2023年から補助金事業部が本格始動。仕事内容・やりがい・チームを事業責任者に聞いてみた
金融機関から融資を受けるデットファイナンスと、投資家から出資を受けるエクイティファイナンス。企業の資金調達方法と言えばこの2つが思い浮かぶと思いますが、そこに付け加えられる資金調達の方法のひとつが、国や地方自治体からの「補助金」です。
SRAでは、クライアントと投資家や金融機関を仲介するほか、運転資金を増やすための補助金申請もサポートしています。
その支援をしているのが、2023年から本格的に営業をスタートした補助金支援事業部です。事業責任者である藤田 陽介(ふじた ようすけ)が入社したのは、2023年1月。藤田は入社わずか2ヵ月で、すでにSRAで働くことの面白さを実感しているそうです。
セブンリッチがやりたいことと、藤田さんのやりたいことが重なり入社
——藤田さんは新卒で会計事務所に入社、その後前職である映画館向けのSaaS運営・開発企業でCOO(最高執行責任者)をしていました。SRAを知ったきっかけを教えてください。
会計事務所で働いていたころに、SRAの代表である服部さんのセミナーに参加したのがきっかけです。約10年前の当時、「身近な人の力になりたい」という思いや、セブンリッチという社名に込められた意味などをお聞きして、一般的な会計事務所像とは異なるというのが第一印象です。
また、僕が大学卒業後に会計事務所を志望した理由と、服部さんの「身近な人の力になりたい」というお話が似ている感じがして。もともと自分の実家が中小企業を営んでおり、経営者が豊かになると社員やその家族、取引先にまで良い影響が波及することを知っていました。
そのことから「自分の周りの人が、なるべく豊かな環境で暮らせるサポートをしたい」という気持ちがベースにあって、地域密着型の会計事務所を就職先として選んだんです。僕が会計事務所でやりたかったことと、SRAの世界観がリンクしたことを覚えています。
——その後弊社の市澤の紹介で、2023年1月にSRAへ入社しています。どんな経緯で入社に至ったのでしょう。
新卒で入社した会計事務所から転職後、僕はITベンチャーで働いてました。顧問会計事務所をお願いするならビジョンや世界観に共感できるSRAしかないと思っていたので、前職のCEOと相談してSRAにお願いしていたんです。主に市澤さんに担当いただき、オフの時間ではサウナに連れて行っていただきました。
前職を退職後、僕が独立してからも市澤さんとはお会いしていて、いろいろなことを話してきました。
僕が会計事務所時代に、クライアントの補助金申請や経理面をサポートしていたこと。その強みを生かして、事業を立ち上げたこと。そんな自分のやりたいことを市澤さんと話していたら、SRAとしても補助金事業部を立ち上げて、クライアントのニーズに応えようとしていることをお聞きして。次第にSRAで働くことを考えるようになりました。
——採用面談はされましたか。
面談らしいことはしておらず、補助金事業部や経理BPO(外部委託)事業部のメンバーと話したり、SRAのオフィスで定期的に開催しているリファラル飲み会に参加したりしました。
僕が仕事をするうえで大切にしていることは、誰と働くかです。将来の同僚であるメンバーとフランクに話すことができて、目指している世界観やビジョン、仕事への向き合い方など、彼らが持っている価値観に強く共感しました。
同じ方向を目指すメンバーと一緒に働くことができれば、ひとりで事業を行うより絶対に良いサービスを作ることができると確信したのが、入社の決め手です。
補助金申請サポートを通じて、実感している面白さは?
