ボストンのフリーダムトレイルを楽しんだ巻
アメリカ最古の公園「ボストンコモン」を起点に 「フリーダムトレイル」散策をスタートさせました。
ボストンの歴史を楽しむ上で欠かせない楽しみです。今から半世紀以上前に地元出身のジャーナリスト、ウィリアム・スコフィールド氏によって考案されたこのトレイルには、アメリカ独立にまつわる16カ所の歴史的な名所が点在。ルート上には赤い線が描かれており、はじめてボストンを訪れる人でも、迷うことなく半日ほどで史跡をめぐることができます。(JALが提供する日本語サイト、ON TRIP JALより)
しかし、この出発点の住所をスマホの地図に入れると、セントポールカセドラル教会に誘われてしまう。どういうこっちゃ!重厚な建物だが教会の前にはカネをせびりに近づいてくるホームレスでいっぱいです。薬と酒でか(?)目は完全にいっちゃってます。カオス!
心を落ち着かせてボストンコモンへ戻り、何度も出発点らしき場所をうろうろすると、「あること」に気づきました。何も「フリーダムトレイル」に決まり事はないのではないか。街は観光として州立の観光案内所でイヤフォンガイドの貸し出しなどの商売をやっているのだろうし、参加希望者をそこへ誘っているだけではないか。なんせ一切の確かな情報がネットで英語で出てこないので最初うろたえたわけです。落ち着いて見渡すとそのビジターセンターあたりでイヤフォン貸し出しを進める人が立っています。なんだ、焦ることなかった、人の動きに沿い自分流に赤線を辿ればいいだけじゃん。
さあ、ビジターセンターから路面に描かれている赤い線を辿ってまずは「マサチューセッツ州会議事堂」に向かいます。イヤフォンはあったらあったで便利だとは思うのですが、どうせ僕の性格上、途中で昼寝したいとかファンキーなバーを見つけたとかで、脇道に逸れるのは目に見えてるので、自力で赤い線に沿って進んでみます。
偶然知り合った同じような動きをしていているテイムという若者と少し喋り、迷子になりそうになったら助け合おうねということにしました。互いに仲間が欲しかったみたいで、distance(距離)を保てるcompany(友達)が出来てラッキーです!!!!!
ボストンコモンは小さな公園でぼやっとした印象のどこにでもあるような公園です。(やめなさい!☜怒られるで。ボストンの人に。)でも歴史的には大きな意味のある場所で、独立戦争が蜂起し戦う者たちがテントを張り泊まり込み、狼煙をあげた場所だとテイムは言います。このテイムも結構いい加減です。イヤフォンしてねーし。
ここから先は
Senri Garden ブルックリンでジャズを耕す
グラスワイン1杯分のお楽しみをジャズと共にブルックリンからデリバリー。エッセイ「ブルックリン物語」、ラジオ「Sen Corouge」、日常…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?