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フォロワーは集めるんじゃない、集まるんだ!じぶんをブランド化するための考え方まとめ

目次
はじめに
一発屋芸人からの脱出
ブランド人になる過程で必要になるもの
WhatとWhyとWhoの関係性
コミュニケーションの起点と反応スタイル
まとめ

はじめに

前回のブログにたくさんの反響をいただきありがとうございました!

おかげさまで1日でフォロワー600人から1000人にまで増えて、首の皮が一枚でつながった、というより一度外した首を元の位置に戻すことができましたw

ただフォロワーが増えたということは事実ですが、いま僕が注意しないといけないなと思っているのは、僕はツイッターハックの一発屋芸人だということです。

どれだけフォロワーを増やしたとしても、自分が本来持っている目的に寄せていかなければ何の意味もない、という危機感と焦燥感に駆られています。


一発屋芸人からの脱出

当然、いまツイッターを真剣にはじめる人が増えていることは小さなトレンドです。トレンドはいずれ去ります。

島田紳助さんの「XとYの分析」をご存知ですか?

芸能界でおるやんか、お笑いの世界で、「一発屋」って。
まさに、それやねん。なんで一発で終わるねん、売れたやつが。
なぜ売れたかわからないし。
たまたまやねん。たまたま前からやってきた、おんなじことを。
ほんでたまたま時代は変化した。
だから、一発屋の方がインパクトあるのよ。
さっきゆうたように、Yっていうのは動くでしょ。世の中の笑いの変化やから。
おんなじことやってきたやつは、ここで「バッチャーーン!」と当たってまう。
ガツーンと出合い頭に起こった事故やから、キツイわけや。
きついから、インパクトあるから、「ボーン!」と売れる。
でも必ずすぐ、2,3年したら、ずれるよな。そしたら自分でもう修正きかへん。

「一発屋」にはこれが足りん!紳助が残したメッセージ。

紳助さん曰く、一発屋はYの流れに合わせて、変化していかなければいけません。

そのためには自分のXをかけ合わせながら行動し、次の一手を打ち続けなければいけないということ。

そして前回のブログを公開してしてから、ある気づきがありました。


ブランド人になる過程で必要になるもの

フォロワーを増やすことが目的でない場合、目に見える形での「What」が必要になる。そして、その時期は近々やってくるということです。

ツイッター上で田端さんがくれたコメントにも書いていますね。

そうなんです。

「What」と「Why」と「Who」が必要なのです。

この3つをしっかり表現しなければ生き残れません。その通りなんですが、それが難しいんですよね…

みなさんの気持ちわかります。

しかし僕が思うに、3つは同じ時間軸の上に並んでおり、「Why」や「Who」を出すまえに、まずは「What」を解決できれば突破できるのではないかと考えています。

"人は見せてもらうまで、何が欲しいかわからないものだ。"
スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズが言っているように、目に見えないものは誰も理解してくれません。僕はツイッターは「じぶんスタートアップ」だと前回のブログで書きました。

じぶん = 製品」であれば目に見える製品もないのに、いくら良いことを語ってもどうしようもありません。

そもそも僕自身、何者でもない人間です。

大学を出たあと好き勝手生きてきただけ。そういう看板を持たない人間がこの社会で生きていくには、「What」を認めてもらうしか生きられませんでした。

そういう過去から来ている考え方ですので、すべての人に当てはまるわけではありません。しかし、看板を作っていくブランド人になる過程では使える部分もあると思います。

なので、僕が考える「What」と「Why」と「Who」の関係性を、ちょっと図にしてみますね。


WhatとWhyとWhoの関係性

ツイッターを再開して、いま僕をフォローしてくれている方からの認知のほとんどは「フォロワー0から1000までのブログの奴」です。下手したらそれすらもないかもしれません。

しかし、僕がもう一本ブログなどでアウトプットを出したら、僕の印象はどうなるでしょうか。そしてさらにもう一本、またもう一本…

ひとつひとつのWhatがアウトプットです。What間にある相関から少しずつ輪郭が浮かび上がってくるのではないか、という考えです。

たとえば3本のブログを書いたとしたら、ブログ間に潜んでいる行間の解釈は人によって違うものになると思います。

しかし、少しずつ僕がアウトプットを繰り返していけば、それが僕の輪郭になって「なぜこれをやっているのか」ということが固まりはじめます。

言語化することは難しいけれど、

なんとなく僕が次にやることを想像してもらえうようになる。

ということが言いたいことです。当然、内容の質が低ければその時点でそんな想像すらしてもらえる前に、離脱が起こります。

それは読んで頂いた方の反応をみてもわかると思いますし、方向性が固まってきたら、そこではじめてWhyを言語化すると、より強烈にWhyの表現が可能になるはずだと考えています。

WhatのないWhyには信用がない。

言い換えると、いま自分が何者でもない人は、本業でも副業でも何でもいいから目的につながるようなアウトプット(What)をしなければ、フォロワーを増やして終わるということです。

フォロワーは集めるんじゃない、Whatに集まるんだ!


