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小説を書き始めました。今はホラー中心。教育関係の仕事をしていましたが、歌って踊って生き…

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小説を書き始めました。今はホラー中心。教育関係の仕事をしていましたが、歌って踊って生きると決めました🤣ちいかわ大好き❤️

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歌って踊って暮らす!と決めた元塾経営者

はじめまして、katoと申します。 大学生時代は塾講師のアルバイト、その後証券会社に就職。また学習塾に戻り室長を経験。そこから自身の学習塾を立ち上げました。 さらにそこから小説を書くことにハマり、ひと月に20万字書いてます!w 一生に一度は小説を書くことをおすすめします! 書いて、癒される……という、小説療法の可能性を感じますw 良かった、読んでってくださいー! ▼教育話は本にしています。Kindle Unlimitedでお読みいただけます▼ ★ファスティングで−6キロ

    • 【第九話】ハイヌマ様

      勘平はそれはそれはどうしようもねぇ男でな。 普段は寡黙でなよなよどしでらけど、喧嘩となれば相手が悪ぃとべらべらど嘘八百を並べる。 何か頼めば、他人がやっだごどもおらばやっだと言い張って、少しでも駄賃をねだる。 夫が街さ行っでらどぎに、嫁しかいね家さ行っでよ、無理矢理上がりこんで手っこだそうどする。 普段の大人しさからは考えられねよんた豹変ぶりなのよ。 酔っ払っでらわげでもね、頭悪ぃわげでもね、性格とも言われね。 何が掛け違ったおがしねさがあったのす。 ある日、村は大雨に

      • 【第八話】狂人の喜助

        喜助ば、生まれつき身体ばおがしぐで、おっきぐなっでも言葉はしゃべれねで、可哀想な童だっだなす。 大人さなっでも、骨はまっすぐにならねで、歯も髪も揃わね。 肌は木の幹のよんた硬くてしわしわで、まず三十歳近くだけんども、年寄りよんた見だ目だっのす。 喜助は日がなうろうろど村を歩いでは、女子を追っかげだり、童さ大声だしだりよ、野菜だ店の物だ盗るごどもあったのす。 その度におっ母が来で謝っでな。 だけんども喜助はわがらねのす。 自分が何しでらが、おっ母がどんな気持ちだがは。 だが

        • 【第七話③】四境村 〜手紙〜

          弥彦は穂波の手を引いて走り続けた。 穂波は見るからに速く走れなさそうな細身の男で、靴だって、田舎に行くというのに革靴を選ぶような都会っ子だ。 なかなか思うように前に進まない。 パキパキ パキパキ 音は、真後ろ、左右から聞こえる。 距離は遠からず、近からず。 一定の距離を保っているようだ。 吊り橋に着いた。 もはや夜になっている。 「穂波君!! 吊り橋を渡るよ!!」 弥彦は穂波の肩を揺すって言った。 「あ、ああ……」 あの聡明な穂波が曖昧な返事をするなんて、よっ

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        記事

          【第七話②】四境村 〜谷底の向こう〜

          弥彦が言うには、少し離れたところでも墓荒らしがあったらしい。 しかも昨日。 二日連続で事件が起こっているということだ。 それほど続くなら、調査よりも今晩見張っていた方が効率が良いかもしれない。 なんて穂波は思ったが、弥彦の思い詰めた顔を見たらそんな軽口は通じなさそうだったので慎んだ。 そちらの墓に行くと、墓荒らしがあった後、まだ土を被せられてなくて蓋が見えた状態だった。 失敬して開けてみる。 中は何もなく、また蓋の裏に同じような傷がついている。 「共通点はあるけど、まさか

          【第七話②】四境村 〜谷底の向こう〜

          【第七話①】四境村 〜墓荒らし〜

          草壁穂波はその名前からよく女と間違われるが、大学に通う、まずもって立派な男子だった。 大学近くの喫茶店によく行き、そこで働く同い年の野田弥彦と仲が良かった。 その日も穂波は喫茶店にいて、本を読んでいた。 弥彦はいつものコーヒーを淹れて、穂波に出した。 そして言った。 「穂波君、相談があるんだけどいいかな」 「なんだよ折り入って。僕で相談に乗れることならいいけど」 他に客がいないことをいいことに、弥彦は穂波の向かいに座った。 「正直に言うと、誰に相談したらいいかわから

          【第七話①】四境村 〜墓荒らし〜

          【第六話】川を流れるもの

          ある男がよ、山ん中さ入っで、川さ罠仕掛げだのす。 しばらぐ山のもの採っだりして時間を置いでさ、まだ戻って来たのす。 罠に引っかかっだ魚っこ見るべって近づいたらよ、太くて長ぇ綱よんた物が岩さ引っかがっでらのす。 恐る恐るそばで見るど、表面は滑らかで、白っぽくてぶよぶよしてらんだ。 まるで豚や牛の腸みたいなのだったのす。 男は気味悪くで、川さそのまま流すべって、近くさあった木の棒で岩がら剥がしだのよ。 その気味悪ぃ綱みでのは、そのまま流れでったのす。 流れが緩やかなとご

          【第六話】川を流れるもの

          【第五話】赤い鳥

          権太は優しね男だけんども、嫁がいねくて、探してらっだのす。 ある日畑っこいじって、帰るとごろで妙な男に会ったのす。 その男ば、帽子がら黒い布が垂れでで、顔が見えなくで、背っこば低ぐで道に立ってらず。 「見かけね格好だなす。どごがら来たず?」 と声かけだけば、 「街から来たけども、面白せ品物を持っでらよ。見るが?」 と言って、帽子の男は鳥籠を見せだのす。 真っ赤な羽に黒いくちばし、翼の端が黄色と青でぎらぎらど派手な鳥だったのす。 「何たら珍しい鳥だべ。だどもおら鳥に

