私がこだわる湯船のベストの深さ
今回は実家の館主でもある父に言われた湯船の深さの基本について解説させていただきます。
私がこだわる湯船のベストの深さは約80cmで、座面として広めの段が付いている湯船です。
その理由としては、段に腰をかけてお湯から心臓が出る高さで、そして腰をずらすと肩まで浸かる深さだからです。
一般的な多くの湯船は浅いため、肩までお湯に浸かるためには湯船の底に身体ごと寝そなければなりませんが、
父曰く、お客様の身体を湯船の床に触れさすのは、肌がゴミや垢に触れることになり大変失礼なことだと言っていたのを記憶しております。
そのための目安として、湯質泉質ランキングガイドでは湯船で1番深い所の深さの記載をしております。
湯宿に行かれて、その湯船の深さからくる静水圧による締め付け感や
身体のほぐされ感、さらに深いことでの温まり感は浅い湯船と比べたら全く違う触感があるものです。
湯量を自慢とする湯宿の深い湯船を体感するのも楽しみ方の一つですね。
湯守人 Kentが湯船の深さが必要な理由につて解説させていただきました。
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