——SRAに入社して約2ヵ月が経過しました。現在はどんな仕事をしていますか。
補助金申請のための事業計画書の作成や、採択後のサポート業務、補助金事業部全体の進捗管理などを行っています。主に下記のような補助金を対象として、クライアントを支援しています。
現在は、事業者にウィズコロナ時代を生き抜いてもらうことを目的とした補助金制度が多い傾向にあります。最近は海外からの観光客が戻ってきているため、今後はインバウンド需要に対応する事業者に向けた補助金制度、地球規模の課題であるカーボンニュートラルの実現に向けた補助金制度などが増えると予想しています。
いかにクライアントの事業が社会にとって必要なのかを考え、事業計画書を作成し、国や市町村に申請する。その審査が通り、クライアントの事業が一歩前に進むまで、わたしたちがサポートしています。
——その過程で、藤田さんが実感しているやりがいや面白さを教えてください。
「世の中にこんなサービスがあるんだ」「こんな面白い切り口があるんだ」と、いまだ世の中にないサービスやさまざま事業戦略に触れ、ときには経営者と二人三脚で事業計画を組み立てられるのは、この仕事の面白さのひとつです。
ただ、経営者の方とお話しすると「うちのサービスに革新性はないから活用できる補助金制度はないだろう」と考えている方が多いんです。しかし実際に傾聴していくと「社長、それまさに革新性ですよね?」という部分を、わたしたち外部の人間が見つけ出せることがあります。
経営者が当たり前だと思って気づいていないこと、それを壁打ちする中で見つけ出していくこと。それが仲介者としての腕の見せ所であり、この仕事の醍醐味でもあると思っています。
——クライアントは若い会社が多いんですよね。
そうですね、主にベンチャー企業やスタートアップをサポートしています。
創業して間もない会社の場合、投資家に出資を依頼したり金融機関に融資を申し込んだりして資金を調達することが多く、補助金制度に目を向ける企業は多くありません。
仮に補助金申請をしようとしても、投資家向けや金融機関向けに作った事業計画書をそのまま転用して、審査に通るケースはまれです。慣れていない方にとっては、補助金を受け取るまでにいくつものハードルがあるため、まずはわたしたちがクライアントに適切な補助金制度を紹介し、新たな資金調達手段として活用していただきます。
ひとり、またひとりとメンバーを集めて、支援できるクライアントの数を増やしたい
——SRA全体や補助金事業部の雰囲気はいかがでしょう。
僕は会計事務所とベンチャー企業に勤めていた経験があるのですが、どちらかというとSRAはベンチャー企業色が強い印象です。
入社早々、社内のマネージャー層の方々と1on1をしたのですが、皆さん本気で僕に向き合ってくれて、何人ものスタートアップ経営者に壁打ちしてもらった感覚でした。皆さん口々に「何か困ったことがあったら、うちのチームに相談してください」とお声がけいただき、心強いマネージャーが大勢いる環境は今まで経験したことがありませんでした。
補助金事業部としてはまだ動き始めたフェーズで、各コンサルタントがそれぞれ機能している状態です。とはいえ、チームがバラバラというわけではなく、ノウハウ共有を積極的にし合う文化があるため、風通しの良さを感じています。
今後はアシスタントの方も入社する予定なので、彼らに自分たちの仕事をどんどん渡していき、支援できるクライアントの数を増やしていきたい。また、社内外に関わらず、目の前の困っている人をいつでもサポートできるチームでありたいと思います。
——最後に、転職を検討している方へメッセージをお願いします。
素晴らしいアイデアや事業戦略を持っているにもかかわらず、資金面で課題があり思い切った投資ができない。そんな目の前で困っている経営者や、会社の事業推進を補助金を活用してサポートしています。
クライアントの業種も多岐に渡り、経営者と戦略的な会話をするために身につけなければいけない知識が多く、業務をしていくうえで大変なこともあります。
ですが、補助金がなければ世の中に生まれなかったかもしれないサービスの開発を、クライアントと一緒に実現していったり、目の前の人の課題を一つひとつ解決していったり。そんなやりがいや楽しさは、僕たちのチームでしか実感することができません。
わたしたちの仲間として一緒に仕事してくれる方を探しています。ぜひご応募お待ちしております!
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