          【第五話】赤い鳥

          【第四話】花王の笛

          昔々、一果月という高貴な身分の男がいたのす。 ある日牛車で通りを過ぎだどぎ、小さな童がいたんだど。 女とも男とも見えるめんけ子で、一果月は声をかげだのす。 「うぬはどこの子ぞ」 「どこにもあらね。親はなし」 童の声はぁ鈴が鳴るようにかわいらしぐで、一果月はそら気に入っで、童を屋敷さ連れでったのす。 頭けずって、きれぇなべべ着せだのよ。 童は、透き通るよんた白い肌っこして、髪は柔らかくて、か細い体をしてらんだず。 あんまりかわいがらっで、一果月は自分の子さするごどにし

          【第四話】花王の笛

          【第三話】ユキ

          健作はさがしい若ぇこでな、村の本こだなんだは読んでしまっだのや。 だば隣の村さ借りさ行ぐべってなっで、村の村長と一緒に行っだんだぁ。 村長がよ、あの岬さ差し掛がっだどぎに、小便さ行きでって言って、林の中さ入って行ったど。 残っだ健作はぁ、岬から海を見でらっだのよ。 死んだ父ちゃ母ちゃは海さいるんだべが。 それども雲の上さいるんだべが。 そっだらごどを考えでらっだんだぁ。 ふと後ろに、肌っこが白くて髪の長い女がいるごどに気づいだんだ。 村にはいねよんた、美しい女だっだ

          【第三話】ユキ

          【第二話】手拭い

          こごがら山一個超えだどごに、岬があるんだげども、そごさ時たま髪の長ぇ女がいるんだなす。 村の娘がよぉ、赤ん坊腹さ入ったって男さ言うどよ、男は逃げでしまっで、娘は泣いで泣いで、赤ん坊ど一緒に死ぬべ、って岬さ行ったのす。 したらば、そこに髪の長ぇ女がいでな、「なじょした? 話っこ聞くべ」って言ったのす。 娘が話すとな、「なんたら気の毒に。そったら男のために死ぬこだねぇべじゃ。なんとかしてけら。男の物はぁ何が持っでらが?」って女が言うのす。 たまたま男が使ってら手拭いを持っ

          【第二話】手拭い

          【第一話】黒イ様

          〜あらすじ〜 田舎のばさま、じさまが怖い話をしてくれます。 ♦︎♦︎♦︎ 童が家さいるどぎによぉ、童の頭にたつっ、と水よんたのが落ぢて来たんだとさ。 童が手で拭ってみるどさ、黒い墨みでなのが手についだんだど。 天井見でも、雨漏りもしでねぇし、なんも普段と変わらねがっだず。 その後す、今度は風呂さ入っでらっけよ、肩にだづっと何かが落ぢで来たんだど。 触ってみるど、ねばちっこい油みでな黒いのが垂れできてたんだどさ。 童は水で流しだども、気味悪り、っで思っでらっだど。

          【第一話】黒イ様

          【2000字以内小説】あの美しい水平線が私に生きる希望を与えてくれた

          内陸に生まれて内陸で育った私は、大人になって初めて海に行った。 海は広いな、大きいな。 その歌の意味を、初めて実感した。 初めての海に連れて行ってくれたのは、サトル。 ホステスをしていた時のお客さんだ。 話が面白くて人懐っこくて、でも男らしくて。 あっという間に男女の仲になった。 サトルは建築関係の仕事をしていて、日雇いだから収入が不安定だった。 でも、先輩との付き合いは断れない。 夜遊びのためのお金が必要だった。 最初は多少貸してあげるだけだったが、徐々に家に転が

          【2000字以内小説】あの美しい水平線が私に生きる希望を与えてくれた

          【短編小説】賢者のめがね

          ※この物語は、カクヨムのお題「めがね」に挑戦した小説です。 賢者カリレイは、当時珍しいめがねをかけていた。 丸いめがねで、つるの部分は紐だった。 このめがねを掛けながら、カリレイはたくさんの発見と発明をし、そして童話を書いた。 カリレイの死後、お金に困っていた子孫たちは、カリレイのめがねをオークションに出して売った。 めがねはとある貴族が手に入れて、長らく自分の屋敷にある美術品の展示室に置かれていた。 数年後、その一族に一人の子どもが生まれた。 レシィと名付けられたその

          【短編小説】賢者のめがね

          執筆業を立てたい

          2023年12月からカクヨムデビューして、毎月20万字を書いています。 ちょっとした病気(笑)。 元から書くのは好きで、ブログやったり10代の時は漫画を描いて投稿していました。 最初、小説を友人から勧められたときは、全く書ける気がしませんでした。 物語思い浮かばないし、語彙力ないし。 ですが、友人が小説の書き方を教えてくれ、肩の力が抜けて書き始めたら、 3万字作品×3、1万字作品×2、17万字作品が割とすぐできました。 公募に応募中が3作品です。 今は3万字完結だ

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          【短編小説】俺の友達は『パンツの色がわかる超能力』があるらしい

          ♢はじめに この物語は、カクヨムのお題「色」に挑戦したものです。 「色」って、純文学でも、ファンタジーでも、ホラーでもいける幅広いものなのに、あえてのパンツ。 色々ネタを考えたのですが、いまいちどれもオチが微妙で。 こんなときは、「頭にふと思い浮かんだワンフレーズで書く」と自分が楽しく書ける、という経験がありましてね。 そしたら「俺って、お前のパンツの色がわかるんだよね」っていうセリフが降りてきたので書きました。 降りてきたのだから、私の意思じゃなくて創作の神みたいな存在の思

          【短編小説】俺の友達は『パンツの色がわかる超能力』があるらしい