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入浴の歴史その2

今回は昨日に引き続き入浴の歴史について解説させていただきます。

昨日、江戸の初期の風呂は、膝から下を湯に浸し上半身を湯気で蒸す「蒸し風呂」(現在のサウナ)が主流と記事にしましたが、

その当時にそこに敷く敷物を「風呂敷」と言い、現在使われている「風呂敷」はそこから出来た言葉です。

そして現在のように、首まで湯に身体を浸す「据え風呂」が登場し現在に続くのでした。

また江戸の中期から庶民も銭湯に行くようになりましたが、大人気の銭湯は江戸の中心部に集中していたため、郊外で暮らす庶民は中々銭湯に行くことが出来ませんでした。

そこで郊外で暮らす庶民に向けて浴槽を乗せた船でお湯を運んだのが
「湯船」
のはじまりです。

その後、浴槽と湯船とが同じ意味として残ったのでした。

湯守人 Kentが入浴から発祥した風呂敷と湯船の由来について解説させていただきました。

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