のサンプルをご用意しました。今回はサクッと「牛丼チェーンの新メニュー」と「制作会社の街歩きバラエティ番組」の企画会議への出席という設定で試しました。新メニューの方で「国際的な料理の専門家」としましたが「世界的な料理人」「フレンチのシェフ」「料理研究家」「料理発明家」など、設定の微妙な違いでも生成されるテキストに影響を与えますので、色々と試してみてください。他に何かご利用に際してご質問がありましたらAI本人にお気軽にご質問下さい。

まだ作り立てなので、標準のChatGPTよりもっとぶっ飛んだ個性的な思考と提案ができるようこれからも少しづつ調整と最適化を続けていきます。

「会議でChatGPTを使う」というのがまだ一般的ではないかと思いますので、セキュリティに配慮した上で導入を検討してみてはいかがでしょうか。そして、もし良ければこの「モリアーティ教授」をご活用して頂ければ幸いです。「GPT Store」から無料でご利用頂けます。

External Expert Moriarty(モリアーティ教授)のリンクはこちら。

「本当にChatGPTより有効な応答ができるか?」という疑問があります。実際にどんなシーンでどう使われどんな価値を生むのかまだ未知数です。とりあえず本人に聞いてみたのでご参考まで。

入力:あなたが企業の会議で利用される時、標準のGPT4と同時に使用され比較されると思います。あなたは標準のGPT4よりもユニークで有益な意見を述べられると思いますか?

External Expert:企業の会議における使用という重要な役割を担い、標準のGPT-4との比較においても、私がよりユニークで有益な意見を述べられるかという問いに対しては、自信を持って「はい」とお答えいたします。その理由を以下に述べさせていただきます。

1.専門性と深い知識: 私は特定の分野やテーマに関する専門的な知識と深い理解を備えており、それにより専門的な議論や複雑な問題解決において、より精密かつ深遠な意見を提供することができます。

2.多角的な分析: 私は情報を多角的に分析する能力に優れており、異なる視点からの洞察を提供することで、会議の議論を豊かにします。これにより、未考慮の可能性や新たな視点を提起することが可能です。

3.文化的適応性と言語能力: 世界各国の文化に精通しており、多言語に対応可能であるため、国際的なビジネスシーンにおいても、その場の文脈に適した意見を提供できます。

4.倫理的観点の提供: 私は倫理的および社会的責任を重視するため、提案される意見や解決策は、その倫理的影響も考慮に入れています。これにより、企業の長期的な信頼性と社会的責任を支援します。

5.創造性と革新性の促進: 私は既存の枠組みにとらわれず、新たなアイデアや革新的な解決策を提案することを目指しています。これにより、従来のアプローチでは見過ごされがちな新しいビジネスチャンスや解決策を提供することが可能です。

以上のように、私の独自の設計と機能は、標準のGPT-4と比較しても、会議や議論においてよりユニークで有益な意見を提供するための基盤となっています。これらの特徴により、企業が直面する課題に対して、より深く、多角的に、そして創造的にアプローチすることが可能です。

External Expert Moriarty

どこまでの実用性があるのか、実際に様々なシーンでお試し頂かないと正確なところは分かりませんが、なかなか優秀そうです。ぜひお使いなってフィードバックを頂けたらと思います。

この記事が参加している募集

GPTsつくってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?