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グリーンボンド(Green Bond)

グリーンボンドとは、「地球温暖化対策や再生可能エネルギーなど、環境分野への取り組みに特化した資金を調達するために発行される債券」と定義されているようです。

ちなみに、“環境債”とも言われています。

世界では、原子力発電事業所への活用を目的としたグリーンボンドの発行が広がっているとの記事がありました。

「米最大の原発事業者コンステレーション・エナジーが今春に原発の維持・拡張に利用できる環境債を米国で初めて発行し、多くの投資家の買いを集めた。フランスでも電力会社が初発行し、累計発行額は4社で34億ドル(約5300億円)を超えた。」とあります。

また、「国際エネルギー機関(IEA)によると、50年の世界の電力需要が22年に比べて最大1.5倍になると予測。温暖化ガス排出実質ゼロの目標達成には、再生可能エルギーだけではまかなうのは難しく、世界の原発容量を倍増させる必要があるとしている。二酸化炭素(CO2)排出量の少ない低炭素電源として原発が再評価されているなか、資金調達の手法として環境債が注目されている。」とのことです。
 
さて、このグリーンボンドを投資対象とする投資信託もあります。
ただ、まだ世界の債券市場の中では規模が小さいことなど、幾つかの要因もあるとは思いますが、それほど大きな純資産総額とはなっていないようです。
  
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

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