せきせつお

心からの言葉「ココトバ」と、魂を込めて紡いだ31拍の短歌をお届けするココロニスト&短歌…

せきせつお

心からの言葉「ココトバ」と、魂を込めて紡いだ31拍の短歌をお届けするココロニスト&短歌アーティストの 関 節夫ワールドへようこそ。短歌を武器にして、音楽、写真、イラストなどのコラボレーションによる癒しから元気の素を発信しています。

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  • こころの処方箋 ココトバブレンド

    【こころの処方箋 ココトバブレンド】 ココトバブレンドのマガジンです。 心からの言葉、ココトバを紡いで、 皆様の心の機微に触れたら幸いです。

記事一覧

【こころの処方箋ココトバブレン】■デジタルの「点」の思考まかりをばアナログの「線」を我は求めたり

【こころの処方箋ココトバブレン】 ■デジタルの「点」の思考まかりをば アナログの「線」を我は求めたり 「点と線」と云っても 松本清張の推理小説の話しではない。 …

せきせつお
20時間前
21

【こころの処方箋ココトバブレンド】■突然の雨が降ろうが折り畳み傘を持たぬが俺の生き様よ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■突然の雨が降ろうが折り畳み 傘を持たぬが俺の生き様よ ★ 傘がない と唄ったのは陽水 ★ わたくしは 折り畳み傘を持たない…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■ 一粒の米をすくいて想いはせるよろずの命 吹き込まれおり

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■ 一粒の米をすくいて想いはせる よろずの命 吹き込まれおり 茶碗に盛られてたごはん。 茶碗一杯でなん粒かの米が詰っている。 …

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■難問の微分積分 解けれどもおのれ自身が解析できぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■難問の微分積分 解けれども おのれ自身が解析できぬ むかし、ローマの哲学者が云った。 この世で何が一番難しいかって、 それ…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■木々たちの萌え立つころに呼応してこころの傷も疼き始めむ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■木々たちの萌え立つころに呼応して こころの傷も疼き始めむ    ★ 爽やかな風が吹き 木々たちが 新緑をたなびかせる  ★ …

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■歳ごとに背中の荷物 増えたればバッサリ捨つるも生きる術(すべ)なり

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■歳ごとに背中の荷物 増えたれば バッサリ捨つるも生きる術(すべ)なり 人間はある意味 欲望のかたまりで 生きているといえま…

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【節草庵からの風頼り】ラブソングを歌いなさい

【節草庵からの風頼り】 ラブソングを歌いなさい 恥ずかしがらずに、 ラブソングを歌ってあげなさい。 何の迷いも ためらいもなくなるように、 大きな声で 歌ってあ…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■難問の微分積分 解けれどもおのれ自身が解析できぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■難問の微分積分 解けれども おのれ自身が解析できぬ むかし、ローマの哲学者が云った。 この世で何が一番難しいかって、 それ…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■雨打ちて花落ちたるも悲しまずその後に実る果実を笑めや

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■雨打ちて花落ちたるも悲しまず その後に実る果実を笑めや  ★ 花が咲く きらびやかで 華やかな 花が咲く  ★ されど それ…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■生きるのに貪欲なりて苦しけりすべてを無くして嬉しくなりぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■生きるのに貪欲なりて苦しけり すべてを無くして嬉しくなりぬ いまの時代、 モノが溢れすぎて 欲望が渦巻き それ故に息苦しく…

24

【こころの処方箋ココトバブレンド】■身を削り働き終えて帰宅すれど妻子はそっぽオヤジの孤立

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■身を削り働き終えて帰宅すれど 妻子はそっぽオヤジの孤立 会社で身を粉にして働く サラリーマンのお父さん 唯一の安楽の場所は…

せきせつお
10日前
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【こころの処方箋 ココトバブレンド】■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ

【こころの処方箋 ココトバブレンド】 ■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ 自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ ★ あのときの  くるしみも あのときの かなしみも…

せきせつお
11日前
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【こころの処方箋ココトバブレンド】■寂しさに耐えられなくて母想ふ紫陽花の露 赤き涙よ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■寂しさに耐えられなくて母想ふ 紫陽花の露 赤き涙よ もうすぐ、梅雨の季節である。 梅雨の蒸し暑きなかで、 紫陽花の花を見る…

せきせつお
12日前
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【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す 距離を保てぬ人間(ひ…

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】 生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す  距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち ★ 動物も 植物も 生き物…

せきせつお
13日前
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【こころの処方箋ココトバブレンド】■転ばない人生よりも転んでも起き上がりたる道は有り難き

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■転ばない人生よりも転んでも 起き上がりたる道は有り難き ★ じんせい 平坦な道より つまずいて転んでも また起き上がる じ…

せきせつお
2週間前
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こころの処方箋【ココトバブレンド】~悲しみのランプ点す人~■心して悲しみのランプ点す人にただ寄り添いて立ち入るべからず

