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知らないあいだに誰かを助けていただって!?

私は文章を書くことが割と好きで、時々自己満足でnoteを投稿している。
見てもらった人にちょっとだけ何かを感じてほしいと思うこともあれば、忘れたくないことを形にしたいだけのこともあり、なんだかんだ暇な時があったらあれをテーマにしようかな、なんて考えている。

しかしながら、初めて記事をあげてからそんなにたくさん記事を上げたわけでもないけれど、どうやら誰かの役に立ったことが2回もあるらしい。

1回目は、北海道動物園の旅 ①|なまいきなとり (note.com)

この記事は私が大学1年の時に書いた、初めて訪れた円山動物園を私の視点で切り取って書いてみた記事だ。動物園全体を紹介しているわけではなく、動物園大好き人間の趣味丸出しの記事で、マニア向けだ(と思う)。
この記事を書いていた当初は動物園の情報収集用のtwitterアカウントを持っていて、そっちでの発信を行っていたために私のnoteにしては結構閲覧された。今はそのアカウントをなき者にしてしまった私だが、この記事は私の中で結構大事にしているので、なんだかんだ使っているSNSが変わってもたまにこんなの書いたことあるんだよ~と新しく関わっている人たちに紹介していた。
その時は円山動物園の話をしていて、円山動物園の近くに住んでいるという学生の子に見せてみると「え、これ読んだことあるよ!」というのだ。
聞くと学校の調べもの授業で近くの動物園について調べる課題が出て、提出期限ぎりぎりになってしまいこの記事をとっても参考にさせてもらったという。やたらマニアックで細かいおかげで課題が進めやすかったと。「作者さんだったんだ~その節は助かったよ」と言われてとても鼻が高かった。エッヘン。こんなこともあるんだなあととてもうれしくなった。


誰かの役に立った2回目はこの記事。

この記事は結構この記事を公開するかについて悩んだ。「痛み」「苦しみ」は私にそのつもりがなくとも人のこころを簡単に煽れてしまうので、細心の注意を払いつつ書き進めて公開に至ったものだ。最後の最後まで迷ったけど、私が見てきたものを書き残したい気持ちが勝ったから公開した。

そうしたら後日、あの記事のおかげで助かった、ありがとう。といわれた。聞くと、この記事を読んだことでその時にあった希死念慮が和らいだのだという。
自分の見てきた世界を言葉に記すことが、誰かのこころに響いてくれたのかもしてないと思うと嬉しさで心が温かくなった。

noteに関して、何か大きい目的やら大義を以て書いているわけではないけれど、「書きたい!!!伝えたい!!!残したい!!私の好きだった世界を知ってほしい!!!」という、ただそこにある正のエネルギーが何かを動かしていう力を持っているのかもしれない。
好きなもの、こと、ひと、そんなすべてに対してまっすぐ向き合うことはときどき辛かったり苦しかったり見たくないものが見えたりすることも多いだろう。私もこれまでたくさんそんな経験をしてきた。
でも、やっぱり心を動かす衝動を信じて、やりたいことに全力で向き合っていくことで自分自身にも、そして自分を取り巻く誰かにもプラスになっていくんだなと日々感じる。
だからnoteに関しても、これからも書きたいという衝動に準じて投稿していきたいと思っている。



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