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②Mr.Childrenマイベスト

はじめに

僕は中学生の頃からミスチルが好きです

一瞬話が逸れますが、僕はアーティストごとにマイベストをプレイリストのように作って聞くのが好きで
たまにインスタグラムのストーリーで投稿しているのですが

Mr.Childrenのマイベストをこちらで紹介しようと思います
ランキングのような、プレイリストです

ミスチルファン歴約16年の完全主観マイベストを書きましたので
よかったら見てみてください!

マイベストはこの11曲です

1,himawari

37th Single


ミスチルのなかでも最高傑作だと思ってます

この曲については話したいことがありすぎて、解説をひととおりポッドキャストで話してしまったのでよかったら聴いてほしいです!

「Mr.Childrenのhimawariという楽曲について」
なぜ最高傑作だと思ってるのかについて理由を述べています

洋楽でいえば、僕はJason Mrazの『The Woman I Love』という曲が頂点だと思っているのですが
邦楽で言うそれにあたると思っています、完全に主観です

Youtubeでmanjiroさんという方がストリングスを動画にしているのですが、曲の切なさがとても伝わると思うのでそちらのリンクも貼ります
「Mr.Children「himawari」のストリングスが美しいので是非聴いて欲しい。」

2,エソラ


15th Album

ミスチルを好きになったきっかけの曲です
中学生のときにおそらくMステで見たと思います

歌詞全体的に好きなのですが、
音楽というものがわたしたちにとってどんなものであるのかを教えてくれている気がします

『明日へ羽ばたく為に 過去から這い出す為に』
『忘れない為に 記憶から消す為に』
『めぐり逢う旅に サヨナラ告げる度に』
その音楽を聞くことで、あの人と一緒に居たな、とかこんなことあったときよく聞いてたな
など、多くの人に当てはまる現象かなと思うのですが、
それが短い言葉でわかりやすく表現されていると思います

特に僕は
『心さえ乾いてなければ どんな景色も宝石に変わる』
という歌詞がとても好きで、自分の気持ちというか心で状況の見え方、捉え方が変わってくるのでこの考えを知れて良かったなと思っています

3,Another Story


13th Album

「靴ひも」という曲の後日談というか対比になっているためこのタイトルになっていると言われているそうです

なんとなく2人の時間が少しずつ惰性になっていってしまう様子が伺え
どこか聞く側にも共感する箇所がある内容にもなっているかなと思います

個人的考察でラスサビの
『夢とか理想とかおもちゃみたいにまだ思ってるかなあ
わかり合うなんてそう簡単じゃないのは分かってる
ごめんねって言葉君は聞き飽きてるんだろうけど
誤解が生じないように簡潔に伝えられぬもんかなぁ
君と生きる毎日がなんだかんだいって嬉しい』

ギターを弾いていた僕はおそらく真面目に音楽をやっていたけど彼女にとってそれは理想に近いものだと思っていた
2人の間に誤解があった、要はすれ違いかなと思います

ただ、君と生きる毎日がなんだかんだいって嬉しく
今後ももしかしたらまた誤解があるかもしれない、すれ違いが起きるかもしれない
だけど2人は一緒にいるんじゃないかな
というなんというか完全に解決はしないけど希望はあるみたいな
桜井さんの歌詞の書き方が好きです

このラスサビすこし前
『君は笑ってた 無理はしないでよ だけど笑ってた』
これは想像としては優しさで笑っていて

僕はエーリッヒフロムの「愛するということ」という本が好きでして
愛は技術であり、与えることが大切という認識なのですが
ここの「君」はそのタイプなのかなと思って優しさを感じました

4,fantasy


18th Album

歌詞であり、僕の主観でもありますが、私たちは幻想のような現実を生きていると思っています
というのは、戦争が起きたり、人が人を殺したり、騙したり、という嘘みたいなことが実際に起きています

この曲はその嘘みたいな現実が実際に起きているという提起と
でも夢を持って生きていこうというような願いを
「fantasy」という言葉に歌詞にも出てくる誓いや皮肉を込めて表現していると感じました

『僕らは愛し合い 幸せを分かち合い
歪で大きな隔たりも越えて行ける』

最後の『日常の中のファンタジーへと』は僕は、ある意味これは逆説だと思っていて
「嘘みたいな現実で(作り話みたいな世界の中だけど)夢を持って生きよう(夢みたいな事を現実で言ってこう)」という受け取り方をしました

なぜならラスサビ前の歌詞
『昨夜見た夢の中の僕は兵士 敵に囲まれてた
だから仕方なく7人の敵を吠える犬を撃ち殺して逃げた』
夢の中の兵士の僕は敵を撃ち殺して逃げます
これは現実でもし同じ状況が起きたら多分そうすることへの暗示かもしれないのかもと感じました

