見出し画像

温泉・源泉・泉質の違い


今回は温泉の混同して使われている用語について解説させていただきます。

簡単に「温泉」「源泉」「泉質」の意味を整理すると、

地下から湧出してきたすぐのお湯が「源泉」 その成分が「泉質」となります。

また「源泉」をタンクに貯めたり、他から引っぱってきて施設内の湯船に貯めたのが「温泉」となるのです。

つまり源泉かけ流し源泉=温泉ですが、循環・塩素入りの場合は源泉≠温泉となり同じものではありません。

しかし一般的には「温泉」という言葉で総称されて使われており、源泉掛け流し循環・塩素も混同されて理解されているのが現状です。

またこの「温泉」としての最高レベルは足元湧出といって、湯船の床下から源泉が湧き出てきてそのまま湯船に溜まるというものです。

これは源泉が湧き出た時間と湯船にたまりお湯が肌に触れる時間とに差がないため、鮮度の良い源泉をそのままを味わえる優れものなのです。

例としては、山梨県 奈良田温泉 白根館の湧出形態がこれにあたります。

湯守人 Kentが源泉掛けや循環・塩素を混同して温泉として総称されて使われている現状について解説させていただきました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?