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BPLを終えて

ものすごい喪失感に襲われています…
一日の充実感が高すぎました。本当に楽しかったし、最高の試合だったし、自分の夢も叶ったし、憧れの方とお話もさせていただきました。
そんな自分の気持ちを抑えられないので今回この文章に残そうと思った次第です。
BPLS3セミファイナル・ファイナルのネタバレを含むので、まだ結果を知りたくない方はブラウザバックしていただき、youtubeで公開された際にまた読んでいただけると幸いです。


セミファイナル・ファイナル

ボルテ最高峰の戦いがそこにはありました。
音楽ゲームの最高峰といえば最高難易度の勝負。
ボルテで言うLv20 、大会で言うところのKACを想像されやすいかと思います。
それはもちろん一つの正解だし、難しいところでバチバチやってるのは自分も大好きです。
ただBPLはそれだけではない戦いです。
Scriticalという判定での勝負。
その精度の高さ、理解度。S2に比べて一つ上の段階へ進化したように感じます。
今シーズンは特にLv17をほぼMAXで通したりする場面が多かったですね(実際にS-PUCも出てますし)
選手たちのレベルが上がり切っているこのS3ではLv18ですら一桁という…

そしてメガミックスへの理解度、戦略性。
これはちょっと解説という立場で言うのは恥ずかしいのですが…僕の理解を完全に超えてました。
特にSTRvsYU11のエクシードギアの判断。
相手のゲージの想定含めどこまでがわかっていたのか…
それ以外でもあの短時間で計算、譜面の選択、その後の想定。
やってみるとわかるんですが本当に時間が足りないです。

そして一戦一戦にかける想いの重さ。
これがプレイ、表情、チーム全体の対応に表れていたと感じます。
チームスタッフの皆さんやオーナー様の反応やサポートを見ると、このBPLに注力していただけてるのが伺えて、ボルテ好きとして本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。
ここがKACとの大きな違いかもしれないですね…それぞれの良さを感じます。

S2との違いとしてセミファイナルから有観客というのはボリュームが増してイベントとしてよかったな~と。
いつかレギュラーステージもお客さんを入れてやれると…とか思ってしまう。
初見曲が3つ発表されるのも良かった~それをみんなで盛り上がって話したり。
1楽曲製作者としてBPLは初見曲の登場や、テーマに合わせた尖った譜面というのはものすごくうれしいです。
そして試合のドラマが曲に思い出として乗っかる。
これはBPL以外ではKACの最優秀でしか起こらないので、そのチャンスを多くの楽曲に与えてくれたBPLには感謝しかないです。

優勝したSILK HATについて
レギュラーステージ最強のシルク。
ドラフトの時点でVF3TOPのTradzに注目が行く中、むしろLv18までの勝負ではシルク強くね?と思ってました。(思った人多いと思う)
しかしファイナルまで来ると上から押しつぶされる可能性は感じていました。
そんな中食らいついた082選手。
常に高精度、かつ強心臓のSTR。
チームのエースとして大将戦を背負い、決め切ったDaiki選手。
STR選手はみんなに騒がれるほどすごい選手ですし、KoPも優勝してる本番強さもあるし今シーズンの話題を搔っ攫っていきました。(そのままプロセカも優勝してくれ)
でもこのチームのエースはDaiki選手だったなと。
ファイナルの入場のDaiki選手の背中に本当に泣きそうになりました。
セミファイナルの初見勝負。
あのleviern選手に勝ち切るXb10r。どちらも素晴らしかった。
BPLはVFの勝負じゃない。これを証明したチームです。
改めておめでとうございました!
そして他すべてのチーム、選手の皆さんお疲れ様でした!

最優秀楽曲、最優秀イラスト

まず楽曲がさすがのクオリティ…!
すごいの一言なのですが、何と言っても発想力がすごすぎる。
BPLの6テーマを想像させるHexathlonというネーミング。
そしてそれを作れそうな曲の展開、変わっていくジャンル。
昨今の音ゲーボスの高速化に待ったをかけるようなBPM。(これに関してはΛkashaも!)
今まで作り続けてきたご自身たちの音楽を貫いたかのようなかっこよさを感じてます…!
そしてそれを現実にする譜面と演出。
まだ2年目ながらもBPLの集大成を形にしたような譜面で本当に胸が熱くなりました。(つまぶきがいてうれしい…)

あとやっぱりボルテといえばハレルヤ組、レイシスとレフト、ライト。
この三人がBPLの場でそろったのもうれしかった。
そしてそれにピッタリなイラストの最優秀賞!!!
未来に輝ける君"たち"よって…!!

