関田聖和「専手必笑」

公立小学校勤務 教育学修士 幼・小・司書教諭免許有 特別支援教育士SV・公認心理師 造…

関田聖和「専手必笑」

公立小学校勤務 教育学修士 幼・小・司書教諭免許有 特別支援教育士SV・公認心理師 造語「専手必笑」は「教師の専門性を活かして,笑顔で育てる教育を目指して取り組むこと」 この世の中から,「学級崩壊・特別支援教育」という言葉がなくなることを願っています

最近の記事

運動会で使う号砲は……?

運動会が行われている時期になりました 時折,号砲,つまり競技用ピストルの使用が話題になります 聴覚過敏のため耳が痛くなったり, また,怖がったりする子どもがいるのです どうしても,競技用ピストルじゃ無いとダメ? 上記のような子どもがいる場合, 号砲は,競技用ピストルで無いとダメなのかどうかの議論する必要があるのでしょう 「運動会では,号砲で競技用ピストルを使うもんだ!」 ということは,合理的な理由にならないので,考え直す必要がある時代になりました 競技用ピストルには,

    • VLCメディアプレーヤーで左右反転して再生する方法

      動画でダンス練習をしたいと考えても,左右反対で無い動画を撮ってしまったら,これは……ってなりますよね でも,VLCメディアプレーヤーでは,簡単に設定することで,左右反転させて動画を視聴できます ツールバーから, ツール(S) → エフェクトとフィルター(E)を選択 ビデオエフェクト → ジオメトリ  ジオメトリ内左側 変換に ☑ を入れます 水平方向反転 を選択 すると,左右反転の動画になります 弱点は,毎回,この設定をしなくてはいけないことです 左右反転の動

      • 支援教諭として何から学べばいいのかわかりません

        Q.支援学校の教諭として、何から学べばいいかわかりません 現在、特別支援学校で勤務しています。今年で5年目になります。障害のことの他に、どのようなことを学んでいけばよいのかわかりません(もともとは、小学校教諭を目指していました。お恥ずかしながら、障害の特性しか知識がありません)。これまでは、先輩教員の真似をしてアドバイスをもらいながら実践してきましたが、これではいけないと思い、質問させていただきました。(まめ先生・20代男性・小学部4年生担当) というお悩みを担当しました。

        • Microsoft Excelで,ノートづくり

          著作権絡みのニュースは,多くなりましたね ノートや原稿用紙類は,大丈夫でしょうか 安易にコピーをしていませんか いませんよね…… 方眼ノートなどは,Microsoft Excelで 簡単に作ることができます 忘れた子には,印刷して渡しましょう Microsoft Excelで 「列の幅や行の高さをcm単位で指定する」 Microsoft Excelを立ち上げて…… 1.表示 → ページレイアウト を選択 2.ホームに戻り,全てのセル選択をする   (左斜め上に,グレーの

        運動会で使う号砲は……?

          書くときのヒントになる「おおきいみかん」

          新年度から2週間が経とうとしています 何かといろいろと書かせたくなる時期でもありますよね 日常での書く活動やノート指導 もう始まってますよね 私は,小学1年生であっても,入学式の次の日は,連絡帳指導から始めていました まさか1年生の1学期は,ノートを使わせません! なんて学校はないですよね(笑) 書くという活動は, 脳の発達にも直結する大切な活動ですから…… 臨時講師一年目 つまり大学卒業してから,教職の世界に飛び込んだ年 子どもたちの作文が毎日載っている学級通信を 2

          書くときのヒントになる「おおきいみかん」

          「ケイジ」と「ドウジ」

          昔先輩先生から, 「仕事を横に並べるな。一つずつ取り組んでいけ!」 と言われたことがあります。 またある友人からは, 「仕事って,いろいろなことが降って湧いてくるけど,  どれもちょっとずつやれば,一気に終了ってあるよね」 と。 どちらが間違っているわけではなく,どちらも正解です。 料理に例えてみると, レシピを見ながら, 「1番は,○○して,2番は……」 と順に手順を追って作る方法だという方。 レシピをざっと確認して,画像もぱっと見て全体をつかんだら調理に入る方。

          「ケイジ」と「ドウジ」

          「鍛えていないから」なのか……

          子どもたちをよく見ていると, できるまでの過程に,ばらつきがありますよね 場合によっては, かかった時間も ゴールにたどり着く方法も 違う場合があります ものさしを使うシーンを想像してみましょう 高学年は,様々な場所の長さを測るとき, いろいろな方法を工夫して,やりとげるのでしょう ものさしよりも長いところは, 印を付けたり, 友だちのもっているものをつなげたりして…… しかし,低学年になると, 目盛りと目盛りの間に測るところがきてしまっても, あんまり関心が無いよ

