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採用担当が語る!進化し続けるセブン銀行の新卒採用

セブン銀行の社員数は現在600名ほどの規模ですが、その約8割が中途入社という特徴があります。業界を問わず多様なバックグラウンドを持つ社員が多く在籍するなかで、最近では新卒で入社する社員の割合も徐々に増えてきています
今回は、そんなセブン銀行の「人」について日々考え、取組みを推進している人事部採用担当の2人に「新卒採用」というテーマについて、当社で働くメリットや活躍している人物像など、さまざまな観点から語ってもらいました!

呉原 文貴 Kurehara Fumitaka
金融機関での法人営業を経て、2021年にセブン銀行へ中途入社。子会社のBBFにて営業と新規プロジェクト業務を経験。2023年から人事部で新卒採用を担当。趣味は野球・サッカー観戦。笹本さんとの関係性は、
「コミュ力おばけ。足りないところを補ってくれる存在」。

笹本 眞唯 Sasamoto Mayu
2018年にセブン銀行に新卒入社。ジョブローテーションで営業とマーケティングの部門を経験。現在は人事部にて新卒採用を担当。
趣味は飲み会と推し活。呉原さんとの関係性は、
「良きお兄ちゃん。困ったことがあればいつでも助けてくれる」。

選考早期化の波への対応 —ITスキルや創造力を持った人財へのアプローチ強化


ー 気づけば新年度が始まりました!新卒採用活動の状況はいかがですか?

笹本:現在絶賛25年卒の選考中です! 面接を通じて、日々学生からエネルギーをもらっています。

ー 最近は世の中的に選考の早期化がだいぶ進んでいると思いますが、当社の選考活動にも影響はありましたか?

呉原:大きくありました。選考の早期化が激化している中で、いかに学生と早くから接点を持てるかが勝負になってきているなと思います。昨年23年度は夏のインターンシップや仕事体験など、早いうちから学生と関われる場を多く用意し、選考早期化の波に乗り遅れないようにしました。

笹本:早期化に伴い、就活の”長期化”の傾向も強まっているように感じます。当社としても、早くから接点を持った学生と長く接点をもてるよう、年間のイベントを立てるようにしています。

ー 早期化・長期化以外に、これまでの採用と比べて近年変化している点はありますか?

呉原:採用人数も大きく変わってきていますね。これまでは10名前後だったところを、近年は毎年20名ほどに採用枠を拡げ、多方面で活躍できる若いメンバーを増やしていっています。

これまでの話をすると、当社の中核事業というのが創業以来、ATMプラットフォーム事業であったため、やはり「オペレーションを安定的に遂行できる人財」を確保できるようにしていたというのはあります。安定稼働は事業として非常に重要ですし、オペレーションを安定して回すためには、各ポジションの役割・責任・工程を明確にしていくことが必要なので、「自分がやるべき事項」に特化したマインドを持つ人が多いですね。

一方で、2016年頃から始めたオープンイノベーションや新規事業開発の取組みをさらに加速させるためには、もう少し違う側面を持った人財が必要ではないかと思っています。例えば、創造力/クリエイティビティというような素養を持つ方にもアプローチしていきたいと考えています。

笹本:半日仕事体験でのテーマも、「実現可能性は問わないので、当社の新しいサービス・事業を考えてみてください」という風に、学生には”銀行”や”金融”に縛られない自由な発想でディスカッションしてもらうことを大切にしました
また、採用過程でご提供していただく適性検査などの結果でも、”創造性”は注目して見ているポイントのひとつです
これまでと少し違う素養を持っている方々に当社を知ってもらうために、外部イベントやツールなどを活用し積極的にアピールしています

呉原:近年では更に、エンジニアリングを学んでいたIT系の人財も数名入社しています。経験豊富なIT系人財は市場価値が高く、中途での採用に悩んでいるところだったので、新卒で当社に入社後、社内での内製プロジェクトやDX等に関わりながら、スキルを習得するという仕組みにちょうどトライしているところです。
これがどんな影響や結果をもたらすのかは、なかなか短期間では分かりませんが、ビジネス自体の包括的な理解も携えて育成できるように考えています。

ー 昨年は初めてIT部門での5日間インターンシップも実施しましたよね。

笹本:そうですね。よりIT分野に興味が強く、知見のある学生に、職場体験を通じて当社への入社意欲を高めてもらうことを目的に実施しました。また、なかなかイメージのつきにくい”銀行のIT部門”について、直接業務に関わってもらうことで魅力に感じてもらう、というのも狙いでした。