公募に出す身としてまだまだこのゲームへの理解度、クオリティが足りていないと実感しましたね。
もちろんかみ合いとかバランスとかもあると思うんですが、こうなったらいいな~とか、こうしてくれ!って想いがあるとかみ合ったとき100点の作品が120点になるんだなと。
楽曲もイラストもタイトルからその想いが伝わってきて本当にすごいです。
改めて、隣の庭は青いの庭師さん、Aoiさん、そしてイラスト最優秀賞のmaruさんおめでとうございます!

個人的にAoiさんはかなり前から動画サイトに投稿してるもの含めて聴きまくってるくらい好きで…ご本人にその話も出来て嬉しかった…
↓マジで好き

ここからは自分の話

解説としての自分

S2を終えた時に自分に思ったのは色々と甘えすぎたなと。
最初の頃は実況の一丁さんに繋いでもらってる時間が多かったですし、譜面の場所やBPMも間違えるし。
声優が解説"も"やってる感が本当にして、呼んでもらってることに甘えたなと思いました。
自分はe-sportsが元々好きで、Apex、Valo、LoLなどいろんな大会を見てます。
見ていて知識のない自分でも楽しめるくらい情報を的確に伝えてきてくれる。自分はまだまだそうなれていない。
もちろん今シーズンも足りていないところが多かったです。
特に音ゲーの解説は譜面がほとんど。
ほかのe-sportsと違い譜面は戦況などで変わりません。
そこの知識をもっとつけなきゃとS3に向けて色々自分なりにはやっていました。(手伝ってくれた友達ありがとう)
しかしまだまだ足りず、特別解説のお二人にはかなり助けてもらいました。ありがとうございます。
今後もしS4があるならそこに向けてもう一段頑張っていきたい。
それと声優がやってる利点も大事にしなきゃと。
すごいところや驚くプレイが出た時にその表情を声で伝えられるようにしようと。
もちろん選手の邪魔にはならないよう。
主役はあくまで選手たちですから。そこは間違えてはいけないなと。
S3の自分がどう聞こえていたか、どう映っていたかは皆さんの感想にお任せします。
まだまだ自分にも足りていないことが多いので!!

DJ?としての自分

オファー来た時本当に不安で自分なんかで大丈夫か聞き直したほどです…
自分はあくまで趣味で音楽を作ってる身。周りのアーティストと比べて音楽のクオリティが見劣りしないか。
しかも初めてのDJ、しかも生歌唱…(人前で歌ったの3回くらい)(この規模ではない)(イヤモニなんてしたことない)(ツインボーカルのハモ側って音取りづらいよ…)(誰だよこの曲作ったの…)
多分控室でずっと弱音を吐いてましたすいません。
なので盛り上げられそうな要素は全部やろうと!
つまぶきクルー、WINNINGROADの旗を自作、既存曲にイントロの追加。
同時並行して自分の誕生日曲とイラストと動画でてんてこ舞いでしたが!!!

完全自作(部屋がオタクですまん)

(↑こちらが誕生日の曲。よかったらこの動画聴いて…自分で全部やったので)

結果としてはやってよかったなと。
本当に楽しかった。目の前で盛り上がってる皆さんを見てそう思いました。
今度出演する機会があるなら!!それまでにもっと採用曲を増やしたい!!!セットリストへのわくわくを与えられるようになりたい!!!
だって3曲しかないからかかる曲わかっちゃうんだもん!!!!
(DDRとKACの曲があるのでそれはお楽しみに)
あと本当にミスって曲戻したり、歌詞飛んですいませんでしたっ!!!!!!
もし今度歌う機会があればもっとうまくなりてえ…力が欲しい…


そして今回一緒に出てくれて、トキノコエトの作詞で僕の曲にたくさんの意味を与えてくれた駄々子さん。本当にありがとうございます。
僕がボルテの好きな曲を挙げる時いつも「いつかの夢、またねの約束。」を挙げています。
本当に思い出の曲。おそらく筐体前で初めて泣いた曲。
そんな方に歌っていただけて本当に光栄でした。

最後に

BEMANIオタクの自分にとって夢のようなライブ。また一つ夢が叶いました。
そして自分の音ゲーの始まりの人。音楽の憧れであるwacさんともお話が出来て…
その憧れを次の世代に繋げてと言って頂き…!!!
まだまだ自分は死ねないなと。曲もイラストも頑張ろうと決心した一日でした。

書きたいことを書き続けたら凄い文量に。
まだまだ言いたいこといっぱいなのですが。

BPLまだまだ発展途上です。
自分にもまだ足りないことがいっぱいです。

自分は好きなゲームが消えていく瞬間を山ほど見てきました。
こんなに好きなゲーム他にありません。

ボルテが続くお手伝いをこれからもさせていただけたら嬉しいなと。
伊藤節生/setu-O

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