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2023年度新入社員レポートを読み解く『2023年新入社員の傾向』編

シェイクの佐々木です。

6月28日及び7月5日に、
「2023年度新入社員レポートを読み解く
~学生生活3年間をコロナ禍で過ごした
 新入社員のリアルと育成事例施策~」

と題したウェビナーを開催いたしました。

2開催合わせて50名以上のお申込をいただき、
40名以上の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

今回ウェビナーにご参加いただくことができなかった皆さまにも、
シェイクが毎年「新入社員レポートを読み解く」ウェビナー
どのようなことをお伝えしているのか、
何を大事に企画しているのか
を知っていただきたく、この記事を書いてみました。

ここからは、ウェビナーの内容を一部抜粋してご紹介していきます!


シェイクの新入社員レポートとは?


前提として、シェイクの「新入社員レポートを読み解く」ウェビナーは、「新入社員レポート」のサマリーの紹介と、
レポートから見えた傾向を踏まえた育成のポイント
具体的な施策事例の紹介で構成しています。

「新入社員レポート」は
シェイクが10年以上発行し続けているレポートです。
近年は、毎年4月の新入社員研修シーズンに
お取引先企業様の新入社員を対象としてアンケートを実施し、
その結果を分析、考察して6月上旬にレポートとして発行しています。

私は3年間、シェイクでの新入社員レポートの発行に携わっていますが、「新入社員の傾向」が世の中で扱われるとき、
少なからず新入社員に対するネガティブな決めつけが起こってしまうことにモヤモヤしていました。

そのため、シェイクの新入社員レポートは
「新入社員を一律な物差しで見るのではなく、
育ってきた環境や価値観、原動力といった背景を理解し、
新入社員の可能性をより拡げていくためのツールである」

と定義しました。

昨年からはアンケート内容としても
「自分自身の強みは何か?」
「働くにあたって楽しみにしていることは何か?」
といった、新入社員のポジティブな面に着目できるような項目を入れ、
育成する側や新入社員自身が、前向きに、そして可能性を拡げていこう
というスタンスになれるような工夫をしています。

2023年度新入社員の傾向

前置きが長くなってしまいましたが、ここからがレポートの内容です!

アンケートでは10項目以上の調査を行っていますが、
ウェビナーでは5つのポイントに絞って
2023年度の新入社員の傾向を紹介させていただきました。

①自己成長・やりがいを重視している
②満足する収入を得ることができるかどうかへのアンテナが高まっている
③「対人感受性・信頼関係構築」は強みと感じている
④モチベーションが高まるポイントは、「承認」「成長」「達成」
⑤上司・先輩との交流機会は、公式・非公式にかかわらず、 参加したい

自社の新入社員と比較してみて、いかがでしょうか?

経年比較で見てみると、今年最も特徴的だったのは
②満足する収入を得ることができるかどうかへのアンテナが高まっている”
でした。

コロナ禍や社会情勢の変化による景気の低迷・物価の上昇を
強く感じている世代ということで、しっかり収入を得て
自立することへのアンテナが高まっていると考えられます。

また、”①の自己成長を重視している”という点も踏まえると、
単に今の会社で安定した収入を得られていれば良いというわけではなく、
市場価値を高めていくことへの意識
も持っていそうです。

*詳細なデータは下記URLからレポートをダウンロードしてご覧ください
 レポートダウンロード:https://shake.co.jp/contact/report/

傾向を踏まえた新入社員育成のポイント

ここまで見てきたレポートの結果と、
弊社が実際に4月~6月までに研修などでかかわった
2023年度新入社員のリアルな出来事も踏まえ、育成のポイントを

①強み/課題でフィードバックの伝え方を変える
②行動の具体化・持論化をトレーニングする
③様々な人とのかかわりの中で仕事を意味づける

と置きました。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

少し記事が長くなってしまったので、”なぜこの3つをポイントとしたのか?”
という点については、後編となる『2023年度新入社員の育成のポイント編』
でお伝えしたいと思います。

『2023年度新入社員の育成のポイント編』もぜひご一読ください!


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