難しくなってきたのでやめますが、この歌詞とても好きです

5,水上バス


15th Album

中学生のころ初めて聴いたアルバム「SUPERMARKET FANTASY」で特に好きだった曲

当時、歌詞の終盤で2人が別れてしまったことに中学生ながらびっくりした記憶があります、あんなに仲良さそうだったのに、、

主観ですが
『川の流れのように 愛は時に荒れ狂ってお互い足をすくいはじめる』
のところ
同じアルバムにHANABIという曲が入っていて、そこで
『透き通ってく水のような 心であれたら』とあって

この「透き通ってく水」と「川」のイメージが近い場合
透き通ってく水のような心があったとしても、ときには相手の足を川の流れのようにすくってしまうことがあるかもしれないと
人間が分かりあうことの難しさを改めて感じました

6,Over


4th Album

もともと好きでしたが桜井さんのギルバートオサリバンの話を聞いて更に好きになりました

ヒカリノアトリエのシークレットトラックで、メロディ制作の際、インスピレーションを受けた曲として「Alone Again - Naturally」という曲を挙げています

個人的には
『いつか街で偶然出会っても 今以上に綺麗になってないで』という歌詞が特に好きで

僕も前のパートナーには思いますし、逆に自分自身もそのとき以上、別れなきゃよかったって思わせるくらいにならないとって思えます

7,ひびき


29th Single


『幸せなんか そこら中いっぱい落ちてるから 欲張らずに拾っていこう』という歌詞が好きです

自分がただ気づいてないだけで小さな幸せや嬉しいことって意外とたくさんあると気づかせてくれる歌だなと思います

「Documentary film」という曲の『君が笑うと 泣きそうな僕を』もそうかもですが
この曲も『君が好きで 涙がこぼれるんだよ』と
決して良いことばかりではないフレーズをしれっと入れてくるところも好きです
あと自分の名前にある漢字が同じなのも親近感があって好きです

8,CANDY

12th Album

過去にどうしても諦められなかった人がいたときに聞いてました
曲としてもとても好きです

9,ロードムービー


9th Album

桜井さんが1番好きだと公言している曲
オートバイが走る一枚絵のシーンでのこと

桜井さんの言葉をなぞると

『カラスが飛び交う空に モノクロの輝く虹』
何かしらの闇を抱えている暗示

『街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る
等間隔で置かれた闇を超える快楽に
また少しスピードを上げて
もう1つ次の未来へ』

問題は何も解決しないまま、2人は今日もオートバイに乗って夜の道を走る

等間隔に置かれた街灯はただの街灯ではなく2秒後の未来
照らされてる未来は2秒後の未来
闇のなかで次の未来が2秒後にやってくる
それが快感
なぜならこの2人には問題があるから

自分(たち)の問題は解決しないんだけど
街灯があることでそれが希望になる

という例え
曲ができたとき、天才だと思ったとのこと

僕はBaseBallBearも好きなのですが、ボーカルの小出さんが
「君という幸せ(光)を背負い進行方向(未来)に進むがその先には暗闇が広がっている設定と描写があまりにも秀逸」
むしろこちらはプラスと見えてマイナスのような捉え方のようにも感じます

聞く人によって変わるこの余白も好きです
「水上バス」もそうですが、「遠くへと」など
乗り物系の曲も好きです

10,Starting Over


18th Album


僕の記憶によれば
ドラマタイアップ用に作っていた「ノブナガ」という曲
一度お蔵入りになり、「足音〜Be Strong」が完成

その後、桜井さんが再び「ノブナガ」聞き直して
自分たちへのプレッシャーをモンスターに例えた歌詞等を含めて歌詞を書き直し完成

本人たち曰く「足音」が生まれたからできた曲

偶然なのかは分かりませんが、自分たちのプレッシャーを「モンスター」の例えに変えて、
一度お蔵入りになった曲を「バケモノの子」という映画の主題歌になってるという流れがすごすぎて、、
こういったストーリー的な話がおもしろいところも好きです

11,終わりなき旅


15th Single


個人的にはこれは外せない曲という感じです

最後の方で
『胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように
いつも 今日だって僕らは動いてる』
のところでアツくなります

名もなき詩でも『僕だってそうなんだ』ってフレーズがあるのですが
ほんと誰もが少なからず悩んでいたりして
だけど、少しでも動く、諦めない感じがとても好きです

MONOEYESの「My Instant Song」という曲とこの曲にはほんと救われてます

おわりに

ミスチルの好きなところはそのときそのときで自分にささる曲が変わるところもおもしろいなと思ってます

僕自身心境などの変化があってもそれに合う曲がミスチルのなかにあります
僕以外の方にもそう感じる方もいるのではないかと思います

そしてなぜ11曲にしたかというと
現在僕が携帯でアップルミュージックを開くと
画面いっぱいに11曲まで表示されるから
です


心境による変化を先述しましたが、
この11曲はもう一生変わることない人生のマイベストだと思ってます

みなさんもよろしければ聴いてみてください
というか他の方のマイベスト知りたいー!

ちなみにもう一曲だけ追加していいのであればHEROでした!

24th Single

『ただこうして繰り返されてきたことが
そうこうして繰り返していくことが
嬉しい 愛しい』
この歌詞がもうめちゃくちゃ好きです

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