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大江千里DAYS ”N Y時間を増やしていく”

正確に覚えてはいないけれど、日本と東海岸とを往復するとある時期から時差がひどくなった。一番激しかったのは3年ほど前。帰ってきてほぼ3カ月辛かった。

「あ、わかる。それくらいかかるよね」

ニューヨーカーの日本人が言う。

「それはけっこう長い、重症だね」

という別の友人もいる。

飛行機では映画を見たり寝たり楽しくすごくのだが

おしなべて日光に当たるといいらしい。帰って来てすぐにこれをやると効果がてきめん。この分だと1週間で時差が取れる。しかし、そんな甘いもんじゃないことを早晩知ることになる。

歩いたり泳いだり食べたりして陽に当たり頑張るけど、真逆の時間を無理してやり過ぎると、逆に「時差が長引く」ことを僕は知ることになる。

今どっち向きにいる?

確かに日中、陽の光に当たるのは悪くない。しかしまだ体内にある日本時間と真逆を無理やりやると必ずぶり返しが来る。体内は日本の夜中時間なのに食べたり泳いだり歩いたり頑張り過ぎるとその後、大きな揺り戻しが苦しい。

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