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カランメソッドに興味を持ったら読む note

「カランメソッド」は、ダイレクトメソッド(直接教授法)と呼ばれる英語学習法の一つで、故ロビン・カラン(Robin Callan)氏が創始したプログラムです。

通常の四倍のスピードで英語を習得できる」と言われています。詳しくは、まずは公式の日本語紹介ページを一読することをおすすめします。

この note 投稿時点で Callan Method Organisation からオンライン正式認定校の指定を受けている日本のスクールの選択肢は二つあります。

この記事にはアフィリエイトリンクは貼っていませんし、特定のスクールをおすすめすることもしませんが、私自身は 2018 年にネイティブキャンプのカランメソッドレッスンを受講しました。

カランメソッドのコースは Stage と呼ばれるのですが Stage 2-4 を修了しました。極めたというレベルでは全くないのですが「ある程度やった」と言う資格くらいはあるかなと思います。

カランメソッド Stage 4 レッスン修了証明書

で、やってみてどうだったかというと・・「やってよかった!」と思っています。母国語で話すときのように無意識にとにかく話し始めることができるようになり、しかも破綻していない文の構造で言い切るということが徐々にできるようになっていきます。

ただ、性格や目的によってはかなり向き不向きがあるプログラムではあることは事実です。これからやる人のために自分の体験を書き残しておこうと思い立ち、この note を書きました。お役に立てば幸いです。

参考までに、私がカランメソッドを始めたときの状況を書いておきます。

  • 当時 30 代前半、帰国子女ではなく、国内の一般的な英語教育のみ

  • すでに 2 年以上、週に数回のペースでオンライン英会話を続けていたので、英語での会話レッスン自体には慣れていた

  • 英語での会話能力は、自分の専門領域(IT、プログラミング)であればほぼ問題なかったが、それ以外の雑談などは不安があるレベルだった

  • 参考までに受講前の TOEIC L&R のスコアは 925(その後の最高点は 955 だが、カランメソッドが上昇の理由ではなさそう)

全く同じ状況という方はさすがにいないとは思いますが、当時の私のようにオンライン英会話をある程度やっていて、次のステップアップとしてカランメソッドに興味を持つ人は多いのではないかと思います。

参考のために当時の TOEIC スコアを書きましたが、基本的な語彙さえ身についていれば L&R のスコアはあまり関係ないです。とはいえ「まずは英語での会話自体に慣れたい」という段階の方はちょっと大変かもしれません。講師とのやりとりは全て早口な英語で、ペースも割と早いですし、細かい間違いも割と厳しめに訂正されます。そこで心が折れないような強い気持ちは持っておく必要があります。

脅かすわけでは全くないのですが、少なくとも中級の英語学習者にとって決して楽なレッスンではないことは覚悟しておいた方がよいと思います。事前にこの note を最後まで読んでおけば、心の準備ができるはずです。

この note では、以下の目次で私の体験と感じたことを紹介していきます。


当時の私のレベルと受講理由

まずはじめに 2018 年当時の私の英語のレベルとカランメソッドレッスンの受講に興味を持った背景について紹介します。

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