こころの処方箋【ココトバブレンド】 ~悲しみのランプ点す人~ ■心して悲しみのランプ点す人に ただ寄り添いて立ち入るべからず 親を亡くした人がいる 子供を亡くした…

せきせつお
2週間前
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【こころの処方箋ココトバブレン】■デジタルの「点」の思考まかりをばアナログの「線」を我は求めたり

【こころの処方箋ココトバブレン】■デジタルの「点」の思考まかりをばアナログの「線」を我は求めたり

【こころの処方箋ココトバブレン】

■デジタルの「点」の思考まかりをば
アナログの「線」を我は求めたり

「点と線」と云っても

松本清張の推理小説の話しではない。

昨今のインターネットの普及により、

コンピューターの0101で取捨選択をしてゆく

デジタルの「点」的な思考が

大通りを闊歩している訳であるが、

クリエィティブを伴う創造は、

いまだにアナログの「線」的な

発想力ではないか

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■突然の雨が降ろうが折り畳み傘を持たぬが俺の生き様よ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■突然の雨が降ろうが折り畳み傘を持たぬが俺の生き様よ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■突然の雨が降ろうが折り畳み
傘を持たぬが俺の生き様よ



傘がない

と唄ったのは陽水



わたくしは

折り畳み傘を持たないを

心情としている



あまりにも

用意周到された

人生ほど

味気なく詰まらないものはない

 


親が敷いたレールを走る

そして愛のない

見合い結婚をする



デートの前に

最初の喫茶店はここ

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■ 一粒の米をすくいて想いはせるよろずの命 吹き込まれおり

【こころの処方箋ココトバブレンド】■ 一粒の米をすくいて想いはせるよろずの命 吹き込まれおり

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■ 一粒の米をすくいて想いはせる
よろずの命 吹き込まれおり

茶碗に盛られてたごはん。

茶碗一杯でなん粒かの米が詰っている。

その一粒、一粒に幾万のいのちの

結晶が凝縮されている。

だから、それを食するパワーは  

何万馬力をもいただいていることになる。

森羅万象をよく見てみると、

わたくしは決して、

ひとりで存在しているのではない 

こと

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■難問の微分積分 解けれどもおのれ自身が解析できぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■難問の微分積分 解けれどもおのれ自身が解析できぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■難問の微分積分 解けれども
おのれ自身が解析できぬ

むかし、ローマの哲学者が云った。

この世で何が一番難しいかって、

それは自分自身を知ることだ   

ある書物に書いてあった。

なるほど、と最近つくづく納得する次第である。

この歳になっても数学の微積分が解けても

わたし自身を解析することは難しいのである。

じぶん自身を知ろうと分析しても、

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■木々たちの萌え立つころに呼応してこころの傷も疼き始めむ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■木々たちの萌え立つころに呼応してこころの傷も疼き始めむ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■木々たちの萌え立つころに呼応して
こころの傷も疼き始めむ

 

 ★
爽やかな風が吹き

木々たちが

新緑をたなびかせる

 ★
自然界が

蠢き始めるころ

 ★
それに合わせて

にんげんの

身体も蠢き始める

 ★
それは

こころの傷さえ

疼き始めたりするもの

 ★
この季節に

精神が不安定になるのも

そんなことがあるから

 ★
季節

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■歳ごとに背中の荷物 増えたればバッサリ捨つるも生きる術(すべ)なり

【こころの処方箋ココトバブレンド】■歳ごとに背中の荷物 増えたればバッサリ捨つるも生きる術(すべ)なり

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■歳ごとに背中の荷物 増えたれば
バッサリ捨つるも生きる術(すべ)なり

人間はある意味

欲望のかたまりで

生きているといえましょう

歳を重ねるほどに

その欲望のゆえに

背中の荷物が増えてゆき

その重さで

がんじがらめになり

息苦しくなってゆきます

************

人生の終章を迎え

そろそろ

身軽になるために

余計な荷物を

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【節草庵からの風頼り】ラブソングを歌いなさい

【節草庵からの風頼り】ラブソングを歌いなさい

【節草庵からの風頼り】

ラブソングを歌いなさい

恥ずかしがらずに、

ラブソングを歌ってあげなさい。

何の迷いも

ためらいもなくなるように、

大きな声で

歌ってあげなさい。

せき せつお

【こころの処方箋ココトバブレンド】■難問の微分積分 解けれどもおのれ自身が解析できぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■難問の微分積分 解けれどもおのれ自身が解析できぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■難問の微分積分 解けれども
おのれ自身が解析できぬ

