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うちの子は繊細キッズ?HSCセルフチェック

きょう9/1は、だじゃれの日

日本だじゃれ活用協会によって「だじゃれは世界を救う」を合い言葉に、世の中に笑顔と希望を広げる目的で制定されたそうです。

だじゃれは、脳の活性化や、場の雰囲気を温かくする効果があり、人間関係が良好になったり、恐怖心や緊張感を緩和することができます。

HSCのユーモアセンス

子供が、人の仕草や態度、声のトーンなどを注意深く観察し、相手の顔色をうかがいながら、茶目っ気いっぱいの笑いをとってくることはないでしょうか。また、本人は意識していなくても、その場の雰囲気や空気を和ませることができていませんか。

ユーモアセンスいっぱいのHSC。

そんなHSCですが、なぜ、HSCに優れたユーモアセンスがあるといわれるのでしょうか。

HSCには、

  • 共感力が高い

  • 洞察力が鋭く、相手の感情を読み取れる。

  • 相手の表情や目線などのかすかな変化に気づきやすい。

  • 1つの物事を深く掘り下げ、とことん追求したり、情報を読み取る。

などの特徴があります。

いろいろな事に興味を持ち、なぜ?どうして?と探究することで、知識が蓄積され、ユーモアにつながる話題も豊富です。また、周りをよくみているので、相手の好みや笑いのツボに気付くこともできます。人が困っているのを察知し助けてあげたり、場の空気を読み和ませたりと、「人を楽しませることが好き」「人の笑顔をみたい」と思う心の優しい子が多いのです。

ユーモアセンスは、良好な人間関係を築くうえで非常に大切です。
HSCの持つユーモアセンスにさらに磨きをかけるために、親子で一緒に、「だじゃれ」を考えて言い合ってみるといいですね。
親子のコミュニケーションも増え、子供の語彙力アップにもつながります。

【繊細キッズ(HSC)とは?】

Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略称で、人いちばい敏感な気質を生まれ持ったこどもという意味で、HSC(エイチ・エス・シー)と呼ばれています。

HSCは、感受性がとても強い 繊細なこどものことで、5人に1人くらいの割合に当てはまる生まれつきの特性で、障がいや病気ではありません。

【繊細キッズ(HSC)の4つの特徴DOESとは?】

繊細キッズ(HSC)の4つの特徴とは

D 「深く考えをめぐらせ情報を処理する(Depth of processing)」
O 「過剰な刺激を受けてしまう(Overstimulation)」
E 「感情が動きやすく共感しやすい(Emotional response and empathy)」
S 「ささいな刺激を察知する(Sensitivity to subtleties)」

これら4つの特徴の頭文字をとって「DOES(ダズ)」と呼ばれています。

DOES(ダズ)1つ目の特徴

D「深く処理する」


人に対する感受性が高く、お世辞などはすぐに見抜いてしまいます。また、浅い人間関係を好みません。
物事をあれこれ深く考えるため、朝の身支度や、新しい遊具で遊ぶなどの行動に時間がかかることがあります。 1を聞いて、10を理解できる思考力を持ち、調べ物をする際なども深く掘り下げることができます。

D「深く処理する」のチェックポイント(どれかに当てはまりますか?)
物事をはじめるまでに、いろいろと考え、時間がかかる。
すこしの説明で理解できる。
1つのキーワードに対して何パターンも考えてしまう。
お世辞をいわれても、本音に気づいてしまう。
1つの物事を深く掘り下げ、とことん追求したり、情報を読み取る。

DOES(ダズ)2つ目の特徴

O「過剰に刺激を受けやすい」


人が大勢集まるような場所が苦手で、雷などの大きな音に過剰なほど驚いてしまいます。 遊園地などのテーマパークで過ごす時間は楽しいものの、家に帰り着く頃にはどっと疲れが出てしまうことも。 緊張しやすく、発表会など人前に出ることも苦手です。

O「過剰に刺激を受けやすい」のチェックポイント
(どれかに当てはまりますか?)
人混みや物音、騒音が苦手。人と会うと気疲れしやすい。
人に見られていたり、実力を試される場で、本領を発揮できない。
相手の発言に刺激を受け、しばらく考え込む。
ささいなことに過剰に驚いてしまう。

DOES(ダズ)3つ目の特徴

E「感情の反応が強く、特に共感力が高い」


相手の気持ちに流されやすく、共感能力が高いのが特徴です。 アニメや絵本などにも感情移入しすぎて、自分のことのように喜んだり悲しんだりします。
また、他の子が怒られていると自分も怒られているように感じ、気分が落ち込んだり、傷ついたりすることもあります。 仕草や目線、声色などにもとても敏感で、親や先生の機嫌や気分、気持ちの変化にすぐに気づくことができます。

E「感情の反応が強く、特に共感力が高い」のチェックポイント
(どれかに当てはまりますか?)

洞察力が鋭く、相手の感情を読み取れる。
他人からの影響を受けやすく合わせてしまう。
自分を犠牲にしてでも人のために動ける。
人の喜びや悲しみなどの感情を、自分のことのように共感できる。
怒られている人をみると自分も傷つく。
お世辞や、相手の考えを見抜いてしまう。
ドラマや小説など、芸術作品にも強く感情移入してしまう。

DOES(ダズ)4つ目の特徴

S「ささいな刺激を察知する」


冷蔵庫などの電化製品の音や時計の秒針の音など、些細な生活音が気になってしまいます。 嗅覚が敏感で、人の体臭や口臭、タバコ臭などに対して、すぐに気分が悪くなることや、触覚に敏感で、肌着のタグやチクチクする素材が気になるなど、体のあらゆる感覚が鋭いため、集中したい時に気が散って集中できなくなることがあります。

S「ささいな刺激を察知する」のチェックポイント
(どれかに当てはまりますか?)

五感が敏感で影響を受けやすい。
他人のたばこや香水のにおいで気分が悪くなる。
洋服のタグのチクチクが気になる。
他の人では気にならないような冷蔵庫や時計の音などの、小さな音に敏感に反応する。
相手の表情や目線などのかすかな変化に気づきやすい。
スマホやパソコンなどの電磁波など、目に見えないエネルギーにも過度に反応してしまいます。
第六感が優れていて、勘がよくあたるということも。


HSCの提唱者アーロン博士によると、 この4つの特徴「DOES(ダズ)」をすべてを満たしていれば、HSCだとされています。

4つの特徴の「DOES(ダズ)」に全てあてはまり、診断テストでもHSCの可能性が高い子をもつママやパパは、子どもにとって心地よく、疲れにくく過ごせるように、HSCの特徴をその子の個性の一つとして尊重し、愛情を持って関わっていくことが大切です。

うちの子は繊細キッズ?HSCセルフチェック

敏感に感じやすく傷ついたり疲れやすい気質を、ワガママな子だと感じたり、甘やかしすぎたかなと思っていませんか?
自分の子が他の子と違うと感じると不安になりますよね。
もしかすると、その子は感受性が高く繊細な気質を生まれ持った繊細キッズ(HSC)かもしれません。

そんなHSCママパパのための「HSCセルフチェック」についてまとめてみました。


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