湯宿の本来の姿と「地震」
今回は湯宿の本来の姿とはどういうものかについて解説させていただきます。
昔から続く湯宿は岩盤の上に建っていることが多く、
その岩盤を6000度のマグマの熱で温められたお湯が岩盤を割いて登ってきます。
当然「敷地内に源泉があり」また「川の近くに建っている」などの特徴があります。
このような湯宿の建物は地震に強く、泉質にもハズレがないものなのです。
しかしながら源泉を持つ湯宿として、一番恐れているのはやはり
「地震」となります。
源泉の変化(枯渇 湯量の減少 成分の変化 温度の低下)もさることながら、
地震によって湯脈が分断されて源泉が出てこなくなる場合が多々あるためです。
地震があると「ドキッ」とするのは温泉関係者と湯宿を実家に持つ私だけでしょうか?
湯守人 Kentが湯脈を持つ湯屋が恐れる「地震」について解説させていただきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?