うれしい報告。

先日の受診で
胸水が減っていた!
レントゲン写真で先生と一緒に確認して、
前回との違いがわたしでもはっきり目視できた。
4月の頭に風邪をひいてから、
白いモヤが増えてたけどそれも綺麗になってた。

減ってる!すげー!
って声に出て、
クールな先生も少し笑ってくれた。

西洋医学すげー!わたしにあってた。
食事内容は以前より少し気をつけているだけで
大きな食事療法は行っていない。

抗がん剤のほかにこれだ!と思うのは、
精神科で出してもらった2つの睡眠導入剤。
薬があると、真っ暗な穴に落ちたような感覚に
なるくらい深い眠りにつける。
そして、薬がなかった頃をおもうと
眠りに入りやすく、覚醒してもまた眠れる。
二次障害だったこともあって
導入剤だったから服薬を受け入れられたが
強い薬をあの時の自分の状態だったら
受け入れられなかったな。

服薬を指示通りのむこと、
睡眠とストレス減少の環境設定、
金銭の心配を減らすこと

全部1人では背負いきれなかった。
今世に残るために存在してくれてるパートナーと
関わりのあるみなさん、本当にありがとう。

まぁ、レントゲンなので、
散った癌たちがどうなっているのかはわからない。
血液データで異常がないので、
不必要な検査はしない方向。

治療のため入院から、
半年が過ぎようとしている。

病院を出て、
こんなにゆっくりと
人は治っていくんだなーと
感じた。


入院前の人生の流れ方とくらべて1/10くらいの体感。
雲が流れていくのをぼーっと待てなかったな。
ずっと仕事やどうやって生きていくかのことばかり
気になってた。


その頃の私の口癖は
生きているだけでお金がかかる。
税金は減額できても払わないといけない分があるから
秒を刻む毎にお金がどんどん減っていく感じで
無力感でいっぱいだった。

いまもあまり変わらないけど
時間の流れが違うことだけは受け入れられて
全く変わってしまった場所にいることを
認識しただけだ。

胸水が減ったことを喜べる自分でよかった。

末期がんの方や別の疾患で亡くなる方、
死の選択ができる国などを
YouTubeの番組でみている。


ご飯も作れない日があるのに
国を出る力がわくことはなさそう
それよりも人様に迷惑になることを
忘れてしまう限界値になにか行動を起こすぐらい。
それらのことばかり考えていた時期からは
少し脱した。


大病したときに精神科に自ら掛け合ったのは
死にたくなかったからではないのだけど
精神的なしんどさは、相性のあう医師にであい、
薬を飲むことが、脳みそを戻すことができる道だ。

言葉が話せても
身体と心と頭がごちゃごちゃしていたら
足元がかたまらない。

脳みそをとり戻して、わたしは決めたい

植物園

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