うつかそう

おはようございます!いかんいかん、このままじゃ書けなくなると坂口さんの100問100答から切り上げてきたが、これこそ僕の欲しがっていた読書体験ではないのか。休みの日の昼なんかは本が読めない本が読めないと文句を言っている。今は本を読んだままじゃ文章が書けないと。

ハイキュークロニクルを今日買って帰ることにした。もっかい俺の近いところからディグっていく必要がある。古舘春一はたぶん文章を出版していないから、この9万字インタビューだかは大変貴重だ。図書館に寄って帰れるかは怪しくなるが、こっち優先。図書館の本もなるべく早く受け取りたいけど、明日休みだしな。とりあえずクロニクルの在庫がある店舗を調べる。バイト先の最寄のアトレにはなさそうだから、津田沼の丸善かなあ。あそこも五分五分か、いやたしか千葉くまざわ書店にはあった。改札をでなくてはならないがそのくらいやりますよ。

千葉店になかった。つい最近はブックスキューブリックの本を読んでいるが、本屋というのは売れ行きをみてどうしても在庫を新陳代謝していく必要が、お客の立場から考える以上にあるらしい。だから、この前僕がペリエ千葉店でクロニクルを買わなかったから今在庫がないのだとも考えられる。しかし本八幡店にはあるらしい、ここなら帰り道途中下車するだけで買いに行ける。なんとなくだが、図書館の閉まる17:15までに最寄駅に着きたい。図書館には寄れなくてもいいから。さくっと。

返して!返してよ!と女、触んないで!と彼氏らしき男。大きな声で喧嘩をしている。僕が通りすぎた少しあとにそのトーンはピークを迎えていた。

念の為バイト先の近くの有隣堂の在庫も調べてみたが、なかった。しかし藤沢はくまざわ書店にも有隣堂にもハイキュークロニクルの在庫がある。あと今どきネットで大抵の書店の在庫は見ることができるらしい。大型書店に限るのだろうか。

返して!返してよ!バン!とカバンを叩くような音。彼氏が彼女を叩いたのかと思ってびっくりしたが、そう思いたくないからそう感じたというのもありつつ、でも中に柔らかいものの入っている布の袋を叩いているような音が聞こえた。中にあるのは人間の肌ではないと思う、ぺちっ、という音の要素は感じられない。そのあと、ほんとやだ!と彼女が駆け足で遠くへ行く。そのまま階段を降りてどこかへ行ってしまう感じではない。わからないけど。彼氏はあくびをする、このまえTwitterで、誰だったかな、男の、食らっちゃってるときにあえてあくびをするというのはヤンキー仕草だ、かくいう僕もよくしますけど、みたいなツイートを見た。それを思い出した。

そうちょうど座布団をひっぱたいたような音。叩いて、手のひらはそのまま座布団の上にある。ぺんっと息子の頭を引っ叩く父親の手ではない。手はしばらくそこにある。しかし彼女はどこかへ行ってしまった。ベランダで布団を叩く音にしては低すぎる。


おつかれさまです!ハイキュークロニクルゲット!!くまざわ書店本八幡店、駅のとこのシャポーにある、ナイスハイキューコーナーでした。年季が入った感じの構内で、本屋も思っていたより全然小さかったけれどハイキュー関連の書籍の集め方にはすごい熱を感じた。こういうとこで買うとええ。センスの哲学は近所の精文館書店で買うのもそりゃそれでいいと思って買ったんだけど、今いちスタートダッシュ決めきれず。ここで買いたい、ここだからこそっつーか、その本屋にこれを買いたいと思わされないとダメなんだよな。それが直感で本を選ぶことで、速さは関係ないのかもしれない。散々悩んで、時間もらって、ようやく買わされることもある。別にここじゃなくても帰るんだけどな、いやそんなこと思うことはあまりないか。乗り換え、船橋駅で。

Yahoo!乗換案内の設定をいじる。この前熊本へ向かう道筋をあれこれ調べているときに、交通手段を普通電車のみにしぼったりしているうちに、乗り換えのスピード設定みたいなのを見つけた。ゆっくり、少し急いで、急いで、みたいなモードが設定できるらしい。僕は常に少しゆっくり、もしかしたら少し迷うかも、みたいな説明文が下に添えられたそのモードを使っていたらしい。それを今日、後でまた変える必要がでてきそうだなと狼狽えつつ、少し急いでモードに変えてみた。経路を迷わずに歩くことができる、とサブタイトル。ちなみに一番速いモードだと、経路を熟知しているという自負が必要とのこと。もっとも、先に千葉駅から出る電車と、最速で千葉に向かえる電車の到着時間を見比べて、これいけるじゃんとなってから、確認のさらに確認、ほんとに検索結果が変わんのかよ、これは乗り換え5分、慣れてりゃ歩いててもまあゆとりはあるけど、少し急いでモードに引っかかってくれんのかな、と確かめてみた形なのだが。そしたら出てきた。テンション上がる。これで、17時ちょうどに最寄駅に着く。つまり図書館で本を借りられるかもしれない。図書館に着くのは17:10前になると思うので、閉館の5分前。返却ならまだしも借りるのはちょい迷惑かもなーと思いつつ、電車を降りてから考える。いまんとこは行きたいけど。なるべくスムーズな動作をこころがけよう。成田空港行きに乗る、千葉駅で乗り換え忘れないように。