呉原:初めての取組みで運用も大変でしたが、関連部署の手厚い協力体制のおかげで無事に終えることができました。学生からの反応も上々で、結果として参加者の中から数名を内定承諾までつなげることができました
今年も開催に向けて、IT部門と話し合いを始めたところです。

自身に合ったキャリアを自身で見つけられる環境を提供


ー ”多方面で活躍できるメンバーを採用している”とのことですが、実際に新入社員はどこに配属されるのでしょうか。

笹本:国内外にある子会社含め、当社は26の部署・子会社で組織されており、幅広い職種が存在します。新入社員の初期配属先もさまざまで、その時の事業戦略によって変化します
たとえば、私が入社した2018年は、ATM台数や新規提携先を増やすことが主力の事業でしたので、営業部門を中心に配属されていました。ここ2,3年は、時代とニーズの変化に合わせた最適なシステム提供の拡大に伴い、IT部門への配属が中心となっています
とはいえ依然として配属の幅は広く、毎年大体6~8つの部署へ均等に配属されているイメージです。

ー 配属先は希望制なのでしょうか?それとも人事部判断でしょうか?

呉原:どちらもありますが、最終的には人事部で決定します。
新入社員には入社後まず2ヵ月ほどの新入社員研修を行ってもらいます。その研修中に実施する人事部との面談時に、現状興味を持っている部署をある程度ヒアリングします。ただそれが100%通るわけではなく、研修中に見えたその方の得意不得意や特性などを加味し、人事部が最終判断をしています。

笹本:当社では2.3年に1度を目安にジョブローテーションが実施されるほか、手挙げの公募制度や社内インターンシップなどがあります。このような制度を活用し、自身にあったキャリアを見つけることが可能なので、初期配属でその後のキャリアが決まってしまう、ということはありません。また、今年度から「エキスパートキャリア」というIT専門職コースも登場し、キャリアの選択肢の幅が更に広がりました。
「自身のキャリアは自身で見つける」。
会社が社員に与えるべきは、会社都合の決まったキャリアではなく、社員が幅広い選択肢から自分のやりたいこと見つけられる挑戦の場だと考えています。

少数精鋭の職場で求められるのは、“多様な人財を理解し巻込む力”


ー 実際入社後はどのよう社員が活躍していますか?

呉原:まず思い浮かぶのは、責任感のある方ですね。オペレーション業務では、業務をいかに改善できるかという視点で考え続けることが必要です。さきほどお話しした”創造力”はこういった点でも活かされますね。また、他人を巻込めるリーダーシップがある人も活躍しています。常に状況が変化する中で、アサインされている個々が力を持って進むことが必要だからだと思います。

笹本:当社は少数精鋭の職場なので、新入社員にもすぐ、自分がメインで担当するセクションを与えられることが多く、活躍の場がたくさんあります。実際、入社2年目の社員がアプリ開発の指揮をとったり、入社3年目の社員が新しい募金運用の提案・推進をしたりなど、若手がチームを引っ張ることもありました。こうした裁量の大きさは、若手社員の責任感や成長速度にすごく影響が大きいと感じています。

ー そうしたなかで、新入社員に求めることはなんですか?

笹本:セブン銀行グループ全体を見渡してみると、異なるカルチャーを持つ組織がたくさんあります。個々の強みを生かしたBtoBの営業組織があったり、自分の関心を活かして新規事業を進めるチームがあったりと、日々社内を見つめていて、バラエティー豊かだなと感じます。そんな当社では、違う価値観やミッションを持った人を理解して、相手に感謝しながら協力し合える力があるといいのではないでしょうか。

呉原:当社の特徴の一つとして、経営層含む他のメンバーとも部署や役職を超えて意見交換ができる、話しやすい社風があります社員の8割が中途入社で、かつ、これまで働いてきた経歴や業界も様々というのが、当社の「人」の特徴です。こうした多様な社員と相互理解しながら日々対話ができるコミュニケーション能力も必要要素の1つです。
また、私たちが仕事をするうえで最も大切な当社のパーパス(存在意義)や、企業理念、経営理念への共感力も重要視したいです。
常に客さま目線を忘れずに、自立自走の精神で会社を引っ張ってくれるような学生をお待ちしております

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