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【パート→正社員】働き方を変える決め手となった、メンバーからの一言とは

ここで正社員として働くのは難しいかもしれない——。

2016年にパートとして入社した渡部 理香(わたなべ りか)は、創業して間もない当時のSRA(SEVENRICH Accounting)の状況を見て、こう思ったそうです。

しかし2022年になり、彼女は正社員としてSRAで働き続けることを選択。約6年間勤務する中で、どんな心境の変化があったのかを聞いてみました。

渡部 理香(わたなべ りか)
大学卒業後、新卒で銀行入行し4年半勤務後専業主婦に。家事育児の傍ら税理士試験受験を継続し、3科目合格後資格の学校TACで通信添削講師として指導を行う。子育てが一段落した2016年SEVENRICH Accountingにジョイン。2021年税理士試験官報合格。経理BPOや試算表作成等、会計業務に従事。

家事や育児をしながら、SRAで働く生活がスタート

——渡部さんは新卒で銀行に就職され、その後専業主婦になられたんですよね。

そうですね。だいたい10年ほど専業主婦をしていたと思います。子どもが3人いて、一番上の子と一番下の子が6つ離れていまして、下の子が幼稚園に入るタイミングで、資格学校で添削のアルバイトを始めました。

仕事から距離をおいて子育てに専念するときに、いつかまた就職はしたいと考えていて。何か自分の力になる資格を取得したいと思っていたので、家事や育児の隙間時間を見つけて簿記や税理士試験のための勉強を続けていたんです。

出題される11科目の中で5科目合格すれば税理士になれるのですが、そのうち3科目合格でき、下の子が幼稚園に入園してひとりの時間が生まれたことも重なって、2009年から添削のアルバイトを始めました。

——資格学校で働き、その後SRAにいらっしゃると思いますが、何かきっかけはありましたか。

実務経験を積みたいと思って、新たに働ける場所を探しました。SRAは同じ資格学校で講師をされていた方から紹介されました。

「まだ創業して4、5年しか経っていない小さい会社だけど、これから伸びる余地があると思う。経理代行や振り込み業務ができる人を探しているから、ぜひ話を聞いてみては」ということで、わたしに声をかけてくれたんです。

——当時の面接でどんなお話をされたか覚えていますか。

「税理士の資格を取得したい」「子育てをしながら働きたい」などSRAで働きたいと思った理由を話しましたが、率直に「会計事務所で働くのは初めてなので不安があります」ということも伝えました。

ですが話を聞いてみると、職場に自由さやフラットさがあると思ったんです。メンバー同士が上下関係でつながっているのではなく、いろんな人と相談しながら仕事を進めるということで、横のつながりが強い印象を受けました。

全員で会社を作り上げる雰囲気が伝わったので、ここならできるかなと思い、パートとして働き始めました。

「どんな経験を積みたいか」「どんな会社を見てみたいか」自分の目標設定をもとに、仕事が決まっていった

——実際に働き始めてみて、6年前のSRAはどんな職場でしたか。

面接時に聞いたとおり、チームで仕事に向き合おうとする方が多く、困ったことがあればどなたでも快くアドバイスしてくれました。

しかし当時のSRAは創業間もなく発展途上ということもあり、社員の皆さんは遅くまで働いていたんです。わたしは週3日勤務で、10時に出社し16時に退勤するという働き方だったので、「この会社でわたしが正社員として働くのは難しそう、今の働き方がベストだ」と思っていたのが正直なところでした。

——当時は正社員になろうとは考えていなかったんですね。入社して間もないころはどんな仕事をしていましたか。

会計や税務のサポートに加えて経理代行などいろいろな仕事があり、入社当時に「どんな経験を積みたいか」「どんな会社を見てみたいか」をメンバーが聞いてくれて。わたしの目標設定から一緒にしていただきました。

行員の経験があったため最初は振り込み業務を担当していましたが、税理士の実務面も経験したかったので、徐々にデータ入力や帳簿の整理などにも関われました。

——実務も経験されながら、税理士試験のための勉強も続けられていたんですよね。

そうですね。テキストから得た知識が実務に結びついたり、実務で経験したことが試験に出てきたりするのが面白かったから、わたしは勉強を続けられたんだと思います。

たとえば、2021年に消費税法という科目を受験したのですが、ちょうど酒屋さんに関する問題が出題されたんですね。

令和になって消費税率が引き上げられ、軽減税率制度が導入されるなどの大きな変化がありましたが、担当しているクライアントに酒屋さんがいたこともあり、納めるべき消費税については熟知していたんです。そのようなこともあったおかげで、昨年税理士試験に合格できました。

自分のやりたかった会計・税務の業務を選択できたこと、自分のペースで働きながら家事や勉強の時間も確保できたことなど、働き方の自由度の高さがSRAの魅力のひとつだと感じています。

なぜ正社員になろうと思ったのか?

——入社当時は正社員になることを考えていなかったとのことですが、その後なぜ正社員という働き方を検討し始めたのでしょう。

入社した6年前と比較して、SRAや自分の状況が変わってきたからです。

まず、今年になって一番下の子が高校へ進学したため。子育てが落ち着き、続けていた税理士試験の勉強も一区切り付いたので、フルタイムで働くことを考え始めました。

また個人的なことですが、SRAの若い子たちがさまざまなチャレンジをされている姿を見て、自分の子どもへの向き合い方も変わってきて。

昔は、子どもにはきちんと学校に行ってほしい、できれば就職しやすい大学に行ってほしいという考え方に縛られていました。しかし今は、失敗してもいいから、チャレンジする気持ちを大事にしてほしいと思うようになったんです。

子どもが「これをやりたい」と話してくれたことに対して、素直に「頑張ってみたらいいんじゃない」と言えるようになったのは、SRAで価値観が変わったことが良い影響をもたらしているんだと思います。

そして自分に関する変化だけでなく、この6年間でSRAの労働環境もかなり変わってきました。テレワーク文化が社内に浸透したり、早めに帰宅する方が増えたりしている状況を見て、人事の方やわたしのチームをまとめているメンター長に、正社員登用について相談したんです。

——そのときは、どんな相談をされましたか。

正社員になったら労働時間のほかに何が変わるかを聞きました。人事やメンター長からは、アサインの数は増えるけど特に大きな変化はなく、家庭の状況を見ながら働き続けてほしいと言われました。

それに加えてメンター長からは「何かあったらチームで解決をしたい。つらいことがあっても、ひとりで悩まず共有してください」と言っていただいて。

自分の問題は自分で解決しないとだめだと考えてしまうタイプなのですが、やっぱりこのチームなら何かあったときに頼ってもいいんだなと改めて安心し、正社員になることを決めました。

ライフステージに合わせて、働き方を会社と相談したい人にSRAはおすすめ

——最後に、SRAはどんな人におすすめできますか。

わたしは子育てがだんだん落ち着いてきた身ですが、これからの生活において、両親の介護をする必要があるかもしれないし、孫ができたらそのサポートをしたくなるかもしれないし、何が起こるかわかりません。

いろんなライフステージが待っている中で、多様な働き方が可能なSRAで働き続けたいと思い、わたしは正社員になりました。

現在働いている人でも、ブランクがある方でも、会社と相談しながら自分に合った働き方を実現したい人にすすめたいです。


わたしたちと一緒に、会計や税務からクライアントの成長をサポートする仲間をお待ちしています。テレワーク制度を活用しながら、子育て中のスタッフも多数在籍しています。まずは気軽にお話だけでもお聞かせください。

https://sevenrich-ac.com/recruitment/


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