《おとぎの国》

誰かに認められたくて
詩を書いているのではなく

自分が好きだから
詩を書いている自分を
気に入ってるから
書いているのだろう

それ以上でも
それ以下でもありません

特定の人々をモチーフにして
描くケースは勿論ある

だけど、
本当のことだけを云うなら
あなたのためではなく
やはり、自分のためなのです

もしかしたら、
僕は、僕を
好きになったのかもしれない

こんなに美しいものを愛で
こんなにも綺麗な音を聴いてる

誰のものと比べるでもなく
平らに
すべては存在しています

きっと
実際のところの物語では
僕らもまた
同じように
綺麗に並んでいる
のではないでしょうか?

そうでないと
僕の心は温まらないし
永遠に満たされたりはしない

そう思います

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