むかし、ローマの哲学者が云った。

この世で何が一番難しいかって、

それは自分自身を知ることだと

ある書物に書いてあった。

なるほど、と最近つくづく納得する次第である。

この歳になっても数学の微積分が解けても

わたし自身を解析することは難しいのである。

じぶん自身を知ろうと分析しても、

どれ

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■雨打ちて花落ちたるも悲しまずその後に実る果実を笑めや

【こころの処方箋ココトバブレンド】■雨打ちて花落ちたるも悲しまずその後に実る果実を笑めや

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■雨打ちて花落ちたるも悲しまず
その後に実る果実を笑めや

 ★
花が咲く

きらびやかで

華やかな

花が咲く

 ★
されど

それは一瞬のこと

いずれ

花はおちてゆくもの

 ★
そしてそのあとに

大きな実をつけ

それが

収穫なんだな

 ★
にんげんも

おなじなんだよ

 ★
外見を華やかに

外面をきらびやかに

見せても

すぐにはが

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■生きるのに貪欲なりて苦しけりすべてを無くして嬉しくなりぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■生きるのに貪欲なりて苦しけりすべてを無くして嬉しくなりぬ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■生きるのに貪欲なりて苦しけり
すべてを無くして嬉しくなりぬ

いまの時代、

モノが溢れすぎて

欲望が渦巻き

それ故に息苦しくなってくる。

いっそ、

すべてを無くしてみれば

案外、身軽でこころが軽くなるので 

はなかろうか・・・・・・・・・。

そんな生き方こそ、

嬉しくなってくるのでは・・・・・・・。

せき せつお

【こころの処方箋ココトバブレンド】■身を削り働き終えて帰宅すれど妻子はそっぽオヤジの孤立

【こころの処方箋ココトバブレンド】■身を削り働き終えて帰宅すれど妻子はそっぽオヤジの孤立

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■身を削り働き終えて帰宅すれど
妻子はそっぽオヤジの孤立

会社で身を粉にして働く

サラリーマンのお父さん

唯一の安楽の場所は家庭で

あったはずであった。

しかし、現代の家庭には

お父さんたちの居場所が失われつつある。

子供たちが大きくなり、

それまで書斎していた部屋が、

子供部屋になり追い出され、

リビングに居れば妻や娘たちと

話題があわ

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【こころの処方箋 ココトバブレンド】■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ

【こころの処方箋 ココトバブレンド】■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ

【こころの処方箋 ココトバブレンド】

■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ
自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ


あのときの 

くるしみも

あのときの

かなしみも

みんな 

肥料になったんだな


そしてさ 

土のなかの肥料はさ

うつくしい花を
 
咲かせても

けして 
 
自慢はしないんだな


 花を育てることと

 子供を育てることは

 似ているかも知れない

土の

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■寂しさに耐えられなくて母想ふ紫陽花の露 赤き涙よ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■寂しさに耐えられなくて母想ふ紫陽花の露 赤き涙よ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■寂しさに耐えられなくて母想ふ
紫陽花の露 赤き涙よ

もうすぐ、梅雨の季節である。

梅雨の蒸し暑きなかで、

紫陽花の花を見ると一服の

清涼感を感じるものである。

この花は日本古来の花で、

中国に渡ってヨーロッパにも

流れていったもの。

紫陽花の花言葉は、 

よく移り気などと云われるが、

本来の花言葉は、家族の結束や

強い女性の意があるので

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【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す 距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す 距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】
生き物には縄張りが必要です~♪

■生き物は縄張り持ちて安定す
 距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち


動物も
植物も
生き物すべて
縄張りがあるもの
 

その縄張りで
共存しあっている


にんげんも
おなじなんだな
にんげんも
生き物なんだから


都会の
住宅の密集さ
朝の
ぎゅう詰めの電車


 これでは
縄張りどころか
 人と人の

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■転ばない人生よりも転んでも起き上がりたる道は有り難き

【こころの処方箋ココトバブレンド】■転ばない人生よりも転んでも起き上がりたる道は有り難き

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■転ばない人生よりも転んでも
起き上がりたる道は有り難き



じんせい

平坦な道より

つまずいて転んでも

また起き上がる

じんせいの方がいいじゃない



転んでも

転んでも

砂を噛んでも起き上がる

そんなじんせいこそ

生きる甲斐があるものさ



失敗を

線路から外れることを

つまずくことを

恐れないで生きていこう



そん

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こころの処方箋【ココトバブレンド】~悲しみのランプ点す人~■心して悲しみのランプ点す人にただ寄り添いて立ち入るべからず

こころの処方箋【ココトバブレンド】~悲しみのランプ点す人~■心して悲しみのランプ点す人にただ寄り添いて立ち入るべからず

こころの処方箋【ココトバブレンド】
~悲しみのランプ点す人~

■心して悲しみのランプ点す人に
ただ寄り添いて立ち入るべからず

親を亡くした人がいる

子供を亡くした人がいる

恋人を亡くした人がいる

家を流された人がいる

家財を流された人がいる

金庫を流さされた人がいる

心まで流された人がいる

心だけは流されないで欲しい

悲しみに打ちひしがれた人の

心のなかに入ってはいけない

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