          「鍛えていないから」なのか……

          土日は,こんな感じ……

          第2回 Web講演会 子どもへの不適切なかかわりを防ぐための具体的な方法  川上康則 先生(杉並区立済美養護学校) を視聴 コロナ禍からか, 土日は,オンラインセミナーを見ることが ルーティーンになってきた 昔は,対面のセミナーによく行ってた そこで仲閒に出会い,話をし,ご飯を食べる これはこれでいいところもあるけど, 疲労もたまるようになった体には,毎週はきつい 今はオンラインに頼ってる もちろん対面だと, 講師先生に顔を知ってもらえることもあるし, 新しい仲間と知り

          土日は,こんな感じ……

          チエルマガジンセミナー2024春夏

          \GIGAは次のステージへ/ 授業改善を進めるために先生も「個別最適」な学びをしよう 東京学芸大学教職大学院 堀田 龍也 先生 信州大学 佐藤 和紀 先生 このお2人の話を聞きたかったので参加です 後日配信もあるので,復習もできそう では今からアクセスします

          チエルマガジンセミナー2024春夏

          K-ABCⅡ

          昨夜は,こちらで学んでました 第1回 Web講演会 KABC-Ⅱの活用を通した多角的なアセスメント  小林 玄 先生  (東京学芸大学学生支援センター/教職大学院) KABC-Ⅱは,学校に勤める心理師にとっては,重要なアイテムのように感じてます でも,数回しか触ったことがなく,理解を進めたいと思っているところに,この研修会がありました 初級から応用と,分かりやすい解説でした。 時折,保護者さんから検査結果をもってこられることもあるので,こういう継続的な学びは必須です

          魔法の言葉「まだ」

          人をけなしてしまう人ほど,自己嫌悪に陥りやすいと言います これは,脳の作用によるものなのです。 悪口は,もちろんダメです これは,子どもたちも容易に理解できます そしてこの話をすると,感じ入る子どもは,大きく頷いて聞いています 学習課題に対して,やる前から, 「できない」 「分からない」 「無理」 と言うと,本当にそうなってしまうのは,不思議です だから,子どもたちには, 「まだ,できない」 「まだ,分からない」 「まだ,無理」 と言いなさいって,話してます そうす

          魔法の言葉「まだ」

          算数が苦手な子どもへの個別支援プリント

          実際の算数の授業,特別支援教育の知見,つまずき予想をもとに,携わらせてもらいました。 6つのステップとして,分冊しています。 ステップ1(小学1年 前半) 10までの数,10までのたし算・ひき算,20までの数,数えること ステップ2(小学1年 後半)   くり上がりのたし算,くり下がりの引き算,大きな数,数えること ステップ3(小学2年)  たし算の筆算,ひき算の筆算「2けた-2けた」,「3けたー2けた」  ステップ4(小学2年)  かけ算の九九,かたまりを数える

          算数が苦手な子どもへの個別支援プリント

          漢字が苦手な子どもへの個別支援プリント

          ちょっとしたトレーニングになるワークシートなども,書かせてもらっています。これらを4つのステップとして,分冊しています つまずき予想をし,実際の漢字指導や子どもへのフォローを特別支援教育の知見をもとに,編集させてもらっています 『改訂 漢字が苦手な子どもへの個別支援プリント』 (清風堂書店) です 4つのステップに分冊 ステップ1   ひらがな・かたかな・すうじ ステップ2   1年のかんじ(80字) ステップ3   2年のかん字前半(80字) ステップ4   2

          漢字が苦手な子どもへの個別支援プリント

          算数ランチ

          若い先生から,「習熟度を上げたいのですが,プリントばかりだと飽きてしまって……」と相談がありました。GIGA端末に入っているアプリもまだ無味乾燥でなかなか取り組みたくないようです。そこで,以前,阪神教育サークル「楽笑」で教えてもらった「算数ランチ」を伝えてみました。 「算数ランチ」と称して,プリント大会  ちょっと算数の問題を個別に取り組ませたい。解ける子が課題をしている間につまずいている子にかかわりたいと思ったときに,「算数ランチ」と称して,プリント大会をしていました。

          前頭葉の活性化!声を出して音読!

          以前,「教材・授業開発研究所ニュース」というメールマガジンで発信した記事です 登録はこちら https://mypage.mag2.com/subscribe/SubscribeMagazineLoginDispatcher.do 脳の中でも,前頭葉は,規範意識をつかさどるところです。手っ取り早く?活性化させられる,音読を取り上げます。  国語はもちろん,文章題に,教材や資料を読むなど,各教科で音読は欠かせませんよね。図書館での読み聞かせは,聴いてお話の世界に浸りますが

          前頭葉の活性化!声を出して音読!

          クリエイティブ コモンズ ライセンス

          画像を入れたい  イラストについてはなかなか悩ましい問題にぶち当たってしまいますよね。  子どもたちもファイルづくりに慣れてくると,画像を入れたくなってきます。 その気持ちも分からなくもありません。そのようなときには,「クリエイティブ コモンズ ライセンス」を使うと安心です。 ネット検索して,コピペは危険  PowerPointなどを使っているときに,画像を探して入れるとなると,ネットで検索してコピーして貼り付け!なんてしているのではないでしょうか。これでは,引用のよう

          クリエイティブ コモンズ ライセンス