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人材流動化

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
「人材流動化」とは?
なんとなく持っているイメージは、1社で働き続けるのではなく、転職などで仕事・職場を変えることで、少子高齢化による労働力の不足を人材移動によって経済の活性化・労働生産性向上につなげるというものではと感じています。
また、個々人の労働への意識、副業や兼業など働き方の多様化などにより、金銭だけではない豊かな生活に寄与することが期待されているのではないか思います。
 
最近はまた、「ジョブ型雇用」と言う言葉も耳にしますが、一般的には「仕事に人をはりつける」という考え方の様です。特に欧米では普及している考え方で、仕事の内容に賃金を支払う。すなわち<職務範囲・内容>が定まっていると言う事のようです。
この反対的なのが「メンバーシップ型雇用」と言われるものです。こちらも一般的には「人に仕事をはりつける」という考え方の様です。日本企業に多いのですが、<仕事や役割を適宜分担するなど、各人の職務範囲が定まらない>と言う事のようです。特に、メンバーシップ型では長時間労働を引き起こしやすいとされています。
 
さて、ワタシは社会に出てから、既に7回の転職を経験しています。最初に勤めた企業は、新卒採用でしたので「メンバーシップ型雇用」と思います。9年間で、その企業を離れましたので、最初に飛び込んだ外資系企業から、それ以降はすべて「ジョブリクエスト」に基づき転職していますし、給与などについても職務範囲と職務責任により契約を結んでいます。
ただ、色々な問題もあります。例えば、退職金がなかったりします。
また、基本的に厚生年金には加入していますが、企業型DC制度などがあれば良いのですが、そのような制度を採用していない企業もあります。
 
ちなみにワタシがいま勤めているのは、日本企業になります。ジョブ型雇用の契約社員となりますので、退職金制度はありませんし、企業型DCにも加入できません。持ち株制度には加入できるのですが、その他の福利厚生は他のプロパー社員と同じに使用できます。
ある意味で、職務範囲と職務責任は、プロパーの方々より重いところもあります。退職金が無い分、月の給与が高いと言われていますが、退職金への課税と給与への課税には軽重がありますので、単なる詭弁なんですが、人事のみなさま笑。
まぁ、首相の諮問機関である「政府税制調査会」が、退職金の課税見直しなどを答申していますが、サラリーマンの猛反発を受けることが予想されますし、マスコミを騒ぐでしょうから、進まないだろうなと感じています。
 
だからこそという訳ではないのですが、iDeCoやNISAといった優遇税制を使って、ご自身で退職金や年金へのプラスアルファを作ることが最良だと思います。いわゆるゴールベースアプローチという考え方の様です。
 
今日の1曲は、「Can't Take My Eyes Off You」。邦題は「君の瞳に恋してる」です。原曲は、1967年にフランキー・ヴァリが発表しているようです。多くのアーティストがカバーしているのですが、ワタシの年代では、‎ボーイズ・タウン・ギャング(Boys town gang)がイチバン好きですね。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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