そして最後の「Who」についての僕の解釈はこうです。

僕が思うに、Whoは相手が認識するものだということです。自分が伝えたいメッセージが相手の中で蓄積されていった結果が、ブランドでありWhoだと考えています。

自分からできることはメッセージの方向性を整えるくらいです。自分のメッセージがどんな誰にどう認知されているか、効果測定をしながら微調整することが重要です。

あなたは誰にどんな価値を与える人ですか?

それが前回のブログにも通じる話になってきますね。

余談ですが、Whoは隠されれば隠されるほど気になりませんか?

最近でいうとPVマフィアさんが有名ですね。質の高いWhatと徹底したギブを行うWhyの精神。中の人って誰?みたいな話で一時期ザワザワなってましたね。ヒカルの碁のネット棋士の「sai」も同じ。

誰か分からないからこそ、気になるんですよね。

僕だけでしょうか?


コミュニケーションの起点と反応スタイル

むかしは僕もプロダクトが出来てもいないのに、ビジョンとか思想のメッセージばかり語っていました。

すると最後は、

あの人、なんか宗教の人でしょ?

と言われるようになって終わりましたねw

これは最悪の状態です。いや、ほんとに。

市場は動いているわけですから、アウトプットを武器にして自分を語る人が多くなるのは当然のながれです。たとえばツイッターをちょっとのぞくだけでアウトプットの猛者はたくさんいますよね。

しかし、自分が何者かの輪郭づくりのためにアウトプットを出していくことのデメリットは、産みの苦しみくらいではないでしょうか。それ以外はメリットしかありません。四象限に落とし込みました。

自分がアウトプットをだすこと、それもブログのようなまとまった情報を出す場合は左上から始まります。

ツイッターでは引用リツイートで、相手のコンテンツに乗っかって生み出せるので右上の場合もありますが、ここでいうアウトプットは自分がオンリーで出すコンテンツです。

自分から一方通行に出すものなので、自分は反応される側に分類されますね。

反応される側ということは、反応がない場合もあります。どうすれば反応されるのか、それは内容の質次第なのでアウトプットの質を磨くしか方法はありません

田端さんが言うように、Whatそのものを教えて授けることはできません。が、しかし今回のブログの反応がよければ、次回はWhatを生み出すためのHow toにチャレンジして書いてみます。

それはさておき。

左上でしっかり反応されるアウトプットを出せたとします。すると次は右下に移動します。右下で最も大事なことは、

自分が「反応する側」になるということ。

僕もありがたいことに、今回のブログはたくさん反響を頂きました。できる限り反応に対してお返ししたいと自然と考えました。その答えとして僕が認知できる限り、引用リツイートで返信を続けていたんですよ。

うざいほどの量のツイートを投稿してごめんなさい…でもこれからもやめません!

で、何日か経った時にふと気づいたんですよ。

最近、自分の投稿を全くしていない。

自分の投稿を全くしていませんが、ツイート数はものすごい量になっている。エンゲージメントも下がっていない。ここで気づいたのがこの構造です。

つまり、反応に対しての返信も、

自分の価値を表現するコンテンツになるのではないか

ということ

もちろん内容が濃い返信はそう簡単に生み出せませんが、少なくとも反応を起こして頂いた方にはお返しできる1対nから1対1のコミュニケーションに変化させるのです

誰にも興味を持ってもらえないステージなのに、Whatとして大量に薄い内容のツイートを繰り返すよりは、少なからずギブすることができるし合理的です。

いま何を求めている人が多く、その欲求に対して自分の持っているスキルで何をお手伝いできるのか、に時間をかける。

すると反応される側から反応する側になり、自分が行う返信自体をサブコンテンツとして、自分のキャラクターをより多くの人に届けることができる。

またまた余談ですが、実はこれは組織の運用にも似ているという話です。

反応する人というのは評価者になるということです。組織には評価する人と評価される人しかいません。社長もマーケットから評価される人です。

評価を得るとどのようなインセンティブを手に入れられるのか。この構造を明確に設計し、何をすると評価されるのかを100%理解してもらうことが大事です。

余談終わりです。

最後に左下の「反応なし」についてです。これは反応をもらえたのに反応しないことで、コミュニケーションが完了してしまっていることです。今の僕がおかれているフェーズでは単純にもったいないという結果になるので僕はしません。

まとめ

ここまでつらつらと書いて参りましたが、Whatを生み出せずに苦しんでいる人が多いように思います。

前回のブログではとりあえず行動してもらえることを目指して書きましたが、いくらフォロワーを集めても「What」「Why」「Who」がなければ、ブランド人になることはあり得ません。

だから次回は、自分の現在価値を高めながら「What」を生み出すためのメソッドを書きます。

最後までお読み頂きありがとうございます。また引用リツイートで絡んできてもらえたらうれしいです!!

フォロワー集めに走っても意味がない!

行動して、アウトプットを出して、評価されて、評価する側になれ!!!

です。以上!!!


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