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sevakuri『You'd be so nice to come home to』(Helen Merrill)
スタンダードな楽曲ではありますが、イメージは『ニューヨークのため息』ヘレン・メリルです。 まだ20代、梅田のブルーノートが桜橋にあって、たまたま来日の記事を見つけて『これはきっと最後の来日だろう』と観に行きました。 会場は彼女のファンのおじさまとおばさまで溢れかえってまして、ジャズのコンサートのマナーすら知らない若僧でしたし、その場違い感に終始おののいておりました。高級レストランみたいなメニューだったし。 もう人生の中で何万回も歌ったでしょうこの曲を歌って、ステージのほとんど椅子に座って、たまにスキャットしたりでしたけど、あの曲のあのままの声でした。 『歌ってる姿』を実際に観た数少ないレジェンドです。