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【3分で斬る】おもてなし精神が人を苦しめている。#105

あと237日。


どうも。
社会福祉士&保育士のしぶです。

2児のパパをしたり、
子どもが暮らす施設の先生をしたり、
これからの福祉や子育てを考える
コミュニティを運営したりしてしております。

みなさま、どうお過ごしでしょうか?

さて、今日は
『おもてなし精神が人を苦しめている』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。


本題に入る前にお知らせさせてください。
わたくし、社会福祉士しぶの記事では、
人とのコミュニケーションにおいて、
みなさんが強い気持ちをもって
人と関わることができるように、

そんなお話をさせて頂いております。
毎日夕方6時の配信です。
ぜひ、ご参加していただきたいです。
よろしくお願いします。


さて、そんなこんなで本題でございます。

今日はですね、

『おもてなし精神が人を苦しめている』

というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。


ボクの父がバスの運転手をしているのですが、
ストレスが多いみたいなんです。

いろんなお客さんがいて、車の運転が荒い人がいたり、
バスを配慮しない運転をする人が多いみたいなんです。

お客さんからのクレームも多いみたいで、
「どこどこを走っているバスが、歩道側に寄りすぎて
バイクが前に進めなかった」
とか。

クレームが上がると上司に呼び出されて、
事情を聴かれたり、注意を受けたり、
社内に注意喚起で掲示されたりするようです。

「運転手の事情があるにしても、気をつけるように」
と言われるみたいなんです。

そして、車載カメラでバス車内の様子や
運転の様子も録画されているようで、
徹底的に運転手が管理されているんです。

これって、ものすごく仕事しづらくないですか?

人って、誰かに管理されたり、文句や注意を受けると
萎縮するじゃないですか?

「次から事を起こさないようにしよう」と。

これでは、働いている人は充実感が持てないと思うんです。

まさに、ストレスが増えていく一方だと思います。

お客さんのクレームに毎日ビクビクしたり、
上司から注意を受け、管理されると働く人は苦しいかと。

こんな状況って、バスの運転手だけじゃなくて、
日本の社会にはたくさんあるんだろうなって。

お客さんファーストの「おもてなし精神」もいいですが、
それって、自分たちの首絞めてません?

働く人の人権はどこへ?

働く人が「自分たちは会社に守られている」と思えないと、
働く人は「お客さんのために」なんか思えないと思うんです。

そんな社会にどんどん進化してませんか?日本は。

福祉もそうです。

子どもや高齢者などの弱い立場の人権を守るのは、
働いている人です。

その働いている人の人権は、果たして守られているのでしょうか?

働いている人の人権が守られてこそ、
誰かの人権を守ろうと、人はするのだと思います。

そこが、あまりにも抜けすぎていると思ってボクはならない。

こんな社会に、ボクはいたくないな、
住みたくないなって思ってしまいます。

「おもてなし精神」って、そんな大事ですか?

ボクたちは、求めすぎてませんか?

それは、働く人たちを苦しめます。

しいては、自分たち自身を苦しめている行為になります。

そんな息苦しさが、当たり前になっていて本当にいいのかな?

ボクはもう、懲り懲りです。
ウンザリです。

まあ、それでも我慢して働かなきゃいけないんですけどね。

それが、サラリーマンの宿命です。



ということで、今日は
『おもてなし精神が人を苦しめている』
というテーマでお届けいたしました。


社会福祉士しぶのnoteでは、
子育てやビジネスで役立つ記事を
毎日3分で読み斬る量で投稿しております。
興味がある方は、ぜひ覗いてみてください。

それでは、ステキな一日をお過ごしください!

また明日の夕方6時にお会いしましょう。
社会福祉士・保育士のしぶでした。

じゃあ、またねー!

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