特別企画10 二十歳の街道冒険家とおじさん達の新年会
長崎街道で出会った二十歳の街道冒険家の土岐勇太郎君。
今度は東京で会おう!と2023年12月27日に佐賀約束して別れてから約4週間後の1月23日、早くも約束の日がやって来ました。
2024.01.23
1.街道冒険家との出会い
2023年もあと5日と迫った冬晴れの佐賀平野、風のない穏やかな午後に街道冒険家と出会いました。
前方に、大きなザックに両手にはスティック、どう見ても野宿して長崎街道歩いてますと、全身からオーラを出しながらも、辛そうに歩いてます。
その時彼は疲労のピークで、足裏の痛みと闘ってました。公園で寝泊まりして20kgのザック背負っていたら、そりゃ疲れます。
ザックが大きく、後姿だと老若男女の区別もつかず、追い越し際に覗き込んで挨拶すると、若い男の子でした。
大学で観光学を学ぶ二年生。
おじさんと話すのが嫌ではないのか?一緒に佐賀宿までお供することに。
話していてわかったのは、街道歩きの話が普通に出来る相手に、生まれて初めて出会った様で、あっという間に佐賀宿に到着。
私も、街道歩きの話が普通に出来る若者に、会ったことなかったです。
食事して再会を誓ってお別れ。
詳しくはこちらのレポートをどうぞ↓
2.再開までのやり取り
早速その夜に、街道歩き仲間のグループチャットに報告。
即答で私たちの飲み会に招待しましょう!
という事になり、おじさんたちは勝手に盛り上がり始めます。
おじさんたちの新年会の予定、1/23でなんとか調整できました。
しかし、その頃は大学は期末テストやレポートのピーク期、無理かなと思いつつ街道冒険家に連絡すると…
↑何の躊躇いもなくYES回答。
そして、新年会開催日の1週間前に、予約した日本橋のお店を伝えると…
↑もちろん皆さん歩きですよね。
このLINEをおじさんたちに共有すると、もう大喜び!
なぜこんなに喜ぶかというと、おじさんたちの集まり、時々現地まで歩いて集合という、過酷なルールで行う場合があるからです。
昨年夏に赤坂のサウナで暑気払いをやった時は、松戸在住の2人が朝の6時にグループチャットに、悪魔のメッセージを送って来ます↓
これを見たおじさんたちは、俺も俺もと同調圧力に負けて、歩いて赤坂を目指し始め、ゲリラ豪雨の中、赤坂を目指したのでした。
3.再会
新年会前日、街道冒険家に、
新年会会場近くの日本橋で待ち合わせ、とLINEすると↓
翌日のLINEの返信が、
レポートに追われているので"電車で行きます"。
待合せは日本橋の"道路元標"前。
"作品"をいくつか持っていきます。
ひとつひとつの返信内容が面白すぎました。
おじさん二人も日本橋に駆けつけて、お店に移動します。
何やらアート作品みたいな物を持参してます。宴会のお楽しみ!
4.新年会
宴が始まり、しばらくは世間話。
中盤に差し掛かり、街道冒険家がまずは長崎街道を歩く時に使った羅針盤、1/50000の地図を披露。
地図には、おばちゃんにジュース貰う、などなど、たくさん書き込まれており、みんな真剣に見入ってます。
私はどの様に書かれていたのかな?
そして、お楽しみの作品!
街道冒険家が持参した作品は、都道府県別市町村地図パズルでした。
ダンボールに標高を色分けした地図と、道路や鉄道を丁寧に、手書きで書き込んであります。
これがあまりにも精巧で、みなさん唖然としてました。
最初のパズルは福岡県。
縦にしてやっていると、下に落ちて来てしまいます。うまく地図の下の市町村からはめていくのは至難の業。
横にしたらやりやすくなりました。
ていうか飲んでいるので、横にしたらやりやすくなる事に気付くまで、かなり時間がかかってます…
次は群馬県。
俺昔営業でよく行ったので詳しいから、と言いながらやっている人がいましたが、全然ダメ…
出来ない事を、市町村合併のせいにしたりしてましたが、
なんとか完成しました。
どこかの県は、飛び地までパズルで作ってあり、確か22都道府県まで完成していると話してました。
あっという間の4時間でした。
5.日本橋へ
宴会中に誰かが、道路元標を知らないと言ってしまい、みんなで日本橋まで確認しに行くことに。
この日、おじさんたちは二次会に行く元気が残っておらず、この後解散。
6.翌朝
翌、早朝に御礼のLINE。
また飲みましょう!
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