「手で考える」感覚をどう実感させるか。
授業で、よく書かせる。私のnoteを読んでもらえればそれはわかる。
とにかく小さなことでもノートに書かせる。できるだけ文の形で書かせるようにする。
このとき、手が動きださない生徒がいる。もちろん考えている生徒もいる。しかし、1分経っても2分経っても書き出さない。
こういう場面には慣れている。対策はある。しかしまずは、次のように言う。
「頭で考えるんじゃない。手で考えなさい。手を動かすのです。手を動かして、書きながら考えるのです。」
これは、文章を日常的に書く人ならよくわかるはずだ。書きながら考えるのが基本である。考えてから書くのではなく、書いているうちに思いつくことがあるから考える。
しかし生徒はこの感覚がわからない。当然である。そんなに書いてきていないからである。だが、書くことのハードルを下げるためには、この感覚を身体的に理解するしかない(と思う)。
でもどうすればいいかはよくわからない。とにかく書かせるしかない。なにか方法があるのだろうか。考えている。
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