ラーメン屋に行きたいがやめる。蘇我の鐵には高校生のときからお世話になっている。学割ラーメンが600円とかで安かった。三田本店の二郎も同じ値段だと考えるとすごいな、破格だな。鐵の学割ラーメンは高校生までじゃなかったかな、大学生のときも一度は行ったと思うんだけど、まったくあの値段で食った記憶がない。いつ食べても、高校生のとき食った毎回のほうが美味い。飛び跳ねるほど、心臓が涙でだくだくになるほど美味かった。部活の帰りだったし塩分を欲していた。そこにあの背脂。俺は背脂といったら味噌なんだよ。オヤジの、栄光セアブラはなんだよ?

さあ着くぞ。お子づれのお母さんに席を譲れず、隣の隣のサラリーマンさんに代わりに譲ってもらい、そのまえはばあちゃんがこの電車に乗っていいのか悩んでいたようにみえて、目も数秒あったけどなにもいえず、いまやたらと広がるカラスの羽が鮮明に、ゆっくり見えたけど、とにかく最寄駅に着いた。

レンタル成功。

ま、閉館の9分前くらいには受付できたから許してやってくれ。細くね?腕。引越しバイトやってたおかげでここから先のなんていうの、関節より末端側のうち、藁納豆みたいにひろがっていく部分の筋肉はやたらと分厚いんだけど、手首は細い。この撮り方したら誰でも不健康にみえるのかな?なんか栄養足りてなさそうな腕に見えるけど足りてます。足るを知ってるだけです。タルを知る。タルを知るがいまの口癖なのですが、レミちゃんに連呼してたらなあんじゃそりゃ!と言われた。なんで説明したんだったか、うまく説明できないと踏んで、適当に、ざっくり説明する方針に。なんかこう、どのくらいあれば自分は充分なのかを知っとくってことよ、って言った。いいじゃん。タルを知った説明やん。

こんばんは、疲れたようやく帰ってきた。もう22時過ぎだよ。帰ってきたというのはもちろん鬱から。鬱とかそうとかよくわからなんだよね、どっちがどっちなんだろう。もしや僕は躁鬱ではないのかな、なんて思ってみるとたちまち血の気が引いて冷や汗が出てくるから怖くてそうしないようにしていたんだけど、鬱になったらキョーへーサカグチショーを観進めたりアオアシをKindleで買っていいことに昨日なったのでそれでもいいのか、と思いつつ、やっぱり風呂上がりにそうなって、でも途方にはくれていない。多分今もその最中にいるから解決しなくても問題ないことがよくわかっている。ひた隠しにせず、ただ大丈夫だとわかる、その状態でいていい、そこはいていいというかいたら、大丈夫だった、という知見のサンプルが新たに生まれる、当たり前に、日の数だけ。楽になろうとして書いているのではないと思う、やりたいことを試して、その中に細かい苦しみがあって、取り除くというよりはさらに底を引き裂いていくような感じで時間をクリエイトして、そして俺だけのお金が生まれる。そういう経験を北九州でして、書き方は少し変わってきたみたいだ。苦しいのは嫌だがなにかとついてくるもんでもあるから、その度頭を捻って、この頭をひねるって言葉の漫画性に心惹かれながら、克服するわけでもなく蹴散らしたりもせず、なんとかなるまで待つ、に近いような心持ちで、しかし耐え凌いでいると表現するほどには別に何かと戦っていない、みたいな感じで、書いている。書いている時以外のことは覚えていない、僕が今書いているからだろうか。書いている時のことも覚えてはいない、書いている間はなんとかなっていたということだけわかるから、だからというわけではないが書く。どうせなんとかなるんだろうなとは思うが、だからと言ってやる気にはならないのが面白いところだ、死にたいのではない、つまらないともちょっとずれる、なんだっっけ、俺にも何かできることがあると思えたら鬱から抜け出して体が動き出すという動作のイメージではまだ全く不十分で、とにかく、落ち込みたいなら落ち込む、いや落ち込むもクソもないのかも、寝ていたいなら寝て、いてもたってもいられなくなってもちょっとねていて、起きるか、と先に声を出してから起きるのは朝の僕で、その時の僕はそうでも鬱でもない、そこからゆるやかにそうへと向かっていくのだが、あれは鬱なのかもしれないとも今は思う。

もうちょっと、もうちょっとで4000字に乗っかってしまうのでさっさと終わっちまえーなんて思いつつ、まだ書きたいことあるんだけどな、と思いたがりつつ書きたいことは書いたし書きたいことだったのかもわからないがまあ忘れるのも当たり前か。書いた。

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