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オペラグラス無しで目が合うなんてそんな恐ろしい事。

常に前を向いて生きたいよね~って思います。

基本的に起こったもんは仕方がないし、今できる最良のことを考えようぜってスタンスでいます。
とはいえ、ミスをしたらしばらく頭を抱えて転げ回るし、思い出し死にたい期が訪れたりはします。
けどまぁ何をどう後悔しようと過去に戻る事はないので仕方がない。
ただ誰か人が絡んでしまって、その人が悲しんでしまったかもしれないとなったら、そしてそれを直接正す手段が無いとしたら……。

数年前、私の大好きで大好きな宝塚の公演にて、最前列のどセンターという信じられない席が公式の抽選にて用意されるという奇跡が起きたことがありました。
当時大好きだったスター達を前に号泣し放心し(※公演は喜劇でした)ついに訪れるフィナーレ。フィナーレはスターの方々が目の前の舞台に横一列に並ぶというまさに天国のような状態になるのですが、恐れ多すぎてお顔を直視できないまま過ぎていく時間(目線を合わせて話すのが苦手な人は相手の顎辺りを見ると良いと言いますよね。スターさんの顎を拝見していました)ふと顔を上げるとそこにはこれまた大好きだった当時のトップ娘役さん。
目が合いました。
なんとあの歌姫がこちらに微笑みかけてくださっている……女神がいる!!
当時の私は突然のことに混乱し思わず目を逸らしてしまった。
突然も何も、頂こうと思えば方々から目線を頂戴できたであろう席で何を言っているのかという感じなのですが、小心者には刺激が強すぎました。

これが未だに後悔として胸につっかえていて!!!!
わざわざこちらを見てくださった方から目を逸らすとは。

未だに思うんですよね、公演が終わった後に手紙でも書いていればと。
今から書いてもな……なんて思っているうちに数年が経ってしまいました。
彼女からしたらたくさんあった公演のうちのひとつであり、きっと忘れてしまっているのだろうけど。私が自分の後悔を清算するために今からお手紙を書いたところでエゴなんだよなぁ。

いや、今からでも書いたらいいのか?さすがにいつの話やねんってなりそうなレベルなんだけど。
答えは出ません。

後悔は先に立たないし、常に今できることを考えたい。
思っていても難しいものは難しいですね。

教訓:目があったならありがたく目線を頂きましょう

『書く習慣 Day20 これまでで一番の後悔』でした。
後悔を引き摺りたくないタイプなので、ぱっと思いついた内容で。
ふとした時に思い出しては転がりたくなる観劇エピソードでした。


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