【オープン社内報】セブンリッチのゴミ箱にセンサーが設置された話
セブンリッチグループは2022年5月にオフィス移転し、オフィスに出社する人の数は2倍に、床面積ももともとのオフィスの約3倍になりました。部署間のコミュニケーションが促進され、これまでよりも広いオフィスでのびのびと働けるようになったメンバーたち。しかし、そこに浮上したのが「ゴミ箱問題」でした。
今日はその「ゴミ箱問題」について起こったことを、「#オープン社内報」としてお届けします。
セブンリッチの「ゴミ箱問題」とは?
セブンリッチのオフィスは、幅約70メートルの横長オフィス。その中心には、オフィスの雰囲気と合うおしゃれなゴミ箱が計5台設置されているのですが、総勢100名以上から出るごみを受け止めるには、少しだけ容量が小さいという問題がありました。
いっぱいになったら変える。これができればいいのですが、中が見えにくいおしゃれなデザインゆえに、いっぱいになっても目視では確認しにくく、気づけば中のボックスからゴミが溢れている…ということも起きていました。
そんな課題の解決にひと肌脱いでくれたのが、開発チームDELTAのメンバー長田さん。「課題解決に必要なのは『心がけ』じゃない、『仕組み』である」と言わんばかりに、ゴミ箱センサーの開発に着手してくれたのです…!
▼長田さんのブログはこちらから
試作品第一弾が完成
試作品の第一弾がこちら。「超音波センサーで距離を計測、計測結果によってLED点灯する」というシンプル機能です。ちなみに、手を入れただけではライトは反応せず、3秒以上ラインを越えた位置にものが置いてあると赤く光ります。
試作品のお知らせをメンバー全員がいるチャットに流したところ、大きな反響がありました。
それでも、開発者の長田さんご自身は「課題山積なんです」と不満げな様子…。
全ての回路をハンダ付けしてしまったのでプログラム書き換え時に全てゴミ箱から外す必要がある
ゴミ箱の傾斜によってセンサー位置が安定しない(センサー位置を決めきれていなかった)
ゴミの量によってLEDを消灯→緑→黄色→赤と変えたい
ゴミ箱は何個もあるけど、全てに設置するのか
今後は、このような課題について検討していく予定だそうです。
「ゴミ箱問題」から見えること
セブンリッチには、緊急度は高くないが重要なことを誰かが率先して行う社風があります。「ゴミ箱がいっぱいになってしまう問題」も「ゴミ箱ポリス」なるメンバーが、頻繁に注意喚起を促していました。
ゴミ箱の中に赤いテープを貼ってわかりやすくしてみたら?
替えのゴミ袋を近くに置いておいたら?
ゴミの分別表をゴミ箱の近くに貼ってみよう
メンバーからのそんな提案によって日々アップデートされていたゴミ箱回り。それでも解決しきれなかった問題の解決に自ら名乗りを上げてくれたのが、今回の長田さんだったのでした。
今回のように、メンバー自らが名乗りを上げてプロジェクトを推進していくことは、セブンリッチでは日常茶飯事。
成功するかはわからないけれど、「とりあえずやってみる」。そんな前向きな姿勢が歓迎される文化があります。
どんな人が働いているんだろう?
失敗も歓迎される会社、もっと知りたい!
そんな方は、ぜひセブンリッチのオープンイベント「オフィススナック」にお越しください。次回の開催は2023年2月22日を予定しています(毎月第二・第四水曜日開催)。お申し込みはこちらから。
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