プチDAYS 「スコップの音で眼が覚める」
短い旅だったけれど、いいPND慰安旅行になった。
というのはサンディエゴの旅にKayさんも参加、別ルートで現地で落ち合い声を聞いたぴもびっくり嬉しそうだった。当初、LAから車で参加予定だった赤ちゃんができたばかりの映像作家Junくん家族3人は急遽来れなくなった。
太平洋の波はおおらかでキメが細かい。砂を滑る音も清らかでまるで弦のトリルのようで、聞いていると耳の奥までこそばゆくなる。
ほかほかのトッテダシ(録音してすぐに放送すること。)のサニサイもやった。今日オンエアされるし、ついでにもう1週分も録音しちゃった。その放送中では「ああ、長くこっちにいて楽しいなあ。」なんてほざいているので笑い飛ばしながら温かい目で聴いてやってくださいまし。
ぴもお利口で宿泊先でのう⭕️こ、おし⭕️この場所の把握も見事だったし、空気感が変わったのが彼女にはわかるんだろうね、抱っこして散歩すると目を細め気持ちよさそうに耳を靡かせてた。(ナビかせてた。)
快晴の抜けるような青の空、体感温度が意外にピリッとドライな風、フラワーチルドレンな日焼け顔ドラマーのホームレス、凸凹に成長しすぎのサボテンの頭部、うるさいくらいブンブンアメリカ軍のヘリコプター、全てがドアを開けるとまだそこにある感じだ。
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