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岡田武史さんの言葉から感じる「一体感」の意味と考え方

先般行われたカタールWorld Cup2022ですが、何となくアジア開催って感じがしませんでしたね。
その他、色んな意味で新鮮な部分がありました。
・11月~12月の開催
・準備期間1週間
・VARなどのテクノロジー化
など色んなご意見はあるかと思いますが、新たな試みはどんどんしていくべきかなと感じます。
VARについては以前から行われておりましたが、それにともないアディッショルタイムがめちゃくちゃ長くなり、もやは別のスポーツとまで言われたりもしました。

そんな中、日本のメディアでも変化がありました。
民放各社が放映権料の高騰などもあり、ABEMA TVで全64試合を見ることが出来るようになりました。
私も利用しましたが、遅延なども特になく、見たい時にいつでも見れる感じがとても良かったなと感じました。

さて、そのABEMA TV で元日本代表監督の岡田武史さんと本田圭佑さんの対談がありました。

その一コマで「一体感」のことを岡田さんが話していたのですが、そのお話がとても共感出来ましたので今回のお題にさせていただきました。

簡単に言うと、「自分と違う考え方を認める」というものです。
「一体感」から組織を作ろうとすると失敗する。
「一体感が目的」になってしまうから。
「一体感を持ってやりました。でも勝てませんでした」で良いはずがないんですよね。

しかし「勝利」ということを共通の目的にしていれば違ってくると。
例えば、こいつ好かんけどパス出せば決めてくれる。そういうつながりでお互いを認め合って「勝利」という目的に一緒に向かっていけば、勝手に一体感は生まれる。

こんな感じのことをおっしゃっていました。

「勝利」するために自分は何をするべきか?

というのは、ひとそれぞれ考え方が違うわけです。

今回のサッカーで言えば、全然守備をしなくても、点を取ればいいと思っている選手もいるかもしれませんし、いや違う、全員でまずは守備から・・・と思っている選手もいるかもしれません。
しかし「勝利」を目指しているという「共通の目的」が一致していれば、何が「勝利」に一番良いのか?という話し合いが全員で行われ、そこに向かって全員が全力でプレーするわけです。

そこの落としどころは、最終的に監督が決断するわけですし、その決断には「責任」が伴うわけです。

これはビジネスにも同じことが言えますよね。

それこそ小規模な会社の社長が1人で引っ張っていこうとしても、周囲の協力なしではなかなかうまくいきません。
一体感やチームワークは大切ですが、「この事業を成功させる」「売上をあげる」というところに目を向けないと上手くいきません。
まして、チームワークや一体感のためにトップが部下をおだてたり、機嫌を取ったりしても当然上手くはいきませんし、運よく成果が上がっても長続きはしません。

会社を好きになってもらうのも同じで、結果を出す過程で、自分がその一役を担えたと感じることが出来るかどうかというのはとても大事で、そういうことが感じられる会社であれば、その会社も仕事も自然と好きになるのかなと思います。

まずは、現在の「チーム」の共通目標がなんなのか・・・

そして全員がその共通目標を理解しているのか・・・

その共通目標に向かって「行動」しているのか・・・

それが大切であり、そこに導くのがトップのお仕事かなと思います。

今日も私の個人的な見解をお話しました。

皆様の何かの参考になれば嬉しく思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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