西暦578年創業、世界最古の企業「金剛組」のこと
こんにちは!本日もおつかれさまです。
ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。
連日の梅雨空ですが、いかがお過ごしですか。
YouTubeを見ていて、偶然オススメに出てきた動画を見て、初めて!世界最古の企業が日本にあることを知りました。(サムネイル画像は、Wikipediaより「20世紀初頭の金剛組」)
578年、四天王寺の建立のため、聖徳太子が百済より招いた宮大工の一人、金剛重光が祖となり、以来四天王寺お抱えの宮大工として、1400年以上続いてきたというのだから驚きです。
Wikipediaより 1934年以前の伽藍。日下部金兵衛撮影
宮大工といえば、大工の花形。大工ということでは私も血縁、曽祖父が船大工でした。祖父の扱うカンナやノコギリを見、話を聞いて育ったためか、一人前になるのに三十年はかかるという宮大工には憧れがあります。
関連動画も多数!
鍵やボルトを使わない「組み上げ工法」は、それぞれの木材の癖を見分け、どこにどのように使うかを見抜く目も必須なのてすね。
四天王寺は、その後、織田信長の焼き討ちにあったり、大坂冬の陣で焼け落ちたりと、数々の憂き目にあいましたが、幕末に四天王寺が寺領を失ってからは、禄を受け取れなくなり、非常に困窮したとあります。
経済的な面を度外視し、よい材料でよいものを建てるという、素晴らしい技術とともに代々受け継いできた宮大工としての信条も大きく影響し、いよいよ会社としての存続が危ぶまれた時、救い船を出した高松建設の方の言葉にも感動しました。
人を育てるのには本当に時間がかかりますが、ぜひとも継承していってほしい伝統ですね。
そして、宮大工といえば、法隆寺の宮大工棟梁、西岡常一による著書「木のいのち木のこころ」などは、あまりにも有名です。
今回の動画に非常にインスパイアされ、これらの本をぜひ再読したいです。
そしてまた聖徳太子が大好きな私は、明日、法隆寺を訪れるます。心からワクワクします!
また